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名古屋金城ふ頭アリーナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
オーシャンアリーナから転送)
名古屋金城ふ頭アリーナ

オーシャンアリーナ外観

地図
名古屋金城ふ頭アリーナの位置(愛知県内)
名古屋金城ふ頭アリーナ
名古屋金城ふ頭アリーナの位置(名古屋市内)
名古屋金城ふ頭アリーナ
施設情報
所在地 愛知県名古屋市港区金城ふ頭2-7
位置 北緯35度2分55.9秒 東経136度50分49.9秒 / 北緯35.048861度 東経136.847194度 / 35.048861; 136.847194座標: 北緯35度2分55.9秒 東経136度50分49.9秒 / 北緯35.048861度 東経136.847194度 / 35.048861; 136.847194
起工 2007年平成19年)2月8日
開場 2008年(平成20年)6月13日
所有者 名古屋市
運用者 名古屋市スポーツ市民局
グラウンド 鋼製下地にフローリング床張り、塗装+ポリウレタンコーティング (メインアリーナ)
樹脂製床、スポーツコート(サブアリーナ)
ピッチサイズ 20m×40m(国際規格フットサルコート)各1面
大型映像装置 8m×3mLEDパネル1基(メインアリーナ)
3m×2mLEDパネル1基(サブアリーナ)
設計者 堀内建築研究所・安井建築設計事務所JV[1]
建設者 鹿島建設[1]
川北電気工業[1]
東洋熱工業[1]
旧称
大洋薬品オーシャンアリーナ
テバオーシャンアリーナ
武田テバオーシャンアリーナ
使用チーム、大会
名古屋オーシャンズ(2008-2022)
Fリーグ オーシャンカップ(2008-2013, 2019)
全国施設選抜レディースフットサル大会(2008-)
AFCフットサルクラブ選手権(2013)
収容人員
2,569人(メインアリーナ)
190人(サブアリーナ)
アクセス
#アクセスを参照。
アリーナ内部

名古屋金城ふ頭アリーナ(なごや きんじょうふとうアリーナ)は、愛知県名古屋市港区金城ふ頭にあるアリーナ

概要

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後発医薬品メーカーの大洋薬品工業(現:武田テバファーマ)が2007年に日本初のフットサル専用アリーナ『大洋薬品オーシャンアリーナ』(たいようやくひんオーシャンアリーナ)として建設した施設である。同社がスポンサードした日本初のプロフットサルクラブである名古屋オーシャンズが2021-22シーズンまでホームアリーナとして利用していた。また、「フットサル専用」を謳いつつも、バレーボールなど他の競技の利用にも用いられてきた。

その後大洋薬品工業の合併と改称を経ても同社が引き続き施設を保有してきたが、2023年に名古屋市に譲渡され、現在の名称となった(後述)。

歴史

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2006年平成18年)10月26日に建設が発表され、2007年(平成19年)2月8日に起工式が行われた。2008年(平成20年)5月2日に竣工式が行われ、6月13日に大洋薬品オーシャンアリーナとして開業した。なお開業日から3日間、こけら落としとして大洋薬品オーシャンアリーナカップ2008を開催し[2]シュライカー大阪が決勝でPK戦の末に名古屋オーシャンズを下して優勝した。2009年(平成21年)8月にはFリーグの公式カップ戦としてFリーグ大洋薬品オーシャンアリーナカップ2009が開催され、シュライカー大阪が連覇を果たした。

2012年(平成24年)には大洋薬品工業興和テバとの合併によりテバ製薬に名称変更したことに伴い、施設名をテバオーシャンアリーナに改称した。2013年(平成25年)8月に開催されたAFCフットサルクラブ選手権では主会場となり、この大会では企業名を外したオーシャンアリーナの名称で使用された。2016年(平成28年)10月にはテバ製薬が武田テバファーマとなったため、2017年(平成29年)4月1日には施設名を武田テバオーシャンアリーナに改称した[3]

