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カナディアンノース航空

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カナディアンノース
Canadian North
IATA
5T
ICAO
MPR
コールサイン
EMPRESS
設立 2019年(ファーストエアと合併発足)
(1946年にBradley Air Services Limitedとして設立、1973年にファーストエア―に社名変更), (1989年Canadian Airlinesの子会社として設立、1998年 にカナディアンノースに社名変更)
ハブ空港 イエローナイフ空港
ケンブリッジベイ空港
イカルイト空港
マイレージサービス Aeroplan
Aurora Rewards
親会社 Bradley Air Services Limited
保有機材数 31
就航地 32都市
本拠地 オンタリオ州 カナタ英語版
代表者 Chris Avery(CEO
外部リンク https://canadiannorth.com/
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カナディアンノース航空:Canadian North)は、カナダオンタリオ州に本部を置く航空会社。

概要

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カナダ北部を代表する航空会社の一つで、ノースウエスト準州ヌナビク準州ヌナブト準州に就航している。

歴史

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創業期

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1989年にCanadian Airlineの子会社として創業。

2000年代

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2003年に、ホッキョクグマ、真夜中の太陽及びオーロラをモチーフとしてロゴへ変更。

2007年6月に、キティクメオト地域Gjoa Haven, Taloyoak, Kugaaruk, and Kugluktukへ就航。

2008年4月、ヌナブト準州のキキクタアルク地域(バフィン地域)にある7つの地域へ就航

2010年代

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2019年11月1日、ファーストエア―とカナディアンノースは、合併しIATAコードを5Tに統合、ファーストエア―で使用していたIATAコード7FとコールサインFirst Airを廃止。塗装はファーストエア―のものを使用している。[1]

保有機材

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運用機材

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2019年秋現在[2]

機種 保有機数(ファーストエア機) 保有機数(カナディアンノース機) 座席数 備考
アエロスパシアル ATR 42 13 ATR 42-300 5機、ATR 42-320 2機(氷/ 砂利滑走路対応)、ATR 42-500 6機。
ボーイング737‐200 2 112 コンビ機
ボーイング737‐400 4 8 136人(300)、78人(400C)、156(400) 737-300 9機(うち2機はクイックチェンジ(QC)機)、737-400C 3機、737-400 1機
デ・ハビランド・カナダ DHC-8 4 37人(100)、50-56人(300)
ボーイング727(コンビ機)

引退機材[3]

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機種 備考
ボーイング727‐100 全てコンビ機
ボーイング727‐200
ボーイング767‐200 貨物機のみ
デ・ハビランド・カナダ DHC-6 短距離離陸耐容機
ダグラスDC-3
アブロ 748 コンビ機
ロッキードC-130 貨物機
アエロスパシアル ATR 72 コンビ機

就航都市

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就航都市は全てカナダ国内線

都市 州(準州を含む) 空港
アークティックベイ ヌナブト アークティックベイ空港
ケンブリッジ・ベイ ヌナブト ケンブリッジ・ベイ空港
ケープドーセット ヌナブト ケープドーセット空港
クージュアク ヌナビク クージュアク空港
クライドリバー ヌナブト クライドリバー空港
エドモントン アルバータ エドモントン国際空港
フォートシンプソン ノースウエスト フォートシンプソン空港
ゴハヘイブン ヌナブト ゴハヘイブン空港
ホールビーチ ヌナブト ホールビーチ空港
ヘイリバー ノースウエスト ヘイリバー空港
イグルーリック ヌナブト イグルーリック空港
イヌヴィック ノースウエスト イヌヴィック空港
イカルイト ヌナブト イカルイト空港
キミルット ヌナブト キミルット空港
クガールク ヌナブト クガールク空港
クグルクトゥク ヌナブト クグルクトゥク空港
モントリオール ケベック モントリオール空港
オタワ オンタリオ オタワ空港
パングニルトゥング ヌナブト パングニルトゥング空港
ポンドインレット ヌナブト ポンドインレット空港
クィキクタアルク ヌナブト クィキクタアルク空港
ランキンインレット ヌナブト ランキンインレット空港
レゾリュート ヌナブト レゾリュートベイ空港
タロヨーク ヌナブト タロヨーク空港
ノルマンウェールズ ノースウエスト ノルマンウェールズ空港
イエローナイフ ノースウエスト イエローナイフ空港

かつては、オタワボストン間にアブロ748による国際定期便を運航していた。[4]

事故

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1974年格納庫火事によりダグラスC-47,デ・ハビランド・カナダDHC-6DHC-3が全損。[5][6][7]

1988年アブロ748クラレンス・ロックランド付近に墜落[8]

2004年エドモントンフェリー中のボーイング737エドモントン国際空港着陸した際、誘導路に誤って着陸[9]

ファーストエア ボーイング767(退役済)

2011年ファーストエア6560便ボーイング737-200)がレゾリュートベイ空港へファイナルアプローチ中に墜落

提携航空会社

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ファーストエアは以下の航空会社コードシェア提携を結んでいる。

ボーイング737-200(コンビ機)
  • カナディアン・ノース[13]

脚注

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  1. ^ Our History” (英語). Canadian North. 2020年2月11日閲覧。
  2. ^ CCARCS-RIACC - Quick Search Result” (英語). wwwapps.tc.gc.ca. 2020年2月11日閲覧。
  3. ^ Civil register”. Encyclopedia of Early Modern History Online. 2020年2月11日閲覧。
  4. ^ index”. www.departedflights.com. 2020年2月11日閲覧。
  5. ^ Ranter, Harro. “ASN Aircraft accident Douglas C-47B-20-DK (DC-3) CF-TVK Carp Airport, ON (YRP)”. aviation-safety.net. 2020年2月11日閲覧。
  6. ^ Ranter, Harro. “ASN Aircraft accident de Havilland Canada DHC-6 Twin Otter 300 CF-DIJ Carp Airport, ON (YRP)”. aviation-safety.net. 2020年2月11日閲覧。
  7. ^ Canoe, Hunt, Fish, and Fly, by Otter: October 2008”. 2020年2月11日閲覧。
  8. ^ Ranter, Harro. “ASN Aircraft accident British Aerospace BAe-748-FAA Srs. 2B C-GFFA Cheney, ON”. aviation-safety.net. 2020年2月11日閲覧。
  9. ^ Government of Canada, Transportation Safety Board of Canada (2005年5月17日). “Aviation Investigation Report A04W0032”. www.tsb.gc.ca. 2020年2月11日閲覧。
  10. ^ airgreenland / First Air to Launch Canada – Greenland Codeshare Service” (英語). Routesonline. 2020年2月11日閲覧。
  11. ^ News, Nunatsiaq (2016年5月11日). “First Air, Air North strike codeshare deal for Ottawa, Yellowknife, Whitehorse” (英語). Nunatsiaq News. 2020年2月11日閲覧。
  12. ^ Route Map — First Air — 1 800 267 1247”. web.archive.org (2015年6月3日). 2020年2月11日閲覧。
  13. ^ News, Nunatsiaq (2015年7月28日). “Canadian North, First Air carry out codeshare pact in Nunavut this week” (英語). Nunatsiaq News. 2020年2月11日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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