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カミーユ・モンターニュ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Camille Montagne (1784-1866)

カミーユ・モンターニュ(Jean Pierre François Camille Montagne、1784年2月15日 - 1866年12月5日)はフランスの軍医、植物学者である。隠花植物(蘚苔類、菌類)の研究を専門とした。

略歴

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セーヌ=エ=マルヌ県のヴォドワ=アン=ブリで生まれた。14歳でフランス海軍に入り、ナポレオンのエジプト遠征にも参加した。1802年にフランスに戻り、医学を学び2年後、軍医となった。48歳になった1832年に隠花植物の研究に専念するために軍を退役した。1853年にフランス科学アカデミーの会員に選ばれた。

1845年にジャガイモ疫病菌Phytophthora infestansを最初に記載した科学者であり、Phytophthora infestansジャガイモ飢饉を起こしたエキビョウキンである。またフランス領ギアナ固有の菌類の研究でも知られる。

キク科の植物の属名、Montagnaea や ハラタケ科の菌類の属名Montagnites献名されている[1][2][3]

著作

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  • Ramón de la Sagraと共著: Histoire physique, politique et naturelle de l'ile de Cuba; Teil 10; 1842 (Online)
  • Karl Müllerと共著: Morphologischer Grundriss der Familie der Flechten; 1851

参考文献

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  1. ^ Montagnaea Tropicos
  2. ^ Montagnites MycoBank
  3. ^ Etymologisch-botanisches Handwörterbuch by G.C. Wittstein