ギブス島
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ギブス島(ギブスとう、英:Gibbs Island)は、サウス・シェトランド諸島のエレファント島の南西25kmに位置する島である。1825年にこの島を地図に記したジェームズ・ウェッデルにより命名された。
サウス・シェトランド諸島の地図 | |
地理 | |
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場所 | 南極 |
座標 | 南緯61度28分 西経055度34分 / 南緯61.467度 西経55.567度座標: 南緯61度28分 西経055度34分 / 南緯61.467度 西経55.567度 |
諸島 | サウス・シェトランド諸島 |
面積 | 22 km2 (8.5 sq mi) |
長さ | 13 km (8.1 mi) |
幅 | 2 km (1.2 mi) |
行政 | |
南極 | |
人口統計 | |
人口 | 0 |
追加情報 | |
南極条約の下で管理 |
概要
[編集]ギブス島は東西方向に長く伸びた島であり、長さは13km、幅は2kmで、面積は22km2である。南はブランスフィールド海峡、北はロパー海峡に面している。西部は"The Spit"と呼ばれる地峡、東部はファース半島になっている[1]。
重要野鳥生息地
[編集]ファース半島、"The Spit"及びギブス島の氷のない部分からなる369haは、約1700つがいのマカロニペンギン、190つがいのヒゲペンギン、18000つがいのギンフルマカモメの子育てのためのコロニーになっているため、バードライフ・インターナショナルによって重要野鳥生息地に指定されている[1]。
墓
[編集]ギブス島には、ドイツ人船乗りの墓がある。壮麗な十字架の墓碑銘は、次のように読める。
"Wilhelm Tolz, Matrose aus Husum, 1875 - 1912. Durch fremde Hand ertrunken. Ruhe in Frieden"
(ウィルヘルム・トルツ、フーズム出身の船乗り、1875年-1912年。溺死。安らかに眠る。)
彼や彼の死について、これ以上のことは分かっていない。
出典
[編集]- ^ a b “Gibbs Island East”. BirdLife data zone: Important Bird Areas. BirdLife International (2012年). 2012年12月30日閲覧。