強いイスラエル
ユダヤの力 עוצמה לישראל | |
---|---|
党首 | イタマル・ベン-グヴィル |
成立年月日 | 2012年11月13日 |
本部所在地 | エルサレム |
クネセト |
6 / 120 (5%) |
政治的思想・立場 |
極右 シオニズム カハネ主義 |
シンボル |
נץ (2013, 2020), כף (2019) |
公式サイト | 公式サイト |
強いイスラエル(ヘブライ語:עוצמה לישראל オツマー・レ=イスラエル 英語: Otzma LeYisrael))はイスラエルの極右政党であった。2012年11月13日に結党。党首はミハエル・ベン=アリとアリエ・エルダドが共同で務めていた。現在はユダヤの力 (ヘブライ語: עוֹצְמָה יְהוּדִית オツマ・イェフディート 英語: Otzma Yehudit)という名称の極右政党であり[1]、カハネ主義および反アラブ主義とみなされている[2][3]。ミハエル・ベン=アリとアリエ・エルダドは2013年のイスラエル議会総選挙に向けて国家統一党から脱退し、新しい政党を結成した[4]。
ユダヤの力(オツマ・イェフディート)は、カハ党のイデオロギーの継承者である[2][3][5][6][7]。同党は「イスラエルの敵」だと考える者を国外追放することを提唱しており、指導者のイタマル・ベン-グヴィルは本来のカハ運動と関係を持っていた。ただし、イタマル・ベン-グヴィルは、現在は全てのアラブ人をイスラエルから国外追放することには同意しない、との立場を表明している[8]。
同党は、2013年には第19回クネセト選挙を単独で戦い、議席を獲得できる3.25%以上の得票数が得られなかった。2015年には第20回クネセト選挙をユダヤ教の超正統派政党であるヤチャダの合同名簿の一部として戦った。この政党連合ヤチャダ全体としての得票数が閾値に千票ほど足りず、議席は獲得できなかった[9]。2019年4月の第21回クネセト選挙では、同党はユダヤ人の家とともに右翼政党連合の一部として戦ったが、それはナフタリ・ベネットが2018年12月にユダヤ人の家の党首を辞めて離党して新右翼党を設立したあとのことだった。右翼政党連合は議席獲得の閾値を超える得票を集め、5議席を獲得した。ユダヤの力の代表の1人であるミハエル・ベン=アリはこの合同比例名簿の5位だったが、裁判所はのベン=アリの立候補を禁じており[10]、また、ユダヤの力のイタマル・ベン-グヴィルはこの比例名簿での順位がベン=アリの分を繰り上げても7位だったため、議席獲得はならなかった[11][12]。また、この政党連合URWPはネタニヤフ政権に参加し、その議員が入閣して「ノルウェー法」を使って議席を譲る協定を結んでいて、イタマル・ベン-グヴィルは繰り上げ当選する予定だったが、この協定は反故にされて、ユダヤの力は政党連合URWPを離脱した[13]。また、この選挙の結果では新政権は発足しなかった。ミハエル・ベン=アリが禁じられた後は、イタマル・ベン-グヴィルが党の指導者に任命された。
同党は2019年9月の第22回イスラエル議会総選挙では複数の世論調査の時点では得票数が閾値を超えないだろうと予測されていたが単独で戦い、得票数は1.88%になり議席を得られなかった[14]。2020年の第23回イスラエル議会総選挙に向けて、同党はユダヤ人の家と「ユダヤ人の家連合」を形成して臨むことに同意していたにもかかわらず[15]、ユダヤ人の家、新右翼およびトゥクマが再結成したヤミナには参加できず、単独で選挙戦に臨むことになった[16]。
経緯
[編集]アリエ・エルダドは2003年のイスラエル議会総選挙で国家統一党所属として初めてクネセトメンバーに選ばれた[17]。2007年11月には、アリエ・エルダドは新しく世俗的な極右政党を結党し、ハティクヴァと命名した[18]。最終的に、ハティクヴァは国家統一党の一部として2009年の選挙戦を行い、アリエ・エルダドは彼の議席を維持した[19]。ミハエル・ベン=アリは2003年のイスラエル議会総選挙を、政党へルート(国民運動)から出馬して落選し、2006年のイスラエル議会総選挙ではユダヤ国民戦戦から出馬した。両方とも党は議席獲得の閾値を超えることができなかった。2009年の第18回イスラエル議会総選挙に向けて、ユダヤ国民戦戦は、カハおよびカハネ・ハイの活動家、バールーフ・マーゼルに率いられていたが、チャバドのラビ、シャロム・ドヴ・ウォルポによって結党された新しい政党であるエレツ・イスラエル・シェラヌと連立した。両党の合同名簿は国家統一党の一部として選挙戦を行うことになり、代表的であるミハエル・ベン=アリは名簿の第4列目を獲得した。国家統一党は4議席を獲得し、ミハエル・ベン=アリはクネセトのメンバーに当選した[20]。
