ガボン進歩党
ガボン進歩党 Parti gabonais du progrès,(PGP) | |
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成立年月日 | 1990年 |
国民議会議席数 |
/ 120[1]
(2011年12月17日[1]) |
元老院議席数 |
/ 91 |
政治的思想・立場 | 左翼 |
国際組織 | 社会主義インターナショナル(諮問政党) |
ガボン進歩党(ガボンしんぽとう、フランス語: Parti gabonais du progrès、略称:PGP、英語: Gabonese Progress Party)は、ガボンの政党。
1990年代にアフリカ諸国では相次いで起こった民主化の影響を受けて、1990年3月、左翼傾向の政党として発足した。結成当初の党首脳部はピエール=ルイ・アゴンジョ・オカウェ(Pierre-Louis Agondjo Okawé)党首、マルク・サルチュナン・ナン・ヌグエマ副党首、ジョゼフ・レンジャンベ(Joseph Rendjambe)書記長.[2]の3人であった。このうち、レンジャンベは、1990年5月に不可解な死を遂げ、怒った支持者が首都リーブルヴィルとポールジャンティで暴動を繰り広げる事態に発展した[2][3]。1993年大統領選挙では、複数政党制による最初の選挙であり、進歩党からはアゴンジョ・オカウェが立候補した。大統領選挙では現職のオマール・ボンゴ大統領が約51パーセントを得票し辛勝したが、選挙結果をめぐり野党各党が批判を展開し、暴動に発展した。1994年アフリカ統一機構(OAU)などの調停で、保革連立政権が成立したが進歩党は参加しなかった。1998年の大統領選挙で進歩党は同じく野党ガボン人民連合のピエール・マンモンドウを支持し、マンモンドウは現職のオマール・ボンゴ大統領に次ぐ16.5パーセントの票を得た[2]。2001年12月9日の総選挙では下院国民議会で3議席を獲得した。2006年12月17日から12月24日に行われた総選挙では、2議席に微減した。 2005年8月27日、アゴンジョ・オカウェ党首が死去した[4]。 2011年の総選挙はボイコットした。
脚注
[編集]- ^ a b GABONESE REPUBLIC LEGISLATIVE ELECTION OF 17 DECEMBER 2011”. アダム・カー. 2014年8月30日閲覧。 “
- ^ a b c David E. Gardinier and Douglas A. Yates, Historical Dictionary of Gabon (2006), Third Edition, pages 256–257.
- ^ "Gabon Troops Protect President From Rioters", Reuters, 25 May 1990.
- ^ "Journée du souvenir pour Pierre Louis Agondjo Okawé", Gabonews, 27 August 2006 .