カーティーンの戦い
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カーティーンの戦いとは、東ローマ帝国と同盟を結んでいたガッサーン朝[1]と正統カリフの軍隊との間で起きた、シリアでの小規模な戦闘のことである。634年6月にこの戦闘は起きた。正統カリフの軍隊を指揮したのは、ハーリド・イブン=アル=ワリードであった。
概説
[編集]ハーリド・イブン=アル=ワリードは、パルミラを占領したあと、シリアの都市カーティーンへ進軍を開始した。カーティーンは、勃興したイスラーム勢力への抵抗を続けていた都市であった。
ガッサーン朝の軍隊の数ははっきりと分からないが、この戦いで、9000を率いたイスラームの軍隊は、ガッサーン朝の軍隊を撃破し、シリア進出への橋頭堡を築くこととなった。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- A.I. Akram, The Sword of Allah: Khalid bin al-Waleed, His Life and Campaigns, Nat. Publishing. House, Rawalpindi (1970) ISBN 0-7101-0104-X.