アリエ・エルダドは世俗派の強硬派で、ミハエル・ベン=アリは正統派ユダヤ教で以前はカハの活動家であったが[21][22]、国家統一党内部において何ヶ月にもわたり、同党が予備選挙を続けるべきかどうかをめぐっての内部抗争を行った後で、2013年のイスラエル議会総選挙の前の2012年10月に新しい「強いイスラエル」を結党することを決定した。アリエ・エルダドは党の名簿の先頭に選ばれ、次にミハエル・ベン=アリとバールーフ・マーゼルが続いた:同党は2013年11月に公式に国家統一党から分離して形成された[4]。同党は反同化グループのレハヴァと提携し、また事務所を共有しており、その責任者のベンツィ・ゴプシュタインが同党の党員であった。レハヴァと「ユダヤの力」の事務所は2014年に捜査を受けた[23][24][25][26]。同党の党歌は「ジングル・強いイスラエル(オツマ・レイスラエル」であった[27][28]。
同党の結党記者会見にはイスラエル国内では著名なカハネ主義者であるバールーフ・マーゼル、イタマル・ベン-グヴィルらも参加した[29]。
2012年12月13日、イスラエルの選挙管理委員会は人種差別政党であるとしてこの政党のキャンペーンCMを禁止した[30]。
2013年1月22日の第19回クネセト選挙から2020年3月の第23回クネセト選挙では、議席を獲得できるだけの得票を得られなかった。
2021年の第24回イスラエル議会総選挙では、ユダヤの力は宗教シオニスト党およびノアムとの合同名簿(政党連合・選挙同盟)に参加することになったが、それはリクードを率いるネタニヤフが、パートナーである宗教シオニズム勢力を強化するために根回しした結果であった[31]。この選挙で、この合同名簿は6議席分の票を獲得した。この政党連合の比例名簿の上位6人のうち宗教シオニスト党は4人、ユダヤの力(オツマ・イェフディット)は1人、ノアムは1人だった。政党「ユダヤの力(オツマ・イェフディット)」はクネセトに議席を持つ政党になった[8][32]。
2022年11月1日の第25回イスラエル議会総選挙において、宗教シオニスト党、ノアム、オツマ・イェフディットの連合は、得票数が前回の2倍以上になり14議席を獲得し、クネセトで3番目に多い連合になった。この政党連合の比例名簿の上位14人のうち宗教シオニスト党は7人、オツマ・イェフディットは6人、ノアムは1人だった。11月20日に宗教シオニスト党、ノアム、オツマ・イェフディットの連合は解消された[33]。12月に成立した第6次ネタニヤフ内閣(第37代政府)[34]で、この3党は連立政権の一部になった。
イデオロギー
[編集]同党は宗教シオニズム、カハネ主義、超民族主義、反アラブ主義および極右と見なされている[2][3][35][36]。そして、人種差別主義者だとも見なされていた[37][38][39]。しかし同党はこれについては反論している[40]。
ユダヤの力は二国家解決案には反対であり、ヨルダン川西岸地区の併合を含む、ヨルダン川から地中海までの範囲における完全なイスラエルの領土化を提唱している[41]。同党はパレスチナ国の建国には反対であり、オスロ合意の破棄を対象しており、神殿の丘におけるイスラエルの主権をも提唱している[42][8]。
同党は全ての小学校において「生徒のユダヤ人としてのアイデンティティを深めるために」ユダヤ人の歴史の教育に重点を置くことを提唱している[35]同党は、ユダヤ人の入植を停止し、テロリストを釈放し、パレスチナ自治政府と交渉することに反対している[43]同党は、「アラブ過激派」の国外追放を提唱している[43]。2019年2月24日に、党のメンバーであるイタマル・ベン-グヴィルは「イスラエルに忠実でないイスラエルのアラブ系市民」を追放するよう呼びかけた[44]。2022年に、現在の指導者イタマル・ベン-グヴィルは、アラブ系政党の連帯リストの議長であるアイマン・オーデおよび反シオニストの「ネトゥレイ・カルタ」のセクトを「列車に乗せて」国外追放することを承認した[45]。2022年の選挙キャンペーンにおいて、彼は、全ての兵士はためらうことがないようにあらかじめ免責されるべきだと提唱した[46]。彼の党が国外追放を提唱する一方で、イタマル・ベン-グヴィルは、彼が若い時に「全てのイスラエルのアラブ系市民」を国外追放すべきだとの立場であったことは間違いだったと述べた[8]。
