ガッコウチュウ
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ガッコウチュウ(顎口虫)とは、
- Gnathostoma - 線形動物門、旋尾線虫目、顎口虫科に属し、哺乳類を最終宿主とする寄生性動物[1][2]。顎口虫症を引き起こす[2]。有棘顎口虫(Gnathostoma spinigerum)、剛棘顎口虫(Gnathostoma hispidum)、日本顎口虫(Gnathostoma nipponicum)、ドロレス顎口虫(Gnathostoma doloresi)などの種が挙げられる[2]。
- Gnathostomulida - 顎口動物門に属し、自由生活を送る底生性動物の総称[3]。同様の顎を持つ共皮類(輪形動物・鉤頭動物)、微顎動物とともに担顎動物にまとめられる[4]。Rastrognathia macrostoma などが挙げられる[3]。
脚注
[編集]- ^ 藤田敏彦、駒崎伸二 著、太田次郎、赤坂甲治、浅島誠、長田敏行 編『動物の系統分類と進化』裳華房〈新・生命科学シリーズ〉、2010年4月28日、127-128頁。ISBN 978-4785358426。
- ^ a b c 『31. 顎口虫』(プレスリリース)株式会社 東レリサーチセンター作成 。2021年8月20日閲覧。「平成 22 年度食品安全確保総合調査「食品により媒介される感染症等に関する文献調査報告書」より抜粋」
- ^ a b 白山義久・久保田信・駒井智幸・西川輝昭・月井雄二・加藤哲哉・窪寺恒己・齋藤寛・長谷川和範・藤田敏彦・土田真二『水の生物』〈小学館の図鑑 NEO〉2005年3月20日、34,181頁。ISBN 4092172079。
- ^ 藤田敏彦、駒崎伸二 著、太田次郎、赤坂甲治、浅島誠、長田敏行 編『動物の系統分類と進化』裳華房〈新・生命科学シリーズ〉、2010年4月28日、130-131頁。ISBN 978-4785358426。