コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

キャンベル・フォーサイス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
キャンベル・フォーサイス
名前
本名 ロバート・キャンベル・フォーサイス
ラテン文字 Campbell Forsyth
基本情報
国籍 スコットランドの旗 スコットランド
生年月日 (1934-05-05) 1934年5月5日
出身地 プリーン
没年月日 (2020-11-15) 2020年11月15日(86歳没)
身長 185cm
選手情報
ポジション GK
ユース
スコットランドの旗 フォルカーク
スコットランドの旗 シェトルストン
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1955-1960 スコットランドの旗 セント・ミレン 104 (0)
1960-1965 スコットランドの旗 キルマーノック 75 (0)
1965-1968 イングランドの旗 サウサンプトン 48 (0)
代表歴
1957  スコットランド U-23 1 (0)
1964  スコットランド 4 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

ロバート・キャンベル・フォーサイス英語: Robert Campbell Forsyth1934年5月5日 - 2020年11月15日)は、スコットランドの元サッカー選手。元スコットランド代表。ポジションはGK

クラブ歴

[編集]

フォルカークFCでサッカーを始め、シェトルストン・ジュニアーズF&ACに移った[1]。1955年4月に15歳でセント・ミレンFCに加入した。1960年迄の在籍で3桁の出場を記録した[2]

1960年11月にキルマーノックFCに移籍した。キルマーノックでは優勝争いに絡み、3シーズン連続の準優勝となっていたが、1965年に優勝を記録した。優勝したシーズンも正ゴールキーパーを務めていたが、娘の誕生や足首の負傷でビル・ブラウンボビー・ファーガソンにポジションを譲る事もあった[3][4]。また、このシーズンはインターシティ・フェアーズカップ1964-65アイントラハト・フランクフルト戦で第1試合を0-3で落としながらも第2試合を5-1で勝利して逆転勝利を得ており、この試合での彼はロター・シャマーのシュートをセーブしたことで絶讃された[5]

1965年12月にサウサンプトンFCに1万ポンドで完全移籍した。当初はより早い移籍をサウサンプトン側が模索していたが、キルマーノックがUEFAチャンピオンズカップ 1965-66に出場していたために、キルマーノックの同大会敗北を待ってからの移籍となった[6]トニー・ゴッドフレイが務めた正ゴールキーパーの座をすぐに奪い取り、クラブの昇格に貢献した[1][7]。しかし1966年9月17日の試合でデニス・ハリウッドイアン・キャラハンと交錯して負傷、デイヴィッド・ウェブが交代出場することとなった[8]。もう一人のキーパーのゲイリー・ガーはまだトップリーグを任せるには年齢も経験も若かったため、デーヴ・マクラーレンをクラブは5000ポンドで獲得したが、この彼も前年のサウサンプトン戦で9失点を喫しているゴールキーパーであった[8]。翌シーズンに怪我から復帰するとエリック・マーティンとの正ゴールキーパー争いとなり、彼はこの争いに勝ちはしたものの、怪我前のコンディションには戻らなかった。結局10月の試合で18歳のゴールキーパーであったピーター・シルトンのパントキックが彼の頭上を超えて得点を奪われて5-1で敗北したためにポジションを失った[1]。その後数試合に出場したが1968年1月6日の試合が現役最後の試合となり、同年5月に引退した[9][1]

代表歴

[編集]

1957年にU-23代表としてイングランド代表との試合に出場している。

1964年4月11日に行われたイングランド代表戦でA代表初出場を記録した。当時のイングランド代表は6試合28得点と好調であったが、72分迄無失点に抑える健闘を見せた[10]

引退後

[編集]

引退後はサウサンプトンのスカウトを務めた。

私生活

[編集]

孫のキャメロン・バージェスオーストラリア代表のサッカー選手である[11]

参考文献

[編集]
  1. ^ a b c d Holley, Duncan; Chalk, Gary (2003). In That Number – A post-war chronicle of Southampton FC. Hagiology Publishing. p. 512. ISBN 0-9534474-3-X 
  2. ^ Campbell Forsyth”. DT92. 16 November 2020閲覧。
  3. ^ Killie Clinch Championship on the Final Day!”. killiefc.com. 13 July 2011時点のオリジナルよりアーカイブ。9 April 2010閲覧。
  4. ^ Vallance, Matt (11 April 2014). “Forsyth recalls Scotland's hat-trick over England” (英語). The Scotsman. https://www.scotsman.com/regions/forsyth-recalls-scotlands-hat-trick-over-england-1539971 16 November 2020閲覧。 
  5. ^ Dramatic Four Goal Deficit Comeback Sees Killie Win Their First Euro Tie!”. killiefc.com (22 September 1964). 13 June 2010時点のオリジナルよりアーカイブ。9 April 2010閲覧。
  6. ^ In That Number – A post-war chronicle of Southampton FC. p. 83 
  7. ^ In That Number – A post-war chronicle of Southampton FC. pp. 86–87 
  8. ^ a b In That Number – A post-war chronicle of Southampton FC. p. 89 
  9. ^ In That Number – A post-war chronicle of Southampton FC. p. 95 
  10. ^ Sweet victory for the Scots at rain-swept Hampden”. londonhearts.com (11 April 1964). 9 April 2010閲覧。
  11. ^ Australia wins battle with Scotland for promising football star Cameron Burgess” (7 September 2014). 7 September 2014時点のオリジナルよりアーカイブ。7 September 2014閲覧。

外部リンク

[編集]