キャノンボールズ・ボサ・ノヴァ
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『キャノンボールズ・ボサ・ノヴァ』 | ||||
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キャノンボール・アダレイ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1962年12月7日、10日 - 11日 ニューヨーク プラザ・サウンド・スタジオ[1] | |||
ジャンル | ジャズ、ボサノヴァ | |||
時間 | ||||
レーベル |
リバーサイド・レコード リイシュー:キャピトル・レコード(1968年)、ランドマーク・レコード(1985年) | |||
プロデュース | オリン・キープニュース | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
キャノンボール・アダレイ アルバム 年表 | ||||
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『キャノンボールズ・ボサ・ノヴァ[注釈 1]』(Cannonball's Bossa Nova)は、アメリカ合衆国のジャズ・サクソフォーン奏者、キャノンボール・アダレイが1962年に録音・1963年に発表したスタジオ・アルバム。
解説
[編集]当時ニューヨーク公演を行ったばかりのブラジル人ミュージシャン、セルジオ・メンデス率いるグループ「ボサ・リオ」と共に録音された[2]。オリジナルLPはリバーサイド・レコードから発売されたが、アダレイは後に、本作を含む幾つかのアルバムのマスターテープを移籍先のキャピトル・レコードに提供し[3]、同社からの再発LPはタイトルが『Cannonball Adderley and the Bossa Rio Sextet with Sergio Mendes』と変更された[1]。また、ランドマーク・レコードから発売された再発LPおよびCDにはボーナス・トラックが追加され、曲順も変更されている。
アル・キャンベルはオールミュージックにおいて5点満点中2点を付け「アダレイと南米のミュージシャン達の共演は、十分なリハーサルの時間がなかったのか、残念ながら情熱に欠ける」と評している[3]。
収録曲
[編集]特記なき楽曲はドゥルヴァル・フェレイラとマウリシオ・エイニョルンの共作。
- クラウズ - "Clouds" - 4:51
- ミーニャ・サウダージ - "Minha Saudade" (João Donato) - 2:22
- コルコヴァード - "Corcovado" (Antônio Carlos Jobim) - 6:44
- バチーダ・ヂフェレンテ - "Batida Diferente" - 3:27
- ジョイスのサンバ - "Joyce's Samba" - 3:13
- グルーヴィー・サンバ - "Groovy Samba" (Sérgio Mendes) - 4:59
- ワンス・アイ・ラヴド - "O Amor Em Paz (Once I Loved)" (A. C. Jobim, Vinicius de Moraes, João Gilberto) - 7:48
- サンバップ - "Sambop" - 3:33
1985年再発盤(LLP-1302)
[編集]1987年発売の日本盤CD (VDJ-1599)も同内容である。
- ワンス・アイ・ラヴド - "O Amor Em Paz (Once I Loved)" (A. C. Jobim, V. de Moraes, J. Gilberto) - 7:47
- ミーニャ・サウダージ - "Minha Saudade" (João Donato) - 2:20
- クラウズ(別テイク) - "Clouds (Take 5)" - 2:40
- クラウズ(本テイク) - "Clouds (Take 7)" - 4:49
- グルーヴィー・サンバ - "Groovy Samba" (S. Mendes) - 4:56
- ジョイスのサンバ - "Joyce's Samba" - 3:15
- コルコヴァード(本テイク) - "Corcovado (Take 8)" (A. C. Jobim) - 6:43
- コルコヴァード(別テイク) - "Corcovado (Take 6)" (A. C. Jobim) - 5:35
- サンバップ - "Sambop" - 3:32
- バチーダ・ヂフェレンテ - "Batida Diferente" - 3:25
参加ミュージシャン
[編集]- キャノンボール・アダレイ - アルト・サクソフォーン
- セルジオ・メンデス - ピアノ
- ドゥルヴァル・フェレイラ - ギター
- オクタヴィオ・ベイリー・ジュニア - ベース
- ドン・ウン・ロマン - ドラムス
- パウロ・モウラ - アルト・サクソフォーン(on #2, #4, #5, #7, #8)
- ペドロ・パウロ - トランペット(on #2, #4, #5, #7, #8)
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 1987年再発CD (VDJ-1599)、2014年再発CD (UCCU-99102)、2017年再発CD (UCCU-90266)、2018年再発CD (UCCU-5849)の帯に準拠。1968年発売の日本盤LP (CP-8430)の邦題は『キャノンボールとセルジオ・メンデス』、2002年再発CD (TOCJ-9426)および2006年再発CD (TOCJ-6817)の帯の表記は『キャノンボールズ・ボサノヴァ』だった。
出典
[編集]- ^ a b “Cannonball Adderley Discography”. Jazz Discography Project. 2023年12月10日閲覧。
- ^ オリジナルLPライナーノーツ(オリン・キープニュース)
- ^ a b Campbell, Al. “Cannonball Adderley, Cannonball Adderley & the Bossa Rio Sextet - Cannonball's Bossa Nova Album Reviews, Songs & More”. AllMusic. 2023年12月10日閲覧。
外部リンク
[編集]- キャノンボールズ・ボサ・ノヴァ - Discogs (発売一覧)