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カイト由利子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

カイト 由利子(カイト ゆりこ)は、日本の言語学者。Ph.D.言語学)。専門は社会言語学言語接触言語選択)、バイリンガリズム応用言語学(第二言語習得理論、言語(学習)とアイデンティティ, カリキュラム開発)、語用論など。関西大学国際部元教授[1]、同大学大学院外国語教育学研究科名誉教授。

略歴

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広島県生まれ。広島女学院大学文学部英米文学科卒業。同大学語学研究室助手。1986年米国サウスカロライナ大学大学院修士課程に入学。言語学の修士号と博士号を取得。1980年からアフリカソマリアでESL教師、1990年から10年間、神戸にあるカナディアンアカデミーで小学部アドバイザー、1992年から英語教師をつとめたのち、1998年から関西大学文学部助教授。2000年同大学外国語教育研究機構助教授、2002年から関西大学国際部教授(2017年まで)。その間、国際交流センター長(2006年 - 2008年)、副学長(2008年 - 2009年)、国際教育センター長(2009年 - 2012年)を歴任。学外では日本私立大学連盟国際連携委員会委員長(2007年 - 2011年)や日本私立大学団体連合会国際交流委員会委員(2007年 - 現在)など。

論文・著書

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  • 「Pragmatics in a College-Level EFL Curriculum」『関西大学外国語教育研究(紀要)』第3号(共著)、2002年
  • 「Language Learning Perspectives:Language and Cognitive Models」『関西大学人間活動理論研究センター CHAT Technical Reports』No.6、2007年
  • 「第二言語習得理論と言語教育」『斎藤栄二先生退職記念論文集』2007年、三省堂
  • 「フィンランドの英語教育」『関西大学人間活動理論研究センター CHAT Technical Reports』No.6、2008年
  • 「Language Use by Engineers at an Academic Conference」『関西大学人間活動理論研究センター CHAT Technical Reports』No.7、2008年
  • 『国際バカロレアを知るために』(大迫弘和編著、長尾ひろみ新井健一との共著)、水王舎、2014年
  • 『留学生教育の新潮流―関西大学留学生別科の実践と研究』(監修、古川智樹編著)、関西大学出版部、2015年

参考文献

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  • 「ReaD & Researchmap」[2]
  • 「関西大学学術情報システム」[3]

関連項目

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