ギマ
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ギマ | ||||||||||||||||||||||||||||||
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ギマ Triacanthus biaculeatus
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分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Triacanthus biaculeatus Bloch, 1786 | ||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
ギマ | ||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Short-nosed tripod fish |
ギマ (銀馬、学名:Triacanthus biaculeatus)は、フグ目ギマ科ギマ属に分類される魚類の1種。インド洋と西太平洋に分布する[1]。別名はツノハゲ、ハリハゲなど。
種小名は「二つの棘」という意味。和名の由来は鱗が細かく手触りが麻などの布のようであることに因む説や、銀色の体を持ち顔が馬のようであるからという説がある。
形態
[編集]体長は25cm、最大30cm。体型は側偏しており、体色は背面は灰色、側面は銀色。第一背鰭棘基部は黒色。胸鰭と尾鰭の全体及び背鰭と臀鰭の一部は黄色。鱗は細かい。背鰭の一部と腹鰭は長い棘となっている。腹鰭の棘は非常に固く太いので、陸上でも立たせることが出来る。
生態
[編集]西太平洋とインド洋に分布し、日本では南日本の太平洋側に多いが、北日本にも日本海側にも分布はしている。沿岸部の浅瀬の底部に生息する。漁港でもよく見られる。幼魚は汽水域にも現れることがある。群れを作り、甲殻類、貝類、ゴカイなど小型の無脊椎動物を捕食している。非常に粘膜をもつ。
人間との関係
[編集]粘膜を出し鋭い棘を持っていることから、漁師には嫌われている。しかし東海地方などでは釣りのターゲットとして人気である。また身には少しクセがあるが、カワハギ同様に肝は美味である。中国では漢方薬として使われる。
脚注
[編集]- ^ “Triacanthus biaculeatus”. www.fishbase.org. FishBase. 12 August 2022閲覧。
参考文献
[編集]- 中村庸男 編『魚の名前』(初版)東京書籍、2006年4月。ISBN 9784487801169。