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カメレオ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カメレオ
出身地 日本の旗 日本
ジャンル ロック
活動期間 2011年 - 2017年
レーベル デンジャークルー・レコード
事務所 MAVERICK D.C. GROUP
公式サイト カメレオ Official Web Site
メンバー HIKARU.(ボーカル)
Daisuke(ギター)
Takashi(ギター)
Kouichi(ベース)
Takeshi(ドラムス)

カメレオは、2011年から2017年まで活動した日本ヴィジュアル系バンドである[1]レコードレーベルデンジャークルー・レコード。 ファンの呼称は、女性を「カメコ」男性を「カメオ」総称「カメコカメオ」と呼ぶ[2]

メンバー

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ボーカル:HIKARU.
2月11日生まれで、血液型はA型。
ダリ(ひかる) → 怨鬼(怨鬼 H) → カル・ヴァリ(シネマ) → カメレオ(HIKARU.)→L.A.LEMECCA
小学生の頃、ハイパーヨーヨーの日本チャンピオンになり、世界大会に出場した経歴を持つ[3][4]
小学3年でLUNA SEA、中学でPIERROTに影響を受け[4]ギターを始める[5]。高校3年の3学期にヴィジュアル系バンドを結成し、KouichiとTakashiが在籍していたバンドと対バンで知り合った[6]
ギター:Daisuke
10月17日生まれで、血液型はO型。
ダリ(三咲)→ 怨鬼(彩鬼 M) → カル・ヴァリ(牡丹) → カメレオ(Daisuke)→大川原大輔
ギター: Takashi
9月17日生まれで、血液型はA型。
ARTS(タカシ) → カル・ヴァリ(Takashi) → カメレオ(TAKASHI)→ギルド(TAKASHI)
ベース:Kouichi
カメレオのリーダー[7]7月1日生まれで、血液型はO型。
ARTS(コウイチ) → カル・ヴァリ(Ko-ich) → カメレオ(Kouichi)→WKWKPROJECT
影響を受けたアーティストはL'Arc〜en〜Cielのベーシストtetsuya[4]
ドラムス:Takeshi
8月23日生まれで、血液型はO型。
duraluMin → カル・ヴァリ(サポート/タケシ) → N@H(サポート/Takeshi)、カメレオ→GTB

概要

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前身バンド「カル・ヴァリ」のメンバーがバンド名をリセットして結成[8]。メンバーで話し合いの末、もう一度新しいバンドを始めようということになり[9][10]、CD限定無料配布、デモンストレーションアルバム発売を経て[9]、2012年1月から活動を開始した[8]。音楽性はポップかつ攻撃的で[11]、要所に毒を盛り込んだ楽曲[12]が特徴である。

「カメレオ」というバンド名はカメレオンを捩った造語であり[13]、変幻自在で何でもありなスタンス[14]、かつ、楽しさとオリジナリティを貪欲に追求するスタイル[15]を取っている。Kouichiは「王道よりも、周りと違う面白いことがやりたいっていう気持ちが強い」と発言しており[4]、HIKARU.も「曲もヴィジュアル面も展開も色んなことで他のバンドがやってないことをやりたい」と発言している[16]

来歴

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2011年10月、『試供品』と題したCDを各地のインディーズレコード店に配布する[13]。その後、同年11月7日付でバンドの始動を発表し[13][17]11月16日にデモアルバム『試作品。』を発売した。

2012年1月10日、池袋で初ライブを行い、このライブをもって正式にバンドを始動[18]。その後、6月22日に初のワンマンライブを行い[1]9月15日から9月29日にかけて初のワンマンツアーを開催[19]

2013年には初の六大都市ワンマンツアー「拡散希望!」、七大都市ワンマンツアー「カメ充(・ω<)」を行い、シングルでは「サンドウィッチLOVE」、「ダメ男/ごめんなさい」、シドのカバーで「妄想日記」をリリース。また初となるフルアルバムで「なう!」、同年年末にはメンバー各自がボーカルを務めた曲を収録した「5/5」を発売。[要出典]

