ギオルギ・アハラゼ
生年月日 | 1999年4月13日(25歳) | ||||
---|---|---|---|---|---|
身長 | 1.86 m (6 ft 1 in) | ||||
ラグビーユニオンでの経歴 | |||||
|
ギオルギ・アハラゼ(グルジア語: გიორგი ახალაძე、1999年4月13日 – )は、ジョージアのラグビーユニオン選手。フランスの国内1部リーグ・トップ14に所属。ポジションは主に左のプロップ。
経歴
[編集]生い立ちとユース時代
[編集]1999年4月13日に誕生[1]。ユース時代はRCアイアに所属。2017年、翌年夏のU-20ジュニア世界選手権に向けたトレーニングキャンプに、U-20ジョージア代表として選出された[2]。しかしながら本大会メンバーには選ばれなかった。2019年4月、再びU-20ジョージア代表に選出され、同年のU-20ジュニア世界選手権に向けた南アフリカ遠征に参加した[3]。しなしながらこの年も本大会メンバーには選出されなかった。
クラブチーム
[編集]RCマシー時代(2019年–2021年)
[編集]2018年、プロD2(フランス2部リーグ)所属のRCマシーに移籍[4]。2018–2019シーズンはRCマシーがプロD2からフェデラレ1(フランス3部リーグ)に降格。翌2019–2020シーズン、アハラゼはRCマシーでフェデラレ1デビューを果たした[5]。リーグは新型コロナウイルス感染症の世界的流行により2020年3月で打ち切り[5][6][7]となったが、RCマシーは中断時点でリーグのプール1で首位に立っていた。2020–2021シーズン、プロD2とフェデラレ1の間にフランス新3部リーグとしてナシオナルが創設され、RCマシーはナシオナルに参入[8]。アハラゼはこのシーズンで先発5試合を含む6試合に出場した。2020–2021シーズンの合計出場時間は315分。
ASベジエ時代(2021年–2024年)
[編集]2021–2022シーズンからはプロD2のASベジエと2シーズン契約を締結[9]。移籍の最初のシーズンでアハラゼは期待される活躍を見せた。プロD2で合計22試合に出場し[10]、うち9試合で先発した[4]。特に2022年3月10日のプロD2第24節、RCヴァンヌを27対21で下した試合では、相手のディフェンスをなぎ倒しながら40メートルのランでトライを決めるなど、試合を決定づける2トライでその名を知らしめた[11][10]。翌2022–2023シーズンはプロD2で合計21試合に出場し、うち9試合で先発。1トライを挙げた[5]。このシーズンのプロD2第7節、RCマシー戦においてアハラゼは相手選手に対する危険なプレーにより退場処分を受け、5週間の出場停止となった[12]。
アハラゼは2023–2024シーズンもASベジエでプレー。プロD2で合計20試合に出場し、うち8試合で先発。2トライを挙げた[4]。このシーズン、アハラゼはジョージア代表にも選出され、代表初キャップを獲得した。
ASMクレルモン・オーヴェルニュ(2024年–)
[編集]アハラゼに対しては、2023–2024シーズン中から複数のクラブが関心を示していた[13][14]。そして2024年1月15日、アハラゼはASMクレルモン・オーヴェルニュと2年間の期限付き移籍契約を結んだ[15]。そして2023–2024シーズン終了後、ASMクレルモン・オーヴェルニュはアハラゼの移籍を正式に発表した[16]。
ジョージア代表
[編集]2024年1月、アハラゼは欧州選手権でジョージア代表に初選出された[17]。代表初キャップは2024年2月4日、プールステージ第1節のドイツ戦であった][18][4]。この大会でアハラゼは全試合に出場し、決勝ではポルトガルを36対10で下して優勝した[4][19]。
アハラゼは2024年夏のテストマッチシーズンでもジョージア代表に選出された。7月5日にバトゥミのアチャラベト・アレナで開催されたフィジー戦に先発出場し[20]、翌週からの太平洋地域遠征にもメンバーに選ばれた[21]。7月13日に仙台のユアテックスタジアム仙台で開催の日本戦に先発出場[22]。7月20日にシドニーのアリアンツ・スタジアムで開催のオーストラリア戦で夏の遠征を終える。
出典
[編集]- ^ “Fiche de Giorgi Akhaladze”. newspaper. 2024年7月11日閲覧。
- ^ “რაგბი. მეორე შეკრება... ისევ ლეგიონერების გარეშე”. lelo.ge (2017年12月15日). 2024年7月11日閲覧。
- ^ “U20. ოთხი ლეგიონერით სამხრეთ აფრიკაში საწვრთნელ შეკრებაზე”. lelo.ge (2019年4月2日). 2024年7月11日閲覧。
- ^ a b c d e “Giorgi Akhaladze”. allrugby.com. 2024年7月11日閲覧。.
