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キミノヒマラヤキイチゴ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
キミノヒマラヤキイチゴ
キミノヒマラヤキイチゴ R. ellipticus
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: バラ目 Rosales
: バラ科 Rosaceae
亜科 : バラ亜科 Rosoideae
: キイチゴ属 Rubus
: キミノヒマラヤキイチゴ R. ellipticus
学名
Rubus ellipticus
Sm.
和名
キミノヒマラヤキイチゴ
英名
Yellow Himalayan raspberry

キミノヒマラヤキイチゴ(学名:Rubus ellipticus)は、バラ科キイチゴ属に分類される植物の一種。別名「オニイチゴ」。

分布

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アジア原産[1]

世界中で食用・観賞用に栽培されており、熱帯アフリカやハワイでは外来種として定着している[1]

特徴

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キミノヒマラヤキイチゴの茎

低木で茎には棘があり、高さ2.2mほどまで生長する。果実は黄色で、大きさは15-25mm程度。

森林、草原、湿地、農地などの環境に生育する。

外来種問題

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本種が森林などに定着した地域では、在来種キイチゴ類が駆逐されて問題となっている[1]。こうした悪影響から、本種は国際自然保護連合によって世界の侵略的外来種ワースト100に選定されている[1]

日本では外来生物法にもとづき要注意外来生物に指定されている[1]

参考文献

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  1. ^ a b c d e 多紀保彦(監修) 財団法人自然環境研究センター(編著)『決定版 日本の外来生物』平凡社、2008年4月21日。ISBN 978-4-582-54241-7 p.273