ガンズ・アキンボ
ガンズ・アキンボ | |
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Guns Akimbo | |
監督 | ジェイソン・レイ・ハウデン |
脚本 | ジェイソン・レイ・ハウデン |
製作 |
トム・ハーン フェリペ・マリーノ ジョー・ニューローター |
製作総指揮 |
アレクサンダー・ボージャーズ ウィル・クラーク タラ・フィネガン ジョン・ジェンクス シュテファン・カペラリ マイケル・J・メイリス アンディ・メイソン モリッツ・ピーターズ ジョー・シンプソン エイドリアン・ポリトウスキー ジェイ・テイラー バスティアン・シロド サイモン・ウィリアムズ |
出演者 |
ダニエル・ラドクリフ サマラ・ウィーヴィング ネッド・デネヒー ナターシャ・リュー・ボルディッゾ グラント・バウラー |
音楽 | エニス・ロトロフ |
撮影 | ステファン・シューペック |
編集 |
ルーク・ハイ ザズ・モンタナ |
製作会社 |
アルティテュード・フィルムズ ハイペリオン・エンターテインメント オキュパント・エンターテインメント |
配給 |
マッドマン・エンターテインメント ポニーキャニオン |
公開 |
2020年3月5日 2021年2月26日 |
上映時間 | 98分[1] |
製作国 |
ドイツ ニュージーランド イギリス |
言語 | 英語 |
興行収入 |
$1,034,769[2] 2700万円[3] |
『ガンズ・アキンボ』(Guns Akimbo)は2019年のイギリス・ニュージーランドのアクション映画。監督はジェイソン・レイ・ハウデン、出演はダニエル・ラドクリフとサマラ・ウィーヴィングなど。連日の口汚い書き込みで闇サイトに捕まった青年が、両手に銃を固定されてデスゲームに参加させられることになるさまを描いたコミカルバイオレンスアクション[4]。
ストーリー
[編集]この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
マイルズはネットの掲示板や動画のコメント欄に過激なコメントを書きこむのを趣味にしていた。ある日の夜、マイルズはスキズムという違法な格闘技をネット上で観戦しつつ、いつものように攻撃的なコメントを書きこんでいた。スキズムを主催するリクターはそのコメントに激怒し、マイルズの身元を特定した後、部下に命じて彼を拉致させた。その後、マイルズは両手に重い拳銃を固定され、戦闘狂のニックスとのデスマッチに放り込まれた。当初、臆病なマイルズは逃げ回るばかりだったが、元カノのノヴァが人質に取られたことを知るや否や、意を決して反攻に転じる。
キャスト
[編集]※括弧内は日本語吹替声優[5]。
- マイルズ・リー・ハリス
- 演 - ダニエル・ラドクリフ(小野賢章)
- ゲーム会社勤務の冴えない青年。喘息持ち。「スキズム」の視聴者からは“アキンボ(2丁拳銃の男)”と呼ばれる。
- ニックス・デグレイヴス
- 演 - サマラ・ウィーヴィング(大地葉)
- 凄腕の女殺し屋。あだ名は“ファッキン・ニックス”。
- リクター
- 演 - ネッド・デネヒー(俊藤光利)
- 闇サイト「スキズム」を主催するギャング。
- ノヴァ・アレクサンダー
- 演 - ナターシャ・リュー・ボルディッゾ(三重野帆貴)
- マイルズの元恋人。人質にされる。
- デグレイヴス
- 演 - グラント・バウラー(堀総士郎)
- ニックスを追う刑事。実はニックスの父親。
- スタントン
- 演 - エドウィン・ライト(若林佑)
- デグレイヴスの同僚刑事。
- グレンジャミン
- 演 - リス・ダービー(裕樹)
- ホームレス。
- ハドリー
- 演 - マイロ・コーソーン
- マイルズの同僚。
- ザンダー
- 演 - リチャード・ノウルズ
- デイン
- 演 - マーク・ロウリー
- エフィー
- 演 - レイチェル・オフォリ(和優希)
- クライヴ
- 演 - コリン・モイ
- ルビー
- 演 - ハナコ・フットマン
- ファックフェイス
- 演 - セット・シェストランド
- CNNのアナウンサー
- 演 - J・デヴィッド・ヒンツェ
- シャドウェル
- 演 - ジャック・リディフォード
製作
[編集]2017年5月12日、ダニエル・ラドクリフが本作に出演するとの報道があった[6]。2018年5月、ナターシャ・リュー・ボルディッゾの出演が決まった[7]。2019年9月6日、エニス・ロトロフが本作で使用される楽曲を手掛けると報じられた[8]。
公開・マーケティング
[編集]2019年9月9日、本作は第44回トロント国際映画祭でプレミア上映された[9]。11月9日、サバン・フィルムズが本作の全米配給権を獲得したと報じられた[10]。2020年1月15日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[11]。
評価
[編集]本作に対する批評家の評価は平凡なものに留まっている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには67件のレビューがあり、批評家支持率は52%、平均点は10点満点で5.94点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「『ガンズ・アキンボ』は合わない人間にとってはとことん合わない作品である。しかし、同作のビデオゲームを思わせる暴力描写が合う人間にとっては、大いに価値のある作品だろう。」となっている[12]。また、Metacriticには10件のレビューがあり、加重平均値は42/100となっている[13]。
出典
[編集]- ^ “ガンズ・アキンボ”. 映画.com. 2020年10月19日閲覧。
- ^ “Guns Akimbo” (英語). Box Office Mojo. 2021年10月30日閲覧。
- ^ 『キネマ旬報』 2022年3月下旬特別号 p.40
- ^ “ガンズ・アキンボ”. WOWOW. 2021年10月30日閲覧。
- ^ 映画『ガンズ・アキンボ』公式 [@GUNS_AKIMBO_JP] (2021年5月14日). "新たに収録される日本語吹替声優陣はこちら‼". X(旧Twitter)より2021年5月14日閲覧。
- ^ Lodderhose, Diana (2017年5月12日). “Daniel Radcliffe To Star In ‘Guns Akimbo’ For Occupant Entertainment & Altitude Films – Cannes” (英語). Deadline.com 2020年2月19日閲覧。
- ^ N'Duka, Amanda (2018年5月8日). “Natasha Liu Bordizzo Joins Daniel Radcliffe In ‘Guns Akimbo’” (英語). Deadline.com 2020年2月19日閲覧。
- ^ “Enis Rotthoff Scoring Jason Lei Howden’s ‘Guns Akimbo’” (英語). Film Music Reporter. (2019年9月6日) 2020年2月19日閲覧。
- ^ Vlessing, Etan (2019年8月13日). “'The Aeronauts,' 'Burnt Orange Heresy' Added to Toronto Film Fest Lineup” (英語). The Hollywood Reporter 2020年2月19日閲覧。
- ^ Grater, Tom (2019年11月9日). “Saban Nabs Daniel Radcliffe Pic ‘Guns Akimbo’ – AFM” (英語). Deadline.com 2020年2月19日閲覧。
- ^ “Guns Akimbo - Official Trailer” (英語). YouTube. Madman Films (2020年1月15日). 2020年2月19日閲覧。
- ^ "Guns Akimbo". Rotten Tomatoes (英語). 2020年10月19日閲覧。
- ^ "Guns Akimbo" (英語). Metacritic. 2020年10月19日閲覧。