カルロス・ルイス・デ・リベーラ
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カルロス・ルイス・デ・リベーラ Carlos Luis de Ribera | |
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フェデリコ・デ・マドラーソによる肖像画 | |
生誕 |
1815年 ローマ |
死没 |
1891年4月14日 マドリード |
カルロス・ルイス・デ・リベーラ(Carlos Luis de Ribera y Fieve、1815年 - 1891年4月14日)は、スペインの画家である。スペンの宮廷画家になり、歴史画や肖像画を描いた。
略歴
[編集]ローマで生まれた。父親は後に宮廷画家に任命され、王立サン・フェルナンド美術アカデミーの校長も務める画家のフアン・アントニオ・リベーラで、当時父親は退位してローマに滞在していた元スペイン国王、カルロス4世のもとで働いていた。カルロス・ルイス・デ・リベーラが生まれた洗礼式ではカルロス4世が名付け親になった。
家族とマドリードに帰国し、父親は1816年に国王フェルナンド7世の宮廷画家に任じられた。カルロス・ルイス・デ・リベーラは、 マドリードの王立サン・フェルナンド美術アカデミーで学び、15歳になった1530年にはアカデミーのコンテストに肖像画を出展して、1等を受賞した。ローマ、パリ留学の奨学資金が与えられ、パリに9年間滞在し、ポール・ドラローシュに学び[1]、歴史画を描くようになった。
1942年からマドリードで活動し、1845年3月に王立サン・フェルナンド美術アカデミーの講師に任じられた。.1860年にカルロス3世勲章を受勲した。イサベル2世の宮廷画家を務め、1970年にイザベル女王勲章(Order of Isabella the Catholic)を受勲した。1878年以降、アカデミーの展覧会の審査員を務め、多くの公職を務めた。
作品
[編集]-
国王アマデオ1世
Bank of Spain Building -
María Leonor Salm-Salm (オスナ公爵夫人) (1866)
ロマン主義博物館 (マドリード) -
少女時代のイサベル2世 (スペイン女王)(c.1835)
プラド美術館
脚注
[編集]- ^ “Carlos Luis de Ribera y Fieve”. 5 September 2013閲覧。
参考文献
[編集]- Diccionario de arte, Pintores del siglo XIX, Editorial LIBSA, 2001. ISBN 84-7630-842-6.
- Nuevas aportaciones a la biografía de varios artistas del siglo XIX. Francisco José Portela Sandoval. Universidad Complutense de Madrid. Departamento de Historia del Arte II (Moderno).
- Miguel Egea, Pilar, Carlos Luis de Ribera. Pintor Romántico Madrileño, Madrid, Fundación Vega-Inclán, Patronato Nacional de Museos (1983).