- ^ a b c “Giorgi Akhaladze”. itsrugby.fr. 2024年7月11日閲覧。.
- ^ “L'arrêt validé par la FFR, reprise en décembre ou janvier”. rugbyrama.fr (2020年11月3日). 2024年7月11日閲覧。
- ^ “Nationale. Le championnat va reprendre le 10 janvier, avec une formule revue”. actu.fr (2020年12月3日). 2024年7月11日閲覧。
- ^ “National : les quatorze clubs connus”. newspaper (2020年6月10日). 2024年7月11日閲覧。
- ^ “გიორგი ახალაძემ ბეზიესთან ორწლიანი კონტრაქტი გააფორმა”. lelo.ge (2021年5月31日). 2024年7月11日閲覧。
- ^ a b “Pro D2 - L'étoile de la semaine : Giorgi Akhaladze, l'autobus géorgien”. rugbyrama.fr (2022年3月13日). 2024年7月11日閲覧。
- ^ “VIDEO. Chistera, course de 40m : l'énorme essai du pilier Giorgi Akhaladze (Béziers)”. actu.fr (2022年3月11日). 2024年7月11日閲覧。
- ^ “Discipline : Marcos Kremer suspendu trois semaines”. quinzemondial.com (2022年10月26日). 2024年7月11日閲覧。
- ^ “Rugby. Transfert. Un pilier géorgien de Pro D2 courtisé par Clermont, l'UBB à l'affut”. lerugbynistere.fr (2023年12月29日). 2024年7月11日閲覧。
- ^ “Giorgi Akhaladze (Béziers) discute avec Clermont”. newspaper (2023年12月29日). 2024年7月11日閲覧。
- ^ “Giorgi Akhaladze (Béziers) à Clermont la saison prochaine, c'est fait”. newspaper (2024年1月1日). 2024年7月11日閲覧。
- ^ “Rugby : l'ASM Clermont officialise l'arrivée de neuf recrues”. francebleu.fr (2024年6月10日). 2024年7月11日閲覧。
- ^ “Rugby Europe Championship 2024. La Géorgie avec 15 "Français" dont Niniashvili et Karkadze”. actu.fr (2024年1月28日). 2024年2月13日閲覧。
- ^ “Reprise du Rugby Europe Championship ce week-end”. rugbypass.com (2024年2月3日). 2024年7月11日閲覧。
- ^ “Rugby Europe Championship : la Géorgie écrase le Portugal en finale”. actu.fr (2024年3月17日). 2024年7月11日閲覧。
- ^ “ფიჯის ბათუმში ვერ ვაჯობეთ”. sportall.ge (2024年7月5日). 2024年7月11日閲覧。
- ^ “34 მოთამაშით იაპონიასა და ავსტრალიაში”. sportall.ge (2024年7月8日). 2024年7月11日閲覧。
- ^ “「リポビタンDチャレンジカップ2024」7月13日(土)ジョージア代表試合登録メンバーのお知らせ”. rugby-japan.jp (2024年7月11日). 2024年7月11日閲覧。