2014年上半期では22か所23か所でライブを行う「会いに行くバンドマン」ツアー(ツアーファイナルはバンド史上最大キャパのZepp DiverCityで開催)を行った。下半期はアルバム「ハイカラ」を引っ提げての「ハイカメさんが通る」ツアーを開催した。シングルは「♪ラララ♪/時給\850」、「お化け」をリリースし、これまでの最高順位記録を大きく更新。[要出典]

2015年年明けに5人がそれぞれボーカルを務めた曲のみをまとめたヴィジュアル系では異色のボーカル曲ベスト盤「5BEST」をリリース。また同月、3周年記念に第一弾では初ライブの会場となった池袋Black Hole、第二弾・第三弾は渋谷公会堂でのワンマン及び他のバンドを呼んだイベントライブの2デイズを開催。なお、ワンマンの日に4月からバンド初にして最大規模の47都道府県48公演のワンマンツアー「会いに行くバンドマン2015」を発表。[要出典] 同年4月1日リリースのシングル「デビルくん」がオリコン週間シングルチャートで20週にわたるロングセールスを記録[20]

2017年2月13日に、同年6月を以て解散する事を発表した[21][22]。理由について、未来へのヴィジョンがメンバー間で少しずつ変わってきたためと説明している[21]。伴って、予定されていた「カメレオ ワンマンツアー2017 LIFE LINE ~あなたの○○浄化します!!~」は、ツアー名を「カメレオ ラストワンマンツアー2017「WE ARE KAMELEO‼︎」」に変更して行われ[23]2017年6月17日に行われた「LAST LIVE WE ARE KAMELEO!!」を最後に、5年半の活動に終止符を打った。

ディスコグラフィー

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シングル

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発売日 タイトル 規格品番 最高位
初回限定盤 通常盤
1st 2012年3月14日 捏造ピエロ KAR-0002 KAR-0003 109位
2nd 2012年9月5日 検索結果0 DCCL-53/4 DCCL-55 69位
3rd 2012年12月12日 始まりの歌 DCCL-66/7 27位
4th 2013年3月6日 サンドウィッチLOVE DCCL-71/2
DCCL-73/4
31位
5th 2013年9月4日 ダメ男 / ごめんなさいっ! DCCL-100/1
DCCL-102/3
DCCL-104 22位
6th 2013年12月11日 妄想日記 DCCL-120-121 DCCL-122 38位
7th 2014年4月2日 ♪ラララ♪ / 時給¥850 DCCL-139-140
DCCL-141-142
DCCL-143 9位
8th 2014年7月23日 お化け DCCL-147-148
DCCL-149-150
DCCL-151 12位
9th 2015年4月1日 デビルくん DCCL-183-184 DCCL-185 15位
10th 2015年12月2日 パリピポ DCCSG-003 DCCSG-004 20位
11th 2016年8月24日 運命開華ディスコ DCCSG-009 DCCSG-010 47位
12th 2017年3月22日 生きづLIFE!! DCCSG-11 DCCSG-12 14位

アルバム

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ミニアルバム

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発売日 タイトル 規格品番 備考
1st 2012年6月13日 新宿 DCCL-38/9(初回生産限定盤)
DCCL-40(通常盤)
オリコンチャート初登場93位獲得。
2nd 2012年7月11日 試作品。 KAR-0004 デモアルバムの復刻盤
3rd 2013年12月11日 5/5 DCCL-126-127(通常盤) メンバーそれぞれがメインボーカルを務めた楽曲を収録。

オリコンチャート初登場97位獲得。

4th 2016年4月6日 KAMENICATION! DCCSG-007(初回生産限定盤)
DCCSG-008(通常盤)
オリコン週間チャート17位獲得

フルアルバム

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発売日 タイトル 規格品番 備考
1st 2013年5月8日 なう! DCCL-86(初回生産限定盤)
DCCL-88(通常盤)
オリコンチャート初登場14位獲得。
2nd 2014年10月15日 ハイカラ DCCL-164(初回生産限定盤)
DCCL-166(通常盤)
オリコンチャート初登場11位獲得。
3rd 2015年1月7日 5BEST DCCL-170〜171(初回生産限定盤)
DCCL-172(通常盤)
メンバー5人によるボーカル曲のみを集めたベスト盤。

