カロリーヌ・シャンプティエ
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(キャロリーヌ・シャンプティエから転送)
カロリーヌ・シャンプティエ Caroline Champetier | |||||||||
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2023年 | |||||||||
生年月日 | 1954年7月16日(70歳) | ||||||||
出生地 | フランス パリ | ||||||||
職業 | 撮影監督、映画監督 | ||||||||
ジャンル | 映画、テレビ映画、テレビドラマ | ||||||||
著名な家族 | アリス・ドゥ・ランクザン(娘)[1] | ||||||||
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カロリーヌ・シャンプティエ(Caroline Champetier、1954年7月16日 - )は、フランスの撮影監督、映画監督である。日本語では「キャロリーヌ・シャンプティエ」とも表記される[2]。
経歴
[編集]1954年7月16日[3]、パリに生まれる[3]。高等映画学院で学んだ[4]。シャンタル・アケルマンやブノワ・ジャコー、レオス・カラックスらの監督作品で撮影を担当している[5]。2009年に開催された第22回東京国際映画祭では、コンペティション部門の審査委員を務めた[6]。2009年から2012年までのあいだ、フランス撮影監督協会の会長を務めた[7]。
フィルモグラフィー
[編集]特記のない作品は撮影を担当。
長編映画
[編集]- 北の橋 Le Pont du Nord (1981年)
- ゴダールのマリア Je vous salue, Marie / Le Livre de Marie (1985年)
- 映画というささやかな商売の栄華と衰退 Grandeur et décadence d'un petit commerce de cinéma (1986年)
- アリア Aria (1987年)
- ゴダールのリア王 King Lear (1987年)
- 右側に気をつけろ Soigne ta droite (1987年)
- 彼女たちの舞台 La Bande des quatre (1988年)
- デザンシャンテ La Désenchantée (1990年)
- ギターはもう聞こえない J'entends plus la guitare (1991年)
- 魂を救え! La Sentinelle (1992年)
- ゴダールの決別 Hélas pour moi (1993年)
- シングル・ガール La Fille seule (1995年)
- アリスの出発 En avoir (ou pas) (1995年)
- ポネット Ponette (1996年)
- ドライ・クリーニング Nettoyage à sec (1997年)
- 溺れゆく女 Alice et Martin (1998年)
- 夜風の匂い Le Vent de la nuit (1999年)
- マチューの受難 Selon Matthieu (2000年)
- H story (2001年)
- ソビブル、1943年10月14日午後4時 Sobibor, 14 octobre 1943, 16 heures (2001年)
- デュラス 愛の最終章 Cet amour-là (2001年)
- イカレた一夜 Carrément à l'ouest (2001年)
- 不完全なふたり Un couple parfait (2005年)
- 殺し屋 Le Tueur (2007年)
- 七夜待(2008年)
- TOKYO!(2008年)
- 神々と男たち Des hommes et des dieux (2010年)
- ホーリー・モーターズ Holy Motors (2012年)
- ハンナ・アーレント Hannah Arendt (2012年)
- 画家モリゾ、マネの描いた美女~名画に隠された秘密 Berthe Morisot (2012年) - 監督・撮影
- 不正義の果て Le Dernier des injustes (2013年)
- チャップリンからの贈りもの La Rançon de la gloire (2014年)
- めぐりあう日 Je vous souhaite d'être follement aimée (2015年)
- 夜明けの祈り Les Innocentes (2016年)
- 田園の守り人たち Les Gardiennes (2017年)
- アネット Annette (2021年)
テレビ映画
[編集]- 危険な関係 Les Liaisons dangereuses (2003年)
受賞
[編集]脚注
[編集]- ^ “Coup de coeur sur Alice de Lencquesaing”. L'Express (2013年4月20日). 2016年11月26日閲覧。
- ^ “母と娘のドラマを描く感動作『めぐりあう日』監督が語る”. ぴあ映画生活 (2016年7月29日). 2016年11月26日閲覧。
- ^ a b “Caroline Champetier”. Internet Encyclopedia of Cinematographers. 2016年11月26日閲覧。
- ^ “Cinematographer Caroline Champetier Discusses Her Acclaimed Career "Shaping the Light"”. The Huffington Post (2016年9月29日). 2016年11月26日閲覧。
- ^ “10 Of The Most Intriguing Academy Invitees To This Year's Diverse Class”. MTV (2016年7月1日). 2016年11月26日閲覧。
- ^ “イニャリトゥ審査委員長が「パワフルで心に響く作品選ぶ」と意欲満々”. 映画.com (2009年10月20日). 2016年11月26日閲覧。
- ^ “Entretien avec Caroline Champetier”. La Cinémathèque française (2014年1月29日). 2019年4月13日閲覧。
- ^ “Polanski, 'Of Gods and Men' Win Cesar Awards”. TheWrap (2011年2月25日). 2016年11月26日閲覧。
- ^ “Chicago 2012: 'Holy Motors' Wins Top Honors at Festival”. The Hollywood Reporter (2012年10月20日). 2016年11月26日閲覧。
関連文献
[編集]- Payen, Bernard (2014年). “Caroline Champetier”. La Cinémathèque française. 2019年4月13日閲覧。