コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

キア・ニロ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ニロ (NIRO)は、韓国KIAハイブリッド専用車である。

初代(DE型、2016-2021年、2022年- )

[編集]
キア・ニロ
キア・ニロプラス
DE型
HV フロント
HV リア
EV
概要
製造国 大韓民国の旗 韓国
販売期間 2016年-2021年(ニロ)
2022年-(ニロプラス)
ボディ
乗車定員 5名
ボディタイプ 5ドアSUV
駆動方式 FF
パワートレイン
エンジン 1.6L I4
モーター 永久磁石同期電動機
最高出力 エンジン:78kw(105PS)/5,700rpm
モーター:32kW(43.5PS)
システム出力:104kW(141PS)
最大トルク エンジン:147Nm(15.0kgm)/4,000rpm
モーター:170Nm(17.3kgm)
システム出力:265Nm(27.0kgm)
変速機 6DCT
車両寸法
ホイールベース 2,700mm
全長 4,355mm
(プラスは4,435㎜)
全幅 1,805mm
全高 1,545mm
(プラスは1,625㎜)
車両重量 1,409–1,434kg
その他
姉妹車 ヒュンダイ・アイオニック
テンプレートを表示

2013年に開催されたフランクフルトモーターショーにてワールドプレミア。デザインはキアの欧州部門が担当した。

2016年2月11日(現地時間)にシカゴモーターショーで初披露された[1]

プラットフォームヒュンダイ・アイオニックと共通である。また、アイオニック同様、純ガソリン車は最後まで非設定であった。

まずは2016年に1.6Lカッパガソリンエンジン+モーターのハイブリッドとして登場し、2017年5月にプラグインハイブリッド、翌2018年にEVを追加した。


2022年4月27日、カーシェアリングタクシー用途を前提に開発された特定目的車(PBV ≃ Purpose-Built Vehicles)の第1弾として当代をベースとして開発された「ニロ プラス」を発表した。これは従来のK5タクシーにとって代わる車種でもある。

エクステリアは各所のデザインが見直されるとともに全長を80㎜、全高を80㎜拡大。さらにはシートやトリムを薄肉化することによって車内スペースを拡大している。

タクシー用途も想定しているため、車載ディスプレーはスマートフォンなどの外部デバイスとの接続や大きな画面が不要になる一方、ナビゲーション機能やタクシーメーターアプリ、デジタルタコグラフ、音声認識システム、目的地付近の充電スタンド位置情報などの機能をオールインワンで実装している。

2代目(SG2型、2022年-)

[編集]
キア・ニロ
SG2型
フロント
リア
概要
製造国 大韓民国の旗 韓国
販売期間 2022年-
ボディ
乗車定員 5名
ボディタイプ 5ドアSUV
駆動方式 FF
パワートレイン
エンジン 1.6L I4 スマートストリーム
モーター 永久磁石同期電動機
変速機 6DCT
車両寸法
ホイールベース 2,700mm
全長 4,420mm
全幅 1,825mm
全高 1,545mm
テンプレートを表示

2021年11月にデザインが公開され、同月に開催されたソウルモビリティショー(ソウルモーターショーの縮小開催版)にて実車が発表され、2022年1月25日に発表・販売を開始した。

当初よりハイブリッドとEVモデルが発表され、後者の充電口は先代同様、前方に備わる。先代のカッパ1.6Lエンジンは新開発のスマートストリーム1.6Lに換装された。

外観は従来からのキアのアイデンティティである「タイガーノーズグリル」に加え、「自然」にインスパイアされたキアの最新デザイン哲学「OPPOSITES UNITED」に基づいてデザインされている。また、全長と全幅がやや拡大されている。

先代において兄弟車だったアイオニックがEV専用プラットフォームを採用したアイオニック5へと移行したが、ニロは先代のものを踏襲したため、当代より袂を分かつ形となった[2]



脚注

[編集]
  1. ^ “キア初のHV専用車 ニロ 公開…SUV版 プリウス ハンター”. (2016年2月16日). https://response.jp/article/2016/02/16/269905.html 2019年9月5日閲覧。 
  2. ^ キアにもアイオニック5の兄弟車としてEV6がある。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]