オートモビルカウンシル
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(オートモビル・カウンシルから転送)
オートモビルカウンシル (英:AUTOMOBILE COUNCIL) は、日本で開催されているモーターショー。千葉県千葉市美浜区にある幕張メッセを会場とする。毎年3日間、日本国内外の主要自動車メーカー、およびヘリテージカー(旧車)販売店が一堂に会する[1]。会場の雰囲気は、ヘリテージカー中心らしく静かで落ち着いたものとなっており、その点でイベントコンパニオンや派手な音楽・演出が多用されがちな他のモーターショーとは一線を画している[2]。また、出展車両の多くはその場で販売もされており、展示即売会の側面も持つ。
歴史
[編集]- 第1回:2016年(平成28年)8月5日から7日まで開催。自動車メーカー9社、旧車販売企業19社が参加し[1]、100台超の車両が出展された。総来場者は18,572人[3]。
- 第2回:2017年(平成29年)8月4日から6日まで開催。自動車メーカー7社、旧車販売企業19社が参加[4]。総来場者は27,525人[5]。
- 第3回:2018年(平成30年)8月3日から5日まで開催。自動車メーカー6社、旧車販売企業32社が参加。総来場者は30,484人[6]。
- 第4回:2019年(平成31年)4月5日から7日まで開催。今回から開催期間を夏から春へと移動。会場内ではフィッシュ・アンド・チップスやビール、シャンパンといった飲食物が提供された[7]。総来場者は34,692人[8]。
- 第5回:2020年(令和2年)4月3日から5日まで開催予定[9]であったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で2度の延期の末、7月31日から8月2日に開催。総来場者は11,230人。
- 第6回:2021年(令和3年)4月9日から11日まで開催。
- 第7回:2022年(令和4年)4月15日から17日まで開催。
- 第8回:2023年(令和5年)4月14日から16日まで開催。総来場者は34,993人。
- 第9回:2024年(令和6年)4月12日から14日まで開催。総来場者は39,807人で過去最高となる。
- 第10回:2025年(令和7年)4月11日から13日まで開催予定。
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コンセプトカーの展示(2016年、マツダ・RX-VISION)
提携イベント
[編集]2017年、イタリアで開催されているヘリテージカーイベント「AUTOMOTO D'EPOCA」(アウト・モト・デ・エポカ)および「AUTOMOTORETRÒ」(アウトモトレトロ)との提携が報道された[10]。
脚注
[編集]- ^ a b 纐纈敏也 (2016年7月12日). “【夏休み】オートモビルカウンシル初開催、80台超のヘリテージカーを展示・販売”. Response. (イード) 2018年1月31日閲覧。
- ^ 飯田裕子 (2016年8月18日). “初開催の「オートモビル カウンシル」を見てきた”. Car Watch (インプレス) 2018年1月31日閲覧。
- ^ “ヘリテージカーの魅力から自動車文化を語る「オートモビル カウンシル 2017」開催決定”. MOTOR CARS (ジェイツ・コンプレックス). (2017年4月15日) 2018年1月31日閲覧。
- ^ “動画:往年の名車が一堂に、「オートモビルカウンシル」幕張”. AFPBB News (クリエイティヴ・リンク). (2017年8月4日) 2018年1月31日閲覧。
- ^ “旧車の展示会盛況に ブリヂストンとミシュランが初出展”. 自動車タイヤ新聞 (自動車春秋社). (2017年8月29日) 2018年1月31日閲覧。
- ^ 大音安弘 (2018年8月8日). “【オートモビル カウンシル2018】ヘリテージカー販売店の参加が増加するなど盛況”. webCG (webCG) 2018年8月11日閲覧。
- ^ 高木啓 (2019年4月5日). “【オートモビルカウンシル2019】今日開幕…130台以上出展、メーカー展示も”. Response. (イード) 2019年8月10日閲覧。
- ^ 大音安弘 (2019年4月9日). “エディターから一言 第568回:日本の自動車文化の奥深さを満喫 2019年の「オートモビル カウンシル」を振り返る”. webCG (webCG) 2019年8月10日閲覧。
- ^ “オートモビルカウンシル”. オートモビルカウンシル. 2019年8月10日閲覧。
- ^ “オートモビル カウンシル、伊・開催の2大ヘリテージカー・イベントと姉妹提携へ”. MOTOR CARS (ジェイツ・コンプレックス). (2017年5月7日) 2018年1月31日閲覧。