諮問評議会 (カタール)
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(カタールの国会から転送)
諮問評議会 مجلس الشورى Majlis al-Shūra | |
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種類 | |
種類 | |
役職 | |
議長 | ハサン・ビン・アブドッラー・アル=ガーニム(2021年10月-)[1] |
定数 | 45 |
選挙 | |
なし(2021年選挙のみ一部公選制) | |
前回選挙 | 2021年10月2日 |
次回選挙 | なし(選挙制度廃止) |
議事堂 | |
カタール、ドーハ |
諮問評議会(しもんひょうぎかい、アラビア語: مجلس الشورى, Majlis al-Shūra)は、カタールの議会である。
概要
[編集]一院制で、全員が首長により任命される。
過去には不完全ながら公選制が導入されたこともあった。2003年に三権分立を定めた憲法改正案が国民投票で採択され、諮問評議会に一定の立法権が付与されたほか、評議会議員のうち3分の2を有権者が選ぶこととなった。新憲法は2005年に発効し、2007年に諮問評議会の議員選挙を実施することとなっていたが延期され、2011年のアラブの春の影響により国民の民主化要求の高まりを受けて諮問評議会の議員選挙を2年以内に実施することを表明したが結局はさらに延期[2]。2016年、2019年と延期され[3]、最終的に2021年10月2日に史上初の議員選挙が執行された[4][5]。女性参政権も認められ、26人の女性が立候補したが、当選者は出なかった[6]。
しかしこの選挙ではベドウィンの主要部族の一部に投票権がないことが判明したことから、カタールでは珍しい部族間の対立が発生した。その後、公選制をやめ任命制に戻す内容の憲法改正を問う国民投票が2024年11月5日に執行され、賛成が90.6%となり可決承認。公選制は1回の選挙で終了となった[7]。
定数
[編集]45人。民選時代は公選により30人を選出し、残り15人は首長が任命する一部公選制であった。民選導入以前は35人。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “Al-Ghanim Elected Qatar’s First Parliament Speaker”. Tasnim News Agency. (2021年10月27日) 2021年11月14日閲覧。
- ^ “カタール、評議会選挙を実施へ”. 日本経済新聞. (2011年3月1日) 2021年10月4日閲覧。
- ^ “Legislative elections in Qatar postponed until at least 2019”. Doha News. (2017年6月17日) 2021年10月4日閲覧。
- ^ “カタールで初の国政選挙へ 21年10月、諮問評議会”. 日本経済新聞. (2020年11月4日) 2021年10月4日閲覧。
- ^ “Qatar's first legislative elections see 63.5% voter turnout”. ロイター. (2021年10月2日) 2021年10月4日閲覧。
- ^ “Women Unsuccessful in Qatar’s First Legislative Elections”. Tasnim News Agency. (2021年10月3日) 2021年11月14日閲覧。
- ^ “Qatar passes referendum, replaces Shura Council elections with appointments, interior minister says”. ロイター. (2024年11月6日) 2024年11月6日閲覧。