コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

MANGAオールマン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
オールマンから転送)

MANGAオールマン』(マンガオールマン、MANGA ALLMAN)は、かつて集英社が発行していた青年向け漫画雑誌

概要

[編集]

スーパージャンプ』増刊の『スーパージャンプアルファ』を前身として1995年に創刊(10月号)。一部の連載作品は『スーパージャンプアルファ』より引き継がれていた。創刊当初は月刊だったが、1996年9月(10号)以降休刊まで月2回刊で発行された。

創刊編集長は荒木飛呂彦の初代担当編集者として知られていた椛島良介で、椛島が『週刊少年ジャンプ』時代に担当していたジョージ秋山が長くレギュラー執筆者だった。椛島の好みを反映してか、御厨さと美ルサルカは還らない』、六田登親愛なるMヘ』、周良貨能田茂監査役野崎修平』のような、社会派リアリズムに寄った作品も多かった。

また、創刊と同時期に、椛島の同期である堀江信彦が『メンズノンノ』編集長に転属し、漫画畑を離れたことから、堀江がコアミックスを設立して独立するまで、北条司F.COMPO』、原哲夫『九頭龍』を預かり連載していた。

集英社の青年漫画誌再編に伴い、2002年No.15で休刊となった。休刊の際に『監査役野崎修平』『戦海の剣』『P女子寮のネコ』『俺の空」は『ビジネスジャンプ』に、『江戸前鮨職人きららの仕事』は『スーパージャンプ』に、『源氏物語』は『ウルトラジャンプ』にそれぞれ移籍している。

単行本はSCオールマンレーベルで発売されていた。

連載作品

[編集]

あ行

[編集]

か行

[編集]

さ行

[編集]

た - な行

[編集]

は - わ行

[編集]

映像化作品

[編集]
OVA
作品 発売年 アニメーション制作
新・男樹 1998年 スタジオぴえろ
テレビドラマ
作品 放送年 制作
ソムリエ 1998年 関西テレビ
オリジナルビデオ
作品 放送年 制作 備考
新・男樹 1997年-2000年 ミュージアムピクチャーズ 3・4作目は劇場公開

SCオールマン

[編集]

SCオールマン(エスシーオールマン、SC ALLMAN)『オールマン』掲載作品向けの漫画レーベルで、SCは SHUEISHA COMICS の略。同誌掲載作品や掲載作家の短編集等が発行されていたが、雑誌の休刊に伴いレーベルも廃止されており現存していない。

創刊は1996年9月19日。『新・男樹』(本宮ひろ志)、『J THE OUTLAWYER』(愛英志、里見桂)、『青田大學番外地』(吉村作治、金井たつお)、『RALLY HEART』(成田偉保)、『かけはぎのひと』(萩田広式)が最初に発行された。

ロゴタイプは

  1. 大きく書かれた「SC」の中心部または下部に「オールマン」の文字を載せた物(背表紙等で使用)
  2. 「SC ALLMAN」の文字列(表表紙等で使用)
  3. 「SCオールマン」の文字列(裏表紙等で使用)

の3種類が使われていた。

初期の背表紙・裏表紙はイラストを一切使用しない直線のみで構成されたデザインを色違いで使用していた。タイトル等のフォントも統一されており(作品固有のロゴタイプは表表紙のみ)、文字列と色以外は完全に統一されたデザインとなっていた。