キッズデザイン賞
キッズデザイン賞(キッズデザインしょう、KIDS DESIGN AWARD)は、特定非営利活動法人キッズデザイン協議会(2006年5月に発足[1]、2013年にはCSD認証制度[2]を制定)が主催する、顕彰制度である。
「子どもが安全に暮らす」「子どもが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」ための製品・空間・サービスであり、優れたものを選び、広く社会へ伝えることを目的としている。
日用品から住宅、街づくり、ワークショップ、調査研究まで幅広い分野が対象となっており、子どもが使う製品のみならず、大人・一般向けに開発されたものでも、子どもや子育てへの配慮があれば応募可能である。受賞作品には「キッズデザインマーク」の使用が認められる。
なお、経済産業省は毎年8月8日を「キッズデザインの日」と制定している(第1回キッズデザイン賞受賞作の発表日となった2007年の同日から)[1]。
2010年 - リンナイ株式会社が販売するユニバーサルデザインコンロ「Uder éf(ユーディア・エフ)」が「第4回キッズデザイン賞」を受賞[3]。
2011年 - 株式会社ピコトンが提供する「自由な塗り絵が作成できる」iPadアプリ「シャッフルぬりえiPad」がコミュニケーション、コミュニケーションデザイン分野にて「第5回キッズデザイン賞」を受賞[4]。
2012年 - 株式会社しくみデザインが提供する「音の鳴る絵」が作れるiPhone/iPad向けアプリ「paintone(ペイントーン)」が、子どもの未来デザイン クリエイティブ部門にて「第6回キッズデザイン賞」を受賞[5]。
2013年 - 日本ロジパック株式会社が販売する、強化段ボールでできた子供用遊具「つちのこ」が子どもの未来デザイン 感性・創造性部門にて「第7回キッズデザイン賞」を受賞[6]。
2014年 - 有限会社 アイ・シー・アイデザイン研究所が販売するシリコーン知育玩具「ノシリス」シリーズより「nocilis zero (ノシリスゼロ)」と「nocilis first (ノシリスファースト)シリーズ」が「第8回 キッズデザイン賞」を受賞[7]。
2015年 - コクヨS&T株式会社が販売する、硬いものでも従来よりも軽く切ることが出来る「アーチ設計」を採用した学習はさみ<エアロフィットサクサ・キッズ>がプロダクト、商品デザイン分野にて「第9回キッズデザイン賞」を受賞[8]。
2016年 - リオン株式会社が販売する、補聴器の耳かけ型キッズ補聴器「リオネットピクシー」がプロダクト、商品デザイン分野にて「第10回キッズデザイン賞」を受賞[9]。
2019年 - RISU Japan株式会社が提供する無学年制算数学習タブレットRISU 算数が子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門にて「第13回キッズデザイン賞」を受賞[10]。
脚注
[編集]- ^ a b 『キッズデザインの日』について
- ^ CSD 要求事項
- ^ “キッズデザイン賞2010受賞”. 2024年12月5日閲覧。
- ^ “KIDS DESIGN AWARD 受賞作品検索 シャッフルぬりえiPad”. 2024年12月5日閲覧。
- ^ “第6回キッズデザイン賞2012 ::: キッズデザイン賞”. 2024年12月5日閲覧。
- ^ “KIDS DESIGN AWARD 2013 キッズデザイン賞”. 2024年12月5日閲覧。
- ^ “ノシリスファースト・ゼロが「キッズデザイン賞2014」受賞”. 2024年12月5日閲覧。
- ^ “KIDS DESIGN AWARD 受賞作品検索 学習はさみ<エアロフィットサクサ・キッズ>”. 2024年12月5日閲覧。
- ^ “KIDS DESIGN AWARD 受賞作品検索 KIDSほちょうき リオネットピクシー”. 2024年12月5日閲覧。
- ^ “RISU算数が「第13回キッズデザイン賞」を受賞、子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門にて”. RISU Japan(リスジャパン)株式会社. 2023年3月13日閲覧。