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カーティス・カウンス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カーティス・カウンス
Curtis Counce
出生名 Curtis Lee Counce[1]
生誕 (1926-01-23) 1926年1月23日
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ミズーリ州カンザスシティ
死没 (1963-07-31) 1963年7月31日(37歳没)
ジャンル ジャズハード・バップウエストコースト・ジャズ
職業 ミュージシャン
担当楽器 ダブルベース
レーベル コンテンポラリー

カーティス・カウンスCurtis Counce1926年1月23日 - 1963年7月31日[2]は、アメリカハード・バップおよびウエストコースト・ジャズダブルベース奏者。

略歴

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カウンスはミズーリ州カンザスシティで生まれ、1945年にカリフォルニアへと移住した。1946年にレスター・ヤングとレコーディングを開始し、1950年代にはロサンゼルスショーティ・ロジャーススタン・ケントン[3]シェリー・マン、ライル・マーフィー、テディ・チャールズクリフォード・ブラウンといったミュージシャンたちとレコーディングするようになった[4]

カウンスは1956年、テナー・サックス奏者のハロルド・ランド、トランペッターのジャック・シェルドン、ピアニストのカール・パーキンス、ドラマーのフランク・バトラーをフィーチャーしたクインテットを結成。エルモ・ホープが、1958年に29歳で亡くなったパーキンスの後任となった[5]。一部の録音では、ジェラルド・ウィルソンがシェルドンの後任を務めた[5]コンテンポラリー・レコードからリリースされた4枚のオリジナル・アルバムは、2006年にガンビット・スペイン (Gambit Spain)によって2枚組のCDで再発された。

カウンスはカリフォルニア州ロサンゼルスにて心臓発作で亡くなった[2]。彼は妻のミルドレッド・カウンス、娘のセレステ・カウンス、そして息子に見守られて息を引き取った。1961年4月10日生まれのカウンスの息子は、実の母親によって養子として引き取られた。カーティスは息子のことを知っていたが、生活環境上、カウンスは彼の人生の一部となることはできなかった。カーティスの息子は2022年1月23日に死亡した。

ディスコグラフィ

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リーダー・アルバム

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  • 『ランドスライド』 - The Curtis Counce Group (1957年、Contemporary)
  • 『ユー・ゲット・モア・バウンス!』 - You Get More Bounce with Curtis Counce! (1957年、Contemporary)
  • 『エクスプローリング・ザ・フューチャー』 - Exploring the Future (1958年、Dootone)
  • 『カールス・ブルース』 - Carl's Blues (1960年、Contemporary)
  • Sonority (1989年、Contemporary)

参加アルバム

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メイナード・ファーガソン

  • 『ディメンションズ』 - Dimensions (1955年、EmArcy)
  • 『ハリウッド・パーティー』 - Maynard Ferguson's Hollywood Party (1954年、EmArcy)
  • Stratospheric (1976年、Mercury)

ハーブ・ゲラー

  • 『プレイズ』 - Herb Geller Plays (1954年、EmArcy)
  • 『ジャズ・スタジオ・2』 - Jazz Studio 2 from Hollywood (1954年、Decca)
  • Jazz Studio 2 from Hollywood Part II (1954年、Brunswick)

ショーティ・ロジャース

  • Cool and Crazy (1953年、RCA Victor)
  • 『コーツ・ザ・カウント』 - Shorty Rogers Courts the Count (1954年、RCA Victor)
  • 『スウィンギング・ミスター・ロジャース』 - The Swinging Mr. Rogers (1955年、Atlantic)
  • 『コラボレイション』 - Collaboration (1955年、RCA Victor) ※with アンドレ・プレヴィン
  • 『ショーティ・ロジャース・アンド・ヒズ・ジャイアンツ』 - Shorty Rogers and His Giants (1956年、RCA Victor)
  • 『ビッグ・ショーティ・エクスプレス』 - The Big Shorty Rogers Express (1956年、RCA Victor)
  • 『ウェイ・アップ・ゼア』 - Way Up There (1957年、Atlantic)
  • Martians Stay Home (1980年、Atlantic)

その他

脚注

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  1. ^ Curtis Counce - Discography - Discogs
  2. ^ a b Colin Larkin, ed (1992). The Guinness Who's Who of Jazz (First ed.). Guinness Publishing. pp. 105/6. ISBN 0-85112-580-8 
  3. ^ Liner notes from "You get more bounce with Curtis Counce" (Contemporary C7539).
  4. ^ Curtis Counce”. Concord Music Group. 2014年11月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。14 November 2014閲覧。
  5. ^ a b Chell, Samuel (11 June 2007). “Curtis Counce/Jack Sheldon/Harold Land/Carl Perkins/Frank Butler Quintet: Complete Studio Recordings”. All About Jazz. 14 November 2014閲覧。
  6. ^ Otis, Johnny, Johnny Otis:The Capitol Years, COL CD 2773, Collectables Records, Narberth PA, 2000, liner notes

参考文献

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  • Richard Morton and Brian Cook, The Penguin Guide to Jazz on CD, London, Penguin, 2nd Edition, 1994 & 6th Edition, 2002

外部リンク

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