オートザイルバーン・ブラチスラヴァ
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オートザイルバーン・ブラチスラヴァ(独: Autoseilbahn Bratislava、スロバキア語: Autolanovka Bratislava)とは、フォルクスワーゲン ブラチスラヴァ工場内にある自動車運搬用の貨物索道。オーストリアのドッペルマイヤー・ガラベンタ・グループによって、製造した自動車を工場から試験場まで輸送するため建設された。全長は450mで工場敷地内の鉄道を横切っており、工場で生産されたトゥアレグとポロの運搬に使用されている。建設に6ヶ月を費やし、2003年に稼働を開始した。2017年までに運搬された自動車は300万台を超える[1]。
この貨物索道はフニテルを採用し、高さ15mの支柱を8つ持つ。2.8m/s(約10km/h)の速度で、毎時67台の車両を輸送可能。工場と同様、この索道も24時間運転用に設計されている。フォルクスワーゲンとの合意にある98.5%の可用性を保証できるように、電動機や変速機などの重要部品は冗長化されている[2]。
外部リンク
[編集]- Video der Seilbahn - YouTube
- 工場とケーブルカーの敷地計画 (PDF、959 KB)
脚注
[編集]- ^ "Autos in luftiger Höhe". inside.volkswagen.de. 2017年12月30日閲覧。
- ^ ドッペルマイヤーからのプレスリリース