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カンカン2遺跡(かんかんにいせき)は、北海道沙流郡平取町二風谷231辺りに所在している縄文時代から擦文時代にかけての遺跡[1]。
縄文土器から、鉄器や青銅器まで出土している[1]。
火山灰の質が白頭山-苫小牧火山灰の存在より、周溝盛土遺構なる溝が、10世紀から11世紀ごろにかけて掘られたものとみられている[2]。鉄器に関しては、奈良時代に作られたと見られる刀が出土している[2]。青銅製のお椀も出土している[3]。
出土品の一部は、沙流川歴史館に展示されている[4]。