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オルレ1号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
オルレ1号
所属 KT
主製造業者 タレス・アレーニア・スペース
国際標識番号 2010-070B
カタログ番号 37265
打上げ場所 ギアナ宇宙センター
打上げ機 アリアン5
打上げ日時 2010年12月29日
物理的特長
質量 2622 kg
姿勢制御方式 3軸
軌道要素
周回対象 地球
軌道 静止軌道
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オルレ1号(올레 1호、olleh 1)またはコリアサット6号(KOREASAT 6)は韓国KT社が所有する通信衛星。2010年12月29日に打ち上げられた。

概要

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オルレ(olleh)とは、KTのCMなどに使用される造語で、helloを逆さにしたことから「逆発想の革新的な思考を通じたサービス」、「未来が来る」、「済州島の方言」、感動の瞬間に出る「感嘆の声」という4つの意味を持っているという[1]

オルレ1号には、最近需要が増えているHD放送に備えて、性能が大幅に強化された固定通信サービス(FSS)用のKuバンド24基や、直接衛星放送(DBS)用のKuバンド6基の計30機の衛星中継器が搭載されており、高品質な衛星放送サービスを朝鮮半島全域に提供する[1]

主契約者であるタレス・アレーニア・スペースは通信ペイロードを提供し、オービタル・サイエンシズSTAR衛星バスを提供、さらに製造から最終試験、射場での作業を担当した[2]。またこれら2社によるチームは衛星の軌道運用をサポートする地上システムを提供し、オービタルはKT社に引渡し後6ヶ月にわたって現地サポートを提供した[2]

オルレ1号は2010年12月29日にギアナ宇宙センターからアリアン5ロケットによって打ち上げられた[1]。15年間の運用を予定している[2]

参考文献

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