フットサル以外の利用としては、2017年(平成29年)5月20日にWBO世界ライトフライ級タイトルマッチ、王者田中恒成VS挑戦者アンヘル・アコスタの試合、2019年(平成31年)4月6日・7日にはV.LEAGUE ディビジョン1 2018-19 ファイナル第1戦(男女とも)が行われた[4]

2020年令和2年)11月22日、名古屋オーシャンズがファンミーティングの場で、同年12月末をもって活動拠点として撤退することを表明[5]。但し、名古屋オーシャンズは引き続き2021-22シーズンまで本拠地として使用を継続した。

武田テバファーマから名古屋市への譲渡

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2022年(令和4年)に武田テバファーマが名古屋市に施設の無償譲渡を申し入れ、2023年4月1日付をもって名古屋市に所有権が移管された[6]。名古屋市では令和5年度に改修設計と機能向上調査を実施し、令和6年度に工事と共に供用再開を目指すとしている[7]

譲渡を受けた名古屋市はのちに同所の正式名称を「名古屋金城ふ頭アリーナ」とした[8][9]。2023年9月11日に名古屋市会定例会に「名古屋金城ふ頭アリーナ条例」が提出され[10]、同年9月27日に可決[10]、同年10月16日付けで公布された[9]

年表

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  • 2008年(平成20年)6月13日 - 大洋薬品オーシャンアリーナとして開業。
  • 2012年(平成24年)4月1日 - テバオーシャンアリーナに改称。
  • 2017年(平成29年)4月1日 - 武田テバオーシャンアリーナに改称[3]
  • 2023年(令和5年)
    • 4月1日 - 武田テバファーマから名古屋市へ無償譲渡。
    • 10月16日 - 条例上の名称が「名古屋金城ふ頭アリーナ」に改称される。

施設

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メインアリーナ

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  • 競技場有効高さ:13m
  • 観客席:2569席
    • プレミアシートA:78席
    • プレミアシート:90席
    • 一般シート:2344席
    • ロイヤルシート:12席
    • 車椅子席:12席
  • 映像システム
    • LEDビジョン:8m×3m

サブアリーナ

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  • 競技場有効高さ:5m
  • 観客席:190席

その他

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周辺

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アクセス

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脚注

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  1. ^ a b c d 大洋薬品オーシャンアリーナ”. 近代建築社. 2013年6月29日閲覧。
  2. ^ 大洋薬品オーシャンアリーナカップ2008
  3. ^ a b ホームアリーナ施設名称変更のお知らせ 名古屋オーシャンズ 2017年3月27日
  4. ^ ファイナル名古屋大会のイベント詳細について』(プレスリリース)一般社団法人日本バレーボールリーグ機構、2019年4月4日https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000040680.html2019年4月30日閲覧 
  5. ^ 【フットサル】名古屋オーシャンズが今年限りで武田テバオーシャンアリーナから退去することを発表。22日のファンミーティングで報告。”. スポーツナビ (2020年11月22日). 2023年4月5日閲覧。
  6. ^ 名古屋市に多目的スポーツ施設「武田テバオーシャンアリーナ」を寄付”. 名古屋市. 2023年4月5日閲覧。
  7. ^ 令和5年度主な施策等一覧(スポーツ市民局)”. 名古屋市. 2023年4月5日閲覧。
  8. ^ 名古屋金城ふ頭アリーナ(旧武田テバオーシャンアリーナ)(暮らしの情報)”. 名古屋市. 2023年10月26日閲覧。
  9. ^ a b 名古屋市公報 令和5年10月25日 第225号”. 名古屋市 (2023年10月25日). 2023年10月26日閲覧。
  10. ^ a b 令和5年9月定例会 市長提出案件(市会情報)”. 名古屋市 (2023年10月11日). 2023年10月26日閲覧。

外部リンク

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