ガトウィック空港トランジット
ガトウィック空港トランジット | |||
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駅に向かう青い3両編成の列車 | |||
概要 | |||
種別 | People mover | ||
現況 | 運行中 | ||
所在地 |
イギリス ロンドン ガトウィック空港 | ||
駅数 | 2 | ||
路線 | 1 | ||
運営 | |||
開業 |
1983年(改修前) 2010年7月1日(改修後) | ||
使用車両 | ボンバルディアInnovia APM 100車両 6両 | ||
路線諸元 | |||
線路総延長 | 1.21 km (0.75 mi) | ||
軌間 | コンクリート製二重ガイドウェイ | ||
最高地点 | 高架化 | ||
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ガトウィック空港トランジット(ガトウィックくうこうトランジット、英: Gatwick Airport transit)は、イギリスロンドンにあるガトウィック空港にて運行されているAutomated People Mover (APM) システムである。
APMシステムは、延長1.21km (0.75mi)、高架化、2線のAPMトラックによって、空港の南北ターミナル間を連絡している。 シャトルは通常、2編成の自動化された3両編成の無人運転列車から成っている。 APMシステムは、通称「モノレール」として知られているが[1]、シャトル自体はコンクリート製二重トラック上をゴムタイヤにて走行しており、正確には(技術的に)モノレールではない。
円形のサテライト・ターミナル連絡橋(メイン・ターミナルに連絡橋を繋ぐ)が建設されたとき、1983年にガトウィック空港トランジット・システムが開業しており、イギリスにおける最初のAPMシステムであった。 2本目のトラックは、1987年に建設されており、北ターミナルに連絡している[1]。 当初のサテライト・トランジット路線が、歩道および動く歩道の連絡路へと置き換えられたが、ターミナル間のシャトルは運行し続けている。
2008年4月より、ガトウィック空港はシャトル・サービスの改修を開始した。 APMシステムが合計4,000,000km (2,500,000mi)を移動していたとき、2009年まで当初のアドトランツC-100ピープル・ムーバー車両が運行されていた。 2009年9月より、トランジット・システムの改善事業が行われるため、アドトランツC-100車両がシャトル・サービスから引退し、代替サービスとしてバスにてターミナル間を連絡させている。 新しい運行システムおよびシャトル車両(6両のボンバルディアCX-100(現・Innovia APM 100)車両)が導入され[2]、ガイドウェイおよびトランジットの駅は4,500万ポンド (£) の総建設費用にて改修された。
新システムは、予定より2ヶ月早い、2010年7月1日に再開業となった[3][4]。新システムでは有効な旅行者情報の提供やセンサー技術による駅の利用者数の計測が可能となった。
脚注
[編集]- ^ a b Hudson, Kenneth (1984). “Airports and Airfields”. Industrial history from the air. Cambridge University Press. ISBN 978-0-521-25333-8
- ^ “Bombardier Signs 32 Million Euro Contract for Automated People Mover System at London Gatwick Airport, United Kingdom ; New APM Will Replace Existing Inter-Terminal Transit System Previously Supplied by Bombardier”. Highbeam.com (2007年12月19日). 2012年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年8月15日閲覧。
- ^ "Gatwick transit closed". UK Airport News. 2009年9月29日. 2009年10月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年9月30日閲覧。
- ^ "Press release 2010 – London Gatwick – we have lift on!" (Press release). Gatwick Airport. 2010年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年8月15日閲覧。
外部リンク
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