カプリの皇帝
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カプリの皇帝 | |
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L'imperatore di Capri | |
映画のワンシーン | |
監督 | ルイジ・コメンチーニ |
脚本 | ルイジ・コメンチーニ、、マルチェロ・マルケージ、ヴィットリオ・メッツ、ジノ・デ・サンクティス、テレサ・リッチ・バルトリーニ |
製作 | カルロ・ポンティ |
ナレーター | アーノルド・フォア |
音楽 | フェリーチェ・モンタニーニ |
撮影 | ジュゼッペ・カラクショーロ |
編集 | オテッロ・コランジェーリ |
製作会社 | ラックスフィルム |
配給 | ラックスフィルム |
公開 | 1949年12月16日 |
上映時間 | 85分 |
製作国 | イタリア |
『カプリの皇帝』(カプリのこうてい、原題:イタリア語: L'imperatore di Capri)とは、1949年に公開されたイタリアのコメディ映画。監督はルイジ・コメンチーニで、主演はトト、イボンヌ・サンソン、マリーザ・メルリーニ[1]。
あらすじ
[編集]ナポリのホテルのウェイター、アントニオ・デ・ファジオは宿泊客のソニア・ブルガロフに世界一の富豪、カプリ島の王子ベイに間違えられ翌日のカプリ島でのアポを取られる。妻や姑に隠れて、アントニオは友人アスドルバレとともにカプリ島へ向かい、偶然にも裕福なインド人のモーターボートや荷物を盗んでしまい、誤解を確かめることになった。
その後、アントニオは無意識のうちに贅沢を重ねるが、その結果、旅行者たちから賞賛を浴び、カプリ島一の粋な男と讃えられ、女たちは皆の謎めいた王子への愛にため息をつく。
アントニオは数々の冒険をするが、華やかなパーティでカプリ島の皇帝に即位しようとした矢先、妻と義母がやってきて、さらに本物のベイもやってきてしまう。しかし、アントニオは暗殺されそうになったベイを救い、王女から感謝され、信じられないほどの高価な宝石をプレゼントされる。
キャスト
[編集]- トト:アントニオ・デ・ファジオ
- イボンヌ・サンソン:ソニア・ブルガロフ
- マリーザ・メルリーニ:ラ・バロネス・フォン・クラップフェン
- ローラ・ゴア:ルシア
- マリオ・カステラーニ:アスドルバレ・スティンチ
- ピナ・ガリーニ:姑
- ニノ・マルケッティ:ジェレミア
- ネリオ・ベルナルディ:オスバルド
- アルダ・マンジーニ:エマヌエラ
- ピエロ・トルディ:エマヌエラの夫
- ガレアッツォ・バンテ:ドド・デッラ・バギーナ
- ジャンニ・アペリウス:ブビ・ディ・プリマポルタ
- アルド・ジュフリー:オマール・ベイ・カーン・ディ・アガプール
- エンリコ・グロリ:執事
- リノ・ロビ:バシリオ
- トニ・ウッチ:プペット・トゥラッチョーロ
脚注
[編集]- ^ Moliterno p.88
参考書籍
[編集]Gino, Moliterno (2009), The A to Z of Italian Cinema, Scarecrow Press, ISBN 0810870592