オピトヌイ (駆逐艦)
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オピトヌイ(Опытный)は、ソヴィエト/ロシア海軍の駆逐艦である。当初の艦名は「セルゲイ・オルジョニキーゼ」。
ソ連海軍の計画名は45型駆逐艦(Лидеры эсминцев проекта 45)である。
実験的性格が強く、建造されたのは「オピトヌイ」1隻のみである。
解説
[編集]1934年に開発が開始された。実験的な高速駆逐艦として計画され、主機にドイツの高温高圧罐・ワーグナーボイラーを参考に、さらに小型化・高出力化したものを採用し、最大速力42ktを目標とした。主砲は、日本の吹雪型駆逐艦の主砲塔を参考にして開発した二連装130mm砲「B-2LM」を採用、従来の主砲塔より軽量化が図られた。本型は「オピトヌイ」のみがジダーノフ造船廠で建造され、1935年に進水、1941年に就役、1949年に退役、1956年に処分された。
諸元
[編集]分類 | 駆逐艦 |
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排水量 | 基準1,570t、満載1,870t |
寸法 | 全長113.5m、全幅10.6m、吃水4.2m |
速力 | 40.0ノット |
航続力 | 18ノット-1,370浬 |
乗員数 | 262名 |
機関 | 重油ボイラー4基、蒸気タービン2基、2軸推進、出力70,000馬力 |
兵装 | 130mm連装砲3基、533mm四連装発射管2基、 45mm機関砲4門、37mm機関砲3門、機雷60個 |