カタトゥンボ川
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カタトゥンボ川 Río Catatumbo | |
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延長 | 450 km |
平均流量 | 523 m3/s |
流域面積 | 24,416 km2 |
河口・合流先 | マラカイボ湖 |
出典情報: 延長および流域面積は“Colombia Andina”(Norma, 2002)[1] 流量は“Contribución de principales ríos tributarios a la contaminación y eutrofización del Lago de Maracaibo”(Ciencia. 2005)[2] |
カタトゥンボ川 (カタトゥンボがわ、スペイン語: Río Catatumbo、英語: Catatumbo River)は、コロンビア北部を流れベネズエラのマラカイボ湖に注ぐ川。コロンビアとベネズエラの国境の一部をなす。
カタトゥンボの多湿な森林地帯 (en) を流れ[3]、やがてマラカイボの乾燥した森林地帯 (en) を経てマラカイボ湖に至る[4]。
カタトゥンボの雷というこの地域で雷が多発する現象は最大 40キロメートル (25 mi) 離れても観測される航海上の道しるべともなっており、マラカイボの灯台としても知られている[5]。まずこの川の河口付近で夜7時ごろから雷音のない稲光が1、2時間ほど続いたあとに一旦やみ、深夜1時を過ぎたころからマラカイボ湖の南の湖上で強い雷雨が発生し明け方まで続く[6]。この気象現象は年間200日以上観測されるという[6]。
脚注
[編集]- ^ “Colombia Andina”. Norma, 2002. ISBN 9789580468066.
- ^ Zulay Rivas, Rómulo Márquez, Federico Troncone, José Sánchez, Marinela Colina, Paola Hernández.“Contribución de principales ríos tributarios a la contaminación y eutrofización del Lago de Maracaibo”. Ciencia. 2005.
- ^ Locklin, Claudia, Northern South America: Northern Venezuela (NT0108), World Wildlife Fund 2017年4月23日閲覧。
- ^ Locklin, Claudia, South America: Northwestern corner of Venezuela (NT0222), WWF: World Wildlife Fund 2017年4月24日閲覧。
- ^ “Fire in the Sky”. 2008年5月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年7月9日閲覧。 “The flashes are visible up to 40 kilometres away and have been used as a natural lighthouse for centuries; which is why this semi-permanent storm is also known as the "Faro de Maracaibo", or "Maracaibo Beacon".”
- ^ a b 歴史ミステリー研究会 編『一般人は入れない立入禁止地帯 危険度MAX版』彩図社、2016年、172-175頁。ISBN 9784801301467。
外部リンク
[編集]- ウィキメディア・コモンズには、カタトゥンボ川に関するカテゴリがあります。