カラペ
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カラペとは紙の種類。特種東海製紙株式会社の登録商標[1]。1987年に発売されたカラペをさすこともあるが、現在では後継商品であるニューカラペやtカラペをさすことの方が多い。本来の用途である包装のほかに折り紙(とくに紙の薄さが重視される超複雑系折紙)に使われることもある[2][3]。
概要
[編集]カラペ
[編集]1987年に特種東海製紙株式会社が発売したカラーラッピングペーパー。連量は11.3kg、色は30色[4]。現在では販売が終了している。
ニューカラペ
[編集]2008年にカラペのリニューアル商品として発売されたカラーラッピングペーパー。連量9kgの色もあった[5]。現在では販売が終了している。
tカラペ
[編集]2012年にニューカラペのリニューアル商品として発売された。2021年に菊判Y目から菊判T目に変更[6]、連量11.3kg、色は20色。名前のtは「taiwan」のtであることが特種東海製紙のTwitterアカウントで明かされた[7]。これは製造元である特種東海製紙が台湾の中日特種紙廠股份有限公司と業務提供[8]した結果、tカラペを台湾で抄紙している[9]ためである。
カラペラピス
[編集]2010年に発売された類似銘柄。「ラピス」と略されることもある。菊判Y目、連量25.7kg、色は4色[10]。現在では販売が終了している。「ラピス」とはラテン語で石という意味[11]であり、鉱物的な輝きを持つ。現在では販売が終了している。
脚注
[編集]- ^ “tカラペ(20色)|検索結果|特種東海製紙”. 特殊紙のポータルサイト|特種東海製紙. 2023年5月5日閲覧。
- ^ “折り紙用語辞典”. hyperesthesia. 2023年5月5日閲覧。
- ^ “西田シャトナー折り紙作品│あの紙、この紙。│約9,000種類の紙が買える竹尾のウェブストアtakeopaper.com”. あの紙、この紙。│約9,000種類の紙が買える竹尾のウェブストアtakeopaper.com. 2023年5月5日閲覧。
- ^ “カラペ|紙を選ぶ|竹尾 TAKEO”. www.takeo.co.jp. 2023年5月5日閲覧。
- ^ “ニューカラペ|紙を選ぶ|竹尾 TAKEO”. www.takeo.co.jp. 2023年5月5日閲覧。
- ^ “tカラペ|紙を選ぶ|竹尾 TAKEO”. www.takeo.co.jp. 2023年5月5日閲覧。
- ^ 吉田印刷所 (2013年5月20日). ““tカラペ” の意味・解説”. DTP・印刷用語集. 2023年5月5日閲覧。
- ^ “台湾/中日特種紙との戦略的提携の検討開始に関するお知らせ”. 特種東海製紙. 2023年5月5日閲覧。
- ^ “紙の名前にある略語(OK/V/CoCなど)について|千星 健夫(NECKTIE design office)|note”. note(ノート). 2023年5月5日閲覧。
- ^ “カラペラピス|紙を選ぶ|竹尾 TAKEO”. www.takeo.co.jp. 2023年5月5日閲覧。
- ^ “人知れず消えてゆく、美しい紙について。 | P.K.G. MAGAZINE | デザインとブランドの話”. www.pkg.tokyo (2019年8月15日). 2023年5月5日閲覧。
関連項目
[編集]特種東海製紙 - カラペの製造元