キドニーシーヴス
キドニーシーヴス | |
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出身地 | アメリカ合衆国 |
ジャンル |
インダストリアル・ロック[1][2] オルタナティヴ・メタル[1] オルタナティヴ・ロック[1] ヘヴィメタル[1] 電子音楽[2] インダストリアル[1][2] |
活動期間 |
1998 – 2004年 2007 – 現在 |
レーベル |
レッド・スリーヴ・ミュージック、 エクスタシー・レコード・インターナショナル、ワーナー・ブラザース |
公式サイト | www.kidneythieves.com |
メンバー |
フリー・ドミンゲス ブルース・サマーズ |
旧メンバー |
クリス・シュライヤー クリスチャン・ドーリス ショーン・セラーズ |
キドニーシーヴス (Kidneythieves) は、アメリカ合衆国のインダストリアル・ロックバンド。フリー・ドミンゲス(ボーカル)とブルース・サマーズ(ギター/エンジニアリング)がリーダーを務める。
歴史
[編集]1998年に1作目のシングル「S+M (ア・ラブ・ソング)」と1作目のアルバム『トリックスター』を発表。2001年にリミックスEP『ファイ・イン・ザ・スカイ』、2002年に2作目となるアルバム『ゼロスペース』を発表。タイトル・トラック「ゼロスペース」はシングル・カットされた。また収録曲の「ビフォア・アイム・デッド」は、2002年の映画『クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア』で使用された。2004年、『トリックスター』をデジタル・リマスターして『トリックスタープロセス』として再リリース。5曲のボーナス・トラックとボーナスDVDが付属した。『トリックスタープロセス』の発表後、フリー・ドミンゲスがブルース・サマーズとともにインディーズ・レーベルのプロジェクトを発足させ、バンド「ショックニーナ」を生み出した。
2007年1月、ドミンゲスが電子メール版の会報の中で、サマーズとともにキドニーシーヴスの新たな作品でコラボレートすると発表した[要出典]。2010年中盤に3作目のアルバム『トリプトファナティック』を発表した。2011年、5曲入りのEP『インビジブル・プラン』を発表(『トリプトファナティック』と『インビジブル・プラン』のCDはバンドの公式サイトのみでの販売となっており、予約特典の ボーナストラックが収録されている)。バンドは現在4作目となるアルバムの制作に入っている。
ディスコグラフィ
[編集]スタジオ・アルバム
[編集]- 『トリックスター』(1998年)
- 『ゼロスペース』(2002年)
- 『トリプトファナティック』(2010年)
EP、特別版
[編集]- 『ファイ・イン・ザ・スカイ』(2001年)
- 『トリックスタープロセス』(2004年)
- 『インビジブル・プラン』(2011年)
- 『リックUクリーンE4M』(2011年)
ライブ・アルバム
[編集]- 『キドニーシーヴス・ライブ・イン・シカゴ2002』(2002年)
収録曲
- テイク・ア・トレイン(イントロ)
- ブラック・ブリット
- タクシーキャブ・メサイア
- ビフォア・アイム・デッド
- クレイジー
- グリッター・ガール
- ゼロスペース
- ディスクレイシア
- ビフォア・アイム・デッド・アコースティック
- レッド&バイオレット
シングル
[編集]- 「S+M (ア・ラブ・ソング)」(1998年)
- 「ゼロスペース」(2002年)
- 「フリーキー・ピープル」(2010年)
メディアへの登場
[編集]サウンドトラックへの参加
[編集]- 『チャイルド・プレイ』(1998年)
- 「クレイジー」(パッツィー・クラインによって有名になったウィリー・ネルソンの楽曲のカバー)
- 『クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア』(2002年)
- 「ビフォア・アイム・デッド」
- 『ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー』(2011年)
