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オーシャン (レッド・ツェッペリンの曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
レッド・ツェッペリン > レッド・ツェッペリンの作品 > オーシャン (レッド・ツェッペリンの曲)
オーシャン
レッド・ツェッペリン楽曲
収録アルバム聖なる館
リリース1973年3月28日
録音1972年
スターグローヴス
ジャンルロック
時間4分31秒
レーベルアトランティック
作曲者ジョン・ボーナム
ジョン・ポール・ジョーンズ
ジミー・ペイジ
ロバート・プラント
プロデュースジミー・ペイジ
聖なる館収録順
ノー・クォーター
(7)
オーシャン
(8)
ミュージックビデオ
「The Ocean」 - YouTube

オーシャン」 (The Ocean) は、イギリスロックグループ、レッド・ツェッペリンの楽曲。1973年、彼らの第5作アルバム聖なる館』のB面4曲目に収められて発表された。作詞作曲はジョン・ボーナムジョン・ポール・ジョーンズジミー・ペイジ、及びロバート・プラントレコードでの演奏時間は約4分30秒。

概要

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凝った単音リフが印象的な、快活なロックナンバー。題名は、「聖なる館(=コンサート会場)」を埋め尽す大洋のような聴衆の隠喩であると思われる。

メインリフは、15/8拍子(4/4+7/8)の変拍子。ヴォーカルパートの間にギター・ソロ、さらに無伴奏のスキャットが挿入される。コーダに至って曲は突然シャッフルビートとなり、ギター・ソロの背後にドゥーワップ風のコーラスが入る。多様な要素を、複雑さを感じさせずに巧みに盛り込んだ曲である。

なお、イントロの前に聴こえるのは、ボーナムの「We've done four already but now we'er steady and then they went. 1, 2, 3, 4」というカウントの声である。

また、LPとリマスター前のCDでは、開始1分38秒後のギターソロの裏でかなり大きな音量で電話のベルが数回聴こえる。録音状態は非常に良いが、偶然に入ってしまったものと思われる。リマスター盤でも辛うじて聴こえる。

ステージ・パフォーマンス

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1972年アメリカツアーで登場し、1973年まで主としてアンコールで演奏された。 「レッド・ツェッペリン DVD」や「レッド・ツェッペリン狂熱のライヴ」リマスターDVDでは、1973年7月27日のニューヨーク・マディソン・スクエア・ガーデン公演でのこの曲のライヴ映像が収録されている。

参考文献

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  • 『レッド・ツェッペリン全曲解説』デイヴ・ルイス著 福田美環子訳 シンコー・ミュージック刊