オーシカ
表示
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒174-0041 東京都板橋区舟渡1丁目4番21号 |
設立 | 1943年(昭和18年)3月29日 |
業種 | 化学 |
法人番号 | 8011401001099 |
事業内容 |
接着剤 工業薬品 合板 木材加工品の製造販売 |
代表者 | 堀口和秀(代表取締役社長) |
資本金 | 417,850,000円 |
売上高 |
251億円 (単独売り上げ 2021年3月期) |
純利益 |
2億4,416万2,000円 (2024年3月期)[1] |
総資産 |
136億9,753万4,000円 (2024年3月期)[1] |
決算期 | 毎年3月 |
主要子会社 |
オーシカケミテック株式会社 新潟合板振興株式会社 P.T.POLI OSHIKA 大鹿貿易(大連)有限公司(DALIAN OSHIKA CO.,LTD) |
外部リンク | http://www.oshika.co.jp/ |
株式会社オーシカは、東京都板橋区に本社を置き、接着剤、工業薬品、合板、木材加工品などの製造販売を行っている企業である。
概要
[編集]合板用接着剤で国内初めてメラミン樹脂接着剤を用いた高度な耐水性を有するタイプⅠ合板を開発し製品化した。合板用接着剤をはじめ、現在では住宅資材を製造する工業接着剤、建築現場で住宅組み立てを行う現場施工用接着剤や木材用の防蟻剤、保護剤、欠点補修剤、接着剤及び工業薬品を供給している。
沿革
[編集]接着剤とのかかわりは、1929年(昭和4年)頃から輸入カゼインをベニヤ業界向けに販売。その後1937年(昭和11年)には名古屋にベニヤグルーを設立、東北帝大教授であった佐藤定吉がアメリカから持ち帰った技術をもとに大豆グルーの製造に着手したが、こうした事業は戦争により一旦中断した[2]。
- グリーンウォール(北海道由仁町の建材メーカー)と共同で、加工性を改善した住宅外壁材用接着剤(TM-128)を開発した[4]。2011年6月、この商品に関するフォーラムがゆにガーデンで開催され、札幌や室蘭などの木材加工の企業関係者約50人が参加した[4]。この接着剤を使用することにより、従来必要であった高周波の照射が不要となり、加工機械のコストダウンに成功し、電気使用量が大幅に減る上、機械の維持管理も簡単になるとした[5]。
- NPO法人木材・合板博物館(東京都江東区)では、2011年1月接着剤コーナーの展示を拡充した。展示物の作成には、同社やアイカ工業(愛知県清須市)などが協力した[6]。
脚注
[編集]- ^ a b 株式会社オーシカ 第80期決算公告
- ^ 「日本の合板発展と接着剤」『日本接着協会誌』第14巻第5号、日本接着協会、1978年5月、20-21ページ。
- ^ a b c 『化学工業日報』2001年8月6日付4面。
- ^ a b エコな建材用接着剤を*開発メーカーが説明会*由仁 2011.06.18 北海道新聞 朝刊地方 26頁 空南 (全328字)
- ^ 短時間でピタッと*由仁のメーカー*外壁材の接着剤開発*専用大型機械も 2010.11.12 北海道新聞 朝刊全道 10頁 三経 (全459字)
- ^ 使えるニュース~接着剤8種類の優劣を比べる 2011.03.01 日経ホームビルダー 1頁 第141号 2頁 (全295字)
参考文献
[編集]『共に創る 四国の産学官連携』(31)冨士ファニチアと徳島大など 成型合板の技術革新 生産性の向上目指す 2005.03.20 高知新聞 朝刊 6頁 経済 写有(全993字)