- 『メタルギア ライジング リベンジェンス』(2013年)
テレビ・シリーズ
[編集]- 『ファースト・ウェイブ』(1998年)
- 第10話「マーカー262」で「S+M (ア・ラブ・ソング)」
- 『ウルフ・レイク』(2001年)
- 第1話「ミート・ザ・ペアレンツ」で「ブラック・ブリット」
- 『CSI:マイアミ』(2003年)
- シーズン2 第9話「破滅への誘い」で「アーセナル」
- 『ウェアハウス13 〜秘密の倉庫 事件ファイル〜』(2013年)
- シーズン2 第2話「呪われたスーパーヒーロー」で「タクシーキャブ・メサイア」
コンピュータゲーム
[編集]『Deus Ex: Invisible War』で、ゲーム内の架空のポップスター「NGレゾナンス」が『トリックスター』の収録曲を歌っている。声はリード・ボーカリストのフリー・ドミンゲス。
『ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー』のサウンドトラックに、石元丈晴とコラボレートした楽曲「ゴッド・イン・ファイアー」が収録された。
2013年には、『メタルギア ライジング リベンジェンス』のサウンドトラックにフリー・ドミンゲスが歌う「ストレンジャー・アイ・リメイン」が収録された。
ゲスト参加とコラボレーション
[編集]フリー・ドミンゲスは、カンジャー・ワンの3作目のアルバム『エクサイラク』の収録曲「ラン・フォー・カバー」、ビート・ベントリロキスツのEP『グッドナイト・メモリー』の収録曲「アンフォルディング」でボーカルとして参加している。2004年、フリーのボーカルは彼女がザ・レボリューションのマット・フィンクとのジョイント・ベンチャー・プロジェクト「ザ・インサイダー・プロジェクト」のために作詞作曲した「ゲイシャ・スーパーフライ」「ウォー・オブ・ラブ」「インビジブル」「キックスタンド」「ラインストーン・ヘイロー」でフィーチャーされている。フリーのバッキング・ボーカルはゼロマンサーのアルバム『クローン・ユア・ラヴァー』の収録曲「ファースト (ウィズ・ミー)」と「ハウゼズ・オブ・カーズ」で聴くことができる。また、ゼロマンサーのドイツ公演後半のステージでも歌っている。ドイツでは同時期にカンジャー・ワンのステージでも歌っており、その後のカンジャー・ワンの2010年5月のロンドン公演でも歌った。フリー・ドミンゲスはKMFDMの2011年のアルバム『WTF?!』の収録曲「テイク・イット・ライク・ア・マン」でフィーチャーされている。コラボレーション以外ではフリーはソロとしてデビュー・アルバム『フリーダミング』を発表し、現在は完売している。ミュージック・ビデオ「クエスチョン&ライズ」も制作された。アルバム・バージョンとは異なったアップ・ビートなアレンジで、「クエスチョン&ライズ (ウィズ・ドラムス)」と銘打たれ、後にiTunes限定で配信されたEP「フリーダミング - EP」に収録された。フリーの2作目のソロ作品はアルバム『コア: Aゾーン』で発表される予定であったが、キドニーシーヴスの活動再開に伴い延期となり、現在までリリースには至っていない。だが、2006年にフリーがこのアルバムのサンプル版として5曲入りEP「コア: Aゾーン - EP」を発表している。また、フリーは同時期に「ハート・オブ・ゴールド」のカバーをレコーディングしている。2011年後半から2012年前半にかけてソロでギグを開催したほか、ジミー・ネッコのオープニング・アクトも務めた。フリーは会報で3作目のソロ・アルバム『ボルケーノ+ザ・シー』を2012年に発表すると示唆した。また、2作のソロ・アルバムから選曲したコンピレーション・アルバムを2012年初頭にリリースすると発表した。
ブルース・サマーズはグッド・シャーロットが現在行っている世界ツアーのライブ制作に参加している。また、リチャード・パトリックのバンド「フィルター」の最新作や、ロブ・ゾンビのギタリストであるジョン5の最新CDでマスタリングを手がけているほか、バーナデット・ピーターズ主演の映画『カミング・アップ・ローゼズ』の音楽を作曲している。映画は2011年に公開された。最近では、第27回ノースロップ・グラマン・ナショナル宇宙シンポジウムの音楽制作を担当した。