オリコンチャート初登場30位獲得。

その他

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  • 試作品。(2011年11月16日リリース、デモアルバム)
  • 愛と憎しみは紙一重(2012年1月10日リリース、ライブ会場限定シングル)

参加作品

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出典

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  1. ^ a b カメレオ 大盛況の初ワンマンで予測不可能な発表も”. So-net Music VISUAL. So-net (2012年6月24日). 2012年10月24日閲覧。
  2. ^ カメコ/カメオ”. V系用語辞典. 2015年4月14日閲覧。
  3. ^ ROCK AND READ 048 2013, pp. 194, 195.
  4. ^ a b c d なるまゆか (2012年3月14日). “カメレオ、ルーツの旅へ”. MUSICSHELF. 金羊社. p. 2. 2012年10月24日閲覧。
  5. ^ ROCK AND READ 048 2013, p. 195.
  6. ^ ROCK AND READ 048 2013, pp. 196, 199.
  7. ^ Kouichi (2011年11月10日). “『試作品。』価格検証。”. 雇われリーダーの迷言. 2012年10月24日閲覧。
  8. ^ a b カメレオ アーティスト・プロフィール”. CDJournal. 2015年1月6日閲覧。
  9. ^ a b ROCK AND READ 048 2013, p. 200.
  10. ^ カメレオ、2周年2Days記念ライヴ<記念祭>で「もう僕たちだけのバンドじゃないんだなって」”. BARKS (2014年1月13日). 2015年1月6日閲覧。
  11. ^ カメレオ(インタビュアー:ジャガー)「“新宿”というワードにはいろんなものが隠されている」『music UP’s』http://www.music-ups.jp/interview/94/13.php2012年10月24日閲覧 
  12. ^ カメレオ、最新情報は“ググって”調べろ!?”. BARKS. グローバル・プラス. p. 0 (2012年6月25日). 2012年10月24日閲覧。
  13. ^ a b c NEXT GENERATION!! カメレオ”. ViSULOG. ビジュアルワークス. 2012年10月24日閲覧。
  14. ^ ギルガメ、ユナイト、逹瑯率いるコピバンらにリキッド沸騰”. ナタリー. ナターシャ (2012年7月29日). 2012年10月24日閲覧。
  15. ^ なるまゆか (2012年10月4日). “カメレオ FIRST ONEMAN TOUR 2012 「ググれっ!」〜ログイン編〜”. V-SHELF. 金羊社. 2012年10月24日閲覧。
  16. ^ 山本貴也. “カメレオ 1st mini Album 新宿”. ViSULOG. ビジュアルワークス. 2012年10月24日閲覧。
  17. ^ Kouichi (2011年11月7日). “新人バンド、カメレオです。”. 雇われリーダーの迷言. 2021年11月25日閲覧。
  18. ^ Kouichi (2012年1月11日). “2012.1/10 池袋Black Hole”. 雇われリーダーの迷言. 2012年10月24日閲覧。
  19. ^ カメレオ、新曲はネット社会を描写した「検索結果0」”. ナタリー. ナターシャ (2012年6月24日). 2012年10月24日閲覧。
  20. ^ デビルくん”. Oricon. 2015年9月4日閲覧。
  21. ^ a b カメレオが6月で解散「未来へのヴィジョンが変わってきた」”. 音楽ナタリー (ナターシャ) (2017年2月13日). 2017年2月13日閲覧。
  22. ^ カメレオ、解散を発表”. BARKS (Japan Music Network lnc.) (2017年2月13日). 2017年2月13日閲覧。
  23. ^ “カメレオからの大切なお知らせ”. 有限会社デンジャー・クルー. (2017年2月13日). http://www.kameleo.jp/breakup/ 2017年2月13日閲覧。 
  24. ^ 大ヒットV-ROCKカヴァー・コンピ『CRUSH!』第3弾発売決定!今作限りのスペシャル・コラボも実現”. BARKS. グローバル・プラス. p. 0 (2012年4月24日). 2012年10月24日閲覧。

参考文献

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  • ROCK AND READ 048』シンコーミュージック・エンタテイメント、2013年、pp.190-203頁。ISBN 978-4-401-77120-2https://www.shinko-music.co.jp/item/pid0771206/ 

外部リンク

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