カワミツサヤカ
カワミツ サヤカ | |
---|---|
別名 | 川満さやか、歌野メロディ |
生誕 | 1984年10月8日(40歳) |
出身地 | 日本沖縄県石垣市 |
ジャンル | J-POP |
職業 | シンガーソングライター |
担当楽器 | ボーカル、アコースティック・ギター、三線 |
活動期間 | 2011年 - |
公式サイト | 公式サイト |
カワミツ サヤカ(1984年10月8日 - )は日本のシンガーソングライター。沖縄県石垣市出身。現在、東京近郊を拠点に活動中。主にバラードを中心とした、聞く者の心に響く魂の唄をアコースティック・ギターの弾き語りで歌っている。かつて所属していたガールズロックバンドBUBBLEGUMではボーカル、ギターを担当、2016年からは5ピースバンド「物語」のボーカルも担当している。
経歴
[編集]ギター好きな両親の影響を受けて、小学生の頃にギターを始めた[1]。
2002年8月15日に平地優、安里希音とスリーピースガールズバンドBUBBLEGUMを結成し、作詞、作曲を含む音楽活動を開始。メンバーは全員石垣市出身で、中学時代の同級生。進学と同時に石垣島を離れ、活動拠点を沖縄本島、東京へと移していった。
2006年、メジャーレコード会社の徳間ジャパンコミュニケーションズと契約するが、2007年11月に所属事務所・レコード会社との専属契約を解除。その後、インディーズシーンで活動した後、2009年にバンド活動を休止。
2011年6月11日、浜崎貴司(FLYING KIDS)、安岡信一(唄人羽)、小名川高弘(ex.CHARCOAL FILTER)、堤晋一(ex.Bivattchee)らとの共作楽曲を含む、ソロデビューアルバム『心の歩幅』をリリース、6月19日に地元石垣市のフサキリゾートヴィレッジで開催された東日本大震災チャリティーイベント「Tropical Lovers Beach Festa 2011 ― Pray for Japan ―」でもお披露目をした。戦場となった沖縄を歌った収録曲「琉詩」はカラオケDAMでも配信されている。
2013年5月3日、第16回鳩間島音楽祭に参加、新たなミュージシャンとの出会いから、単身でのライブ活動を再決心する。一方で、沖縄のおみやげCDナンバーワンアーティスト・DJ SASAのノンストップミックスCD『琉球ドライビング』シリーズ5作品にも参加[2]を果たした。
2014年、2015年と2年連続で渋谷の老舗ライブハウス兼レストランB.Y.G主催の「東京うたの日コンサート」に出演し[3]、同郷のBEGINらと共演。この間にデモ盤のミニアルバム『風波花』、『月の中』などを製作。聞いて心に染みたとファンを増やした[1]。
2015年11月8日に、華菜枝、大坂孝之介、P.P.Pの元田優香らの参加を得て、約4年ぶりとなる2nd Album『露蕾〜つゆつぼみ〜』をリリース[4]。
2016年は、毎月3曲を作り、月例のワンマンライブで発表すると宣言、2月から9月まで8回新曲を収録したサンプル音源をライブ会場限定で販売した。2015年8月の限定音源を含めた中から7曲を選択して、10月8日に3rdアルバム『赤いギター』としてリリース、同日の渋谷のライブハウスB.Y.Gでのワンマンライブではスペシャル音源「赤いギター」付きの特別版を発売した。
関東近郊、関西、北海道のライブハウス、沖縄料理店、沖縄関連イベント等でのライブ活動を展開しつつ、地元石垣島でも積極的にイベントへ参加している[5]。
2017年は3月19日に金城弘美、仲田かおり、世持桜と地元女性歌手4人によるライブ「womanmusic vol.1」を開催、7月15日には夏川りみ、ミヤギマモル、成底ゆう子らとともに石垣市主催の「島んちゅカーニバル」に出演した[6]。ワンマンライブでは三線、ピアノでの弾き語りをするなど、新たな表現にも意欲を見せている。
また、作詞、作曲した曲の提供も行っており、世持桜が2017年10月22日にリリースしたミニアルバム『ゆくい』には「三線の音(しゃみのね)」が収録された。Lisa Okiも「月の中」をライブのレパートリーとして度々カバーしている。
物語
[編集]2016年4月より、5ピース(当初は4ピースで、フィンが加入)のロックバンド「物語」にボーカル担当「歌野メロディ」として参加し、レパートリーの「MUSIC POWER」、「赤花」、「Beautiful day」、「さかなのうた」、「茜色の街角」、「青いキャンバス」などの作詞、作曲も担当している。
メンバー
[編集]- ボーカル: 歌野メロディ(うたのメロディ、Meldy Utano)[8]、愛称:メロ
- キーボード: 白田ホワイト(しろだホワイト)、愛称:ホワ
