カルディウム土器
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カルディウム土器(カルディウムどき、Cardium pottery)とは、新石器時代に南ヨーロッパでみられる土器である。以前はCardium edulis (現在は Cerastoderma edule)と呼ばれる軟体動物の殻を用いて、土器の粘土に彫刻を施しているため、こう呼ばれる。Impressed wareという別称もある。レバントに起源を発し、バルカン半島南部を中心に、イタリア半島、イベリア半島などでも見られる。
担い手
[編集]カルディム土器文化の担い手として、ハプログループC1a2 (Y染色体)、ハプログループE1b1b1a1b1 (Y染色体)、ハプログループH1 (mtDNA)、ハプログループK1b1a (mtDNA)、ハプログループN1a1 (mtDNA)が検出されている[1]。
写真
[編集]脚注
[編集]- ^ Mathieson, Iain et al. (February 21, 2018). “The genomic history of southeastern Europe”. Nature (Nature Research) 555 (7695): 197–203. doi:10.1038/nature25778. PMC 6091220. PMID 29466330 . Supplementary Table 1, Rows 104-106