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キャノンボールズ・ボサ・ノヴァ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『キャノンボールズ・ボサ・ノヴァ』
キャノンボール・アダレイスタジオ・アルバム
リリース
録音 1962年12月7日、10日 - 11日 ニューヨーク プラザ・サウンド・スタジオ[1]
ジャンル ジャズボサノヴァ
時間
レーベル リバーサイド・レコード
リイシュー:キャピトル・レコード(1968年)、ランドマーク・レコード英語版(1985年)
プロデュース オリン・キープニュース
専門評論家によるレビュー
キャノンボール・アダレイ アルバム 年表
ジャズ・ワークショップ・リヴィジテッド
(1962年)
キャノンボールズ・ボサ・ノヴァ
(1963年)
ニッポン・ソウル
(1963年)
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キャノンボールズ・ボサ・ノヴァ[注釈 1]』(Cannonball's Bossa Nova)は、アメリカ合衆国ジャズサクソフォーン奏者、キャノンボール・アダレイ1962年に録音・1963年に発表したスタジオ・アルバム

解説

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当時ニューヨーク公演を行ったばかりのブラジル人ミュージシャン、セルジオ・メンデス率いるグループ「ボサ・リオ」と共に録音された[2]。オリジナルLPはリバーサイド・レコードから発売されたが、アダレイは後に、本作を含む幾つかのアルバムのマスターテープを移籍先のキャピトル・レコードに提供し[3]、同社からの再発LPはタイトルが『Cannonball Adderley and the Bossa Rio Sextet with Sergio Mendes』と変更された[1]。また、ランドマーク・レコード英語版から発売された再発LPおよびCDにはボーナス・トラックが追加され、曲順も変更されている。

アル・キャンベルはオールミュージックにおいて5点満点中2点を付け「アダレイと南米のミュージシャン達の共演は、十分なリハーサルの時間がなかったのか、残念ながら情熱に欠ける」と評している[3]

収録曲

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特記なき楽曲はドゥルヴァル・フェレイラポルトガル語版マウリシオ・エイニョルンポルトガル語版の共作。

  1. クラウズ - "Clouds" - 4:51
  2. ミーニャ・サウダージ - "Minha Saudade" (João Donato) - 2:22
  3. コルコヴァード - "Corcovado" (Antônio Carlos Jobim) - 6:44
  4. バチーダ・ヂフェレンテ - "Batida Diferente" - 3:27
  5. ジョイスのサンバ - "Joyce's Samba" - 3:13
  6. グルーヴィー・サンバ - "Groovy Samba" (Sérgio Mendes) - 4:59
  7. ワンス・アイ・ラヴド - "O Amor Em Paz (Once I Loved)" (A. C. Jobim, Vinicius de Moraes, João Gilberto) - 7:48
  8. サンバップ - "Sambop" - 3:33

1985年再発盤(LLP-1302)

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1987年発売の日本盤CD (VDJ-1599)も同内容である。

  1. ワンス・アイ・ラヴド - "O Amor Em Paz (Once I Loved)" (A. C. Jobim, V. de Moraes, J. Gilberto) - 7:47
  2. ミーニャ・サウダージ - "Minha Saudade" (João Donato) - 2:20
  3. クラウズ(別テイク) - "Clouds (Take 5)" - 2:40
  4. クラウズ(本テイク) - "Clouds (Take 7)" - 4:49
  5. グルーヴィー・サンバ - "Groovy Samba" (S. Mendes) - 4:56
  6. ジョイスのサンバ - "Joyce's Samba" - 3:15
  7. コルコヴァード(本テイク) - "Corcovado (Take 8)" (A. C. Jobim) - 6:43
  8. コルコヴァード(別テイク) - "Corcovado (Take 6)" (A. C. Jobim) - 5:35
  9. サンバップ - "Sambop" - 3:32
  10. バチーダ・ヂフェレンテ - "Batida Diferente" - 3:25

参加ミュージシャン

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脚注

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注釈

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  1. ^ 1987年再発CD (VDJ-1599)、2014年再発CD (UCCU-99102)、2017年再発CD (UCCU-90266)、2018年再発CD (UCCU-5849)の帯に準拠。1968年発売の日本盤LP (CP-8430)の邦題は『キャノンボールとセルジオ・メンデス』、2002年再発CD (TOCJ-9426)および2006年再発CD (TOCJ-6817)の帯の表記は『キャノンボールズ・ボサノヴァ』だった。

出典

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  1. ^ a b Cannonball Adderley Discography”. Jazz Discography Project. 2023年12月10日閲覧。
  2. ^ オリジナルLPライナーノーツ(オリン・キープニュース)
  3. ^ a b Campbell, Al. “Cannonball Adderley, Cannonball Adderley & the Bossa Rio Sextet - Cannonball's Bossa Nova Album Reviews, Songs & More”. AllMusic. 2023年12月10日閲覧。

外部リンク

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