- ピアノ、コンガ: 指崎フィンガー(ゆびさきフィンガー)、愛称:フィン
- ベース: 弦澤ビート(げんざわビート)
- ドラムス: 枹川リズム(ばちかわリズム)
ディスコグラフィー
[編集]アルバム
[編集]- 『心の歩幅』(2011年6月15日、DDCB-15001)
- 君咲く春(作詞、作曲:川満さやか・小名川高弘 )
- 交差点(作詞、作曲:川満さやか)
- 色とりどりの世界へ(作詞、作曲:川満さやか)
- 琉詩(作詞、作曲:川満さやか)
- tsukinoshizuku(作詞、作曲:川満さやか・安岡信一)
- 無愛想(作詞、作曲:川満さやか・浜崎貴司)
- 遥か彼方(作詞、作曲:川満さやか・堤晋一)
- 見上げた空に(作詞、作曲:川満さやか)
- 太陽〜ティーダ(作詞、作曲:川満さやか)
- coco(作詞、作曲:川満さやか)
- 風の行方(作詞、作曲:川満さやか)
- Thank you all(作詞:川満さやか、作曲:飯野竜彦)
- 島唄心人 -bonus track-(作詞/作曲:川満さやか)
- 編曲・演奏:Team “石垣島上京上等”
- 『露蕾〜つゆつぼみ〜』 (2015年11月8日、EFCA-1501)
- 露蕾〜つゆつぼみ〜(作詞、作曲:カワミツサヤカ)
- 南ぬ島(ばいぬしま。作詞、作曲:カワミツサヤカ)
- 月の中(作詞、作曲:カワミツサヤカ)
- 砂浜のダンスホール(作詞、作曲:カワミツサヤカ)
- 贈るうた(作詞、作曲:カワミツサヤカ)
- 唄しゃ美しゃ(うたしゃかいしゃ。作詞、作曲:カワミツサヤカ)
- 声(Bonus track)(作詞、作曲:カワミツサヤカ)
- 『赤いギター』 (2016年10月8日、EFCA-1601)
- 6月の空(作詞、作曲:カワミツサヤカ)
- ドール人形(作詞、作曲:カワミツサヤカ)
- Blackcat(作詞、作曲:カワミツサヤカ)
- 女ってね(作詞、作曲:カワミツサヤカ)
- スライド(作詞、作曲:カワミツサヤカ)
- 旅立つ君へ(作詞、作曲:カワミツサヤカ)
- あまねの音(ね)(作詞、作曲:カワミツサヤカ)
参加作品
[編集]- 『琉球ドライビング』 DJ SASA with Wicked Friends(2013年6月19日、Insense Music Works)
- 01.さよならの夏
- 19.黄金の花
- 『琉球ドライビング2(たーち)』 DJ SASA with Wicked Friends(2014年5月28日)
- 02.沖縄へ行こう
- 24.ユイユイ
- 26.沖縄へ行こう(Full Version)
- 27.ユイユイ(Full Version)
- 『アゲ↑↑ソンちゅ 〜外国ぬ唄〜』 DJ SASA with Wicked Friends(2014年7月23日)
- 05.マイ・シェリー・アモール
- 10.ダンシング・クイーン
- 『LOVEソンちゅ 〜外国ぬ唄〜』 DJ SASA with Wicked Friends(2014年7月23日)
- 04.タイム・アフター・タイム
- 09.遥かなる影
- 『琉球ドライビング う・とぅ・い・む・ち』 DJ SASA with Wicked Friends(2015年5月27日)
- 02. ありがとう
- 28. 沖縄へ行こう
脚注
[編集]- ^ a b 「【アクロス沖縄】ギター1本、路上ライブ “はだしの歌姫” 「カワミツサヤカさん」『沖縄タイムス』2016年7月19日 p21、沖縄タイムス社
- ^ カワミツサヤカが参加!「琉球ドライビング」発売中! – ハブコネクション!東京・神奈川の沖縄情報WEBマガジン! ハブコネクション!東京・神奈川の沖縄情報WEBマガジン! 2013年6月28日配信
- ^ 東京うたの日コンサート|第10回東京うたの日コンサート会場TUTAYA O-EASTとSHIBUYA QUATTRO 発表! 2015年6月17日配信
- ^ “新アルバム「露蕾」をPR カワミツさん 18日にライブ”. 八重山日報 (2015年11月18日). 2017年10月21日閲覧。
- ^ 「カワミツサヤカさんらライブで熱唱 映像工場25周年」八重山日報 2015年10月7日配信
- ^ “石垣市 観客5000人と70周年祝う”. 八重山毎日新聞社 (2017年7月16日). 2017年7月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月21日閲覧。
- ^ “ご報告”. カワミツサヤカ. 2019年3月17日閲覧。
- ^ “メンバー”. 物語 (2016年). 2017年10月21日閲覧。