キヤノン EOS M2
表示
キヤノン EOS M2(キャノン イオス エム ツー)は、2013年12月[1][2] に発売されたキヤノンの2代目のミラーレス一眼カメラである。
概要
[編集]EOS M2は、1,800万画素のAPS-Cサイズ撮像素子や、映像エンジンDIGIC 5、ワイド3インチのタッチパネル機能付きの液晶モニターを搭載したミラーレス一眼カメラである[2]。ハイブリッド CMOS AF II を採用することで、EOS M と比較して大幅な AF 性能の向上を果たした[2]。また無線LAN機能も追加された[2]。ボディサイズは EOS M より軽量コンパクトになった。レンズマウントには「EF-Mマウント」を採用。専用に開発されたEF-Mレンズのほか、マウントアダプターを介して一眼レフカメラEOS用EFレンズおよびEF-Sレンズの装着も可能である。なお、内蔵ストロボは搭載していないが、ダブルレンズキットにはEOS Mに合わせて発売された、小型のスピードライト90EXが含まれている[3]。
主な仕様
[編集]- 形式:デジタル一眼ノンレフレックスAF・AEカメラ
- 記憶媒体:SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカード
- マウント:キヤノンEF-Mマウント
- 撮像素子:CMOSセンサー
- 有効画素数:約1,800万画素
- ホワイトバランス:オート、プリセット(太陽光、日陰、くもり、白熱電球、白色蛍光灯、ストロボ)、マニュアル、ホワイトバランス補正、ホワイトバランスブラケティング可能
- 測光方式:撮像素子によるリアルタイム測光
- 露出制御方式:シーンインテリジェントオート、応用撮影ゾーン(マニュアル露出、絞り優先AE、シャッター優先AE、プログラムAE)、かんたん撮影ゾーン(クリエイティブオート、ポートレート他)
- 感度:常用ISO感度100~12800(拡張ISO25600)、かんたん撮影ゾーン:ISO100~6400自動設定、応用撮影ゾーン:ISO100~6400任意設定
- 露出補正:1/3,1/2ステップ、±3段(手動)
- フォーカス:ハイブリッド CMOS AF II方式
- シャッター
- 形式:電子制御式フォーカルプレーンシャッター
- シャッター速度:1/4000~30秒、バルブ、x=1/200秒
- 連続撮影速度・枚数:4.3コマ/秒、15枚(JPEGラージ・ファイン)
- ストロボ
- 対応ストロボ:キヤノンEXシリーズスピードライト
- 内蔵ストロボ:なし
- 無線LAN機能:Wi-Fi対応
- 電源:LP-E12
- 大きさ・重量(幅×高さ×奥行き):約104.9×65.2×31.6mm、約274g(CIPAガイドラインによる)
- ボディカラー:ブラック・ホワイト・レッド・ベイブルー
脚注
[編集]- ^ “キヤノン、AFを高速化した「EOS M2」。Wi-Fiも搭載”. デジカメWatch (2013年12月3日). 2016年2月11日閲覧。
- ^ a b c d “キヤノン:ミラーレスカメラ“EOS M2”を発売 「ハイブリッド CMOS AF II」を搭載しAF性能が大幅に向上”. Canon (2013年12月3日). 2016年2月11日閲覧。
- ^ “キヤノン、EOS Mにマッチする小型ストロボ「スピードライト90EX」”. デジカメWatch (2012年7月23日). 2013年10月4日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]
画像エンジン: Non-DIGIC | DIGIC | DIGIC II | DIGIC III | DIGIC 4 / 4+ | DIGIC 5 / 5+ | DIGIC 6 / 6+ | DIGIC 7 | DIGIC 8 | DIGIC X デュアルDIGIC 特殊モデル: C - Cinema EOS | On-chip phase detection (斜字) | エントリーモデルの名称: Rebel - アメリカ | Kiss - 日本
|