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カブール・シャー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

カブール・シャーは、西チャガタイ・ハン国の第5代君主。

生涯

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イルジギデイの孫。1363年アーディル・スルターンが死去すると、マー・ワラー・アンナフルを治めていたアミール・フサインによって擁立された。この経緯から、カブール・シャーはアミール・フサインの傀儡であった。1369年バルラス部のティムールがアミール・フサインを殺害すると、カブール・シャーはティムールに抑えられた。翌1370年、ティムールによって殺害された。ティムールは新たな傀儡としてソユルガトミシュを擁立した(ティムール朝の成立)。

先代
アーディル・スルターン
西チャガタイ・ハン国君主
1363年 - 1370年
次代
ソユルガトミシュ