カンサイタンポポ
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カンサイタンポポ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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Taraxacum japonicum
(2010年7月16日) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
分類(APG III) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Taraxacum japonicum Koidz. [1] | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
カンサイタンポポ(関西蒲公英) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Japanese dandelion |
カンサイタンポポ(関西蒲公英、Taraxacum japonicum[1])は、キク科タンポポ属の多年生植物。草地などに生える雑草。
セイヨウタンポポに比べて頭花が小さく、小花の数が少ない。総苞外片は反り返らず、角状突起はほとんどない。
タンポポは夜の温度が高いと朝の日光に当たり、開花するが、夜の温度が低いと日光が当たっても、気温が上昇しないと開花しない[2]。この夜の気温の境目が、カンサイタンポポやシロバナタンポポといった在来種では約18℃であり、セイヨウタンポポでは13℃である[2]。タンポポは開花後、約10時間で閉じる。なお田中修は、学校の教科書には「明るくなると開き、暗くなると閉じる」と説明されるが、タンポポの花が光の強弱に反応して開閉すると示した学術論文は国内外でも見当たらないとする[2]。
ギャラリー
[編集]-
頭花
脚注
[編集]- ^ a b 米倉浩司; 梶田忠 (2003-). “「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)”. 2011年4月25日閲覧。
- ^ a b c 田中修 『雑草のはなし』 中公新書 12版2018年(初版2007年) ISBN 978-4-12-101890-8 p.44.
参考文献
[編集]- 平野隆久写真『野に咲く花』林弥栄監修、山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑〉、1989年、97頁頁。ISBN 4-635-07001-8。
- 岩瀬徹『形とくらしの雑草図鑑 : 見分ける、身近な280種』全国農村教育協会〈野外観察ハンドブック〉、2007年、140頁頁。ISBN 978-4-88137-135-0。
- 岩瀬徹ほか『校庭の雑草』(4版)全国農村教育協会〈野外観察ハンドブック〉、2009年、121頁頁。ISBN 978-4-88137-146-6。
- 亀田龍吉、有沢重雄『花と葉で見わける野草』近田文弘監修、小学館、2010年、51頁頁。ISBN 978-4-09-208303-5。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- "Taraxacum japonicum Koidz." - Encyclopedia of Life
- 波田善夫. “カンサイタンポポ”. 植物雑学事典. 岡山理科大学. 2011年4月25日閲覧。
- いがりまさし. “カンサイタンポポ”. 植物図鑑・撮れたてドットコム. 2011年4月25日閲覧。
- “タンポポ調査・西日本2010”. 2011年4月25日閲覧。
- “岡山県のタンポポ属植物”. 倉敷市立自然史博物館. 2011年4月25日閲覧。