同党は、経済政策として「ユダヤ式資本主義」と呼ぶものを提唱しており、それによって「数十億シェケルを敵の排除のための防衛予算から節約することができ」、その予算をインフラ登場に回し、官僚や規制を減らし、また「人口問題」に予算を割り当てることができると主張している。同党はまた、高齢者や障害者への福祉を支持し、中絶に反対している[47]。同党はまた、イスラエル国防軍の交戦規定を緩和することを支持している[48]。ユダヤ人の家との連立の一部として、同党はユダヤ人入植者のパレスチナ人への襲撃に厳しい対応を取る政策 に反対している[49]。
選挙キャンペーン
[編集]2012年12月に、ミハエル・ベン=アリは2013年のイスラエル議会総選挙のキャンペーンのスローガンを発表した;「義務なくして権利なし」[2]同党は議席獲得の閾値に達する得票数を得られなかった[50]。
2014年には、ユダヤの力(オツマ・イェフディート)の事務所が家宅捜索を受けたが、それは反同化主義の組織レハヴァと事務所を強要していたためだった[23][24]。この年には同等は2015年の第20回イスラエル議会総選挙に出馬すると発表した。スローガンは「右派の方はユダヤの力に!自治区?ニ国家共存?それならメレツへどうぞ。一国家-ユダヤの力!」[51]。
2015年には、同党はヤチャドとの合同名簿のもとで第20回イスラエル議会総選挙戦を戦うことを決めた。この合同名簿の中ではバールーフ・マーゼルが唯一のユダヤの力の候補だった[52]。その背景には、もし両党が合同名簿を作成して選挙に臨んで、そして失敗した場合、右翼の連立をリスクに晒す、という懸念をヤチャドが示したことによる論争があった[43]。選挙の前には、合同名簿から5議席は獲得できるだろうという推測があった[53]。それにもかかわらず、ヤチャドは125,106票(2.97%)を獲得しただけであり、クネセトで議席を獲得するのに必要な3.25%の閾値には届かなかった[54]。超正統派 (ユダヤ教)の正統派シャスのメンバーはヤチャドの投票用紙に関する不正を非難したが[55]、同様にヤチャドの投票者を引っかかるためのお飾りの政党としてユダヤの力を祭り上げていた[56]。
選挙後には、同党は新たな代替メディアを設立すると発表した。ミハエル・ベン=アリもまた、議会外での活動に焦点を移すか、次の選挙に向けて計画を立てるか不透明である、と言った[57]。
2018年11月には、同党は2019年4月の第21回イスラエル議会総選挙に出馬するつもりだと発表した[58]。彼らはまた選挙キャンペーンのためのクラウドファンディングのサイトを立ち上げた[59]。クラウドファンディングの結果、同党は820,000新シェケルを獲得した[60]。ナフタリ・ベネットがユダヤ人の家を離党し、政党新右翼を立ち上げると発表した後で、ユダヤの力はベザレル・スモトリッチとエリ・イシャイに声をかけて、2019年のイスラエル議会総選挙に向けて正統派ユダヤ教で民族主義の連立を作ろうとした[61]。
2019年1月には、同党はトゥクマと連立するための協議に入った。[62]。同年2月には、イスラエルの首相であるベンヤミン・ネタニヤフがユダヤの力にアプローチして、トゥクマおよびユダヤ人の家との合同名簿を作成して選挙戦を戦おうとしたが、クネセトの野党から批判を受けた[63]。トゥクマの議長であるベザレル・スモトリッチは、ベンヤミン・ネタニヤフの党であるリクードはユダヤの力と一緒になるべきだ、と応じた[64]。トゥクマとの交渉は2019年2月11日に終了した[65]、そしてユダヤの力は代わりに別の政党と連立して選挙戦に臨むと示唆した[66]。2019年2月20日には、ユダヤの力とユダヤ人の家は、連立においてユダヤの力に合同名簿の5列目と8列目を与えるとする内容で合意した[67]。2019年2月21日には、同党は合同名簿に載せるのはミハエル・ベン=アリおよびイタマル・ベン-グヴィルであると発表した[68]。2019年3月17日には、ミハエル・ベン=アリが2019年4月の第21回イスラエル議会総選挙への出馬を禁止された[69]。それに対してミハエル・ベン=アリはこう述べた。「我々は勝つ。これで終わりではない… 我々は司法の「軍事政権」を終わらせる。」[70]。
首相であるベンヤミン・ネタニヤフがユダヤ人の家との合意を仲介したことは広く批判を受けた。アメリカ・イスラエル公共問題委員会(AIPAC)およびアメリカユダヤ人委員会はあらかじめ釘を刺して、もしユダヤの力が内閣入りすることがあっても会談するつもりはない、と発表した[71]。アメリカ・イスラエル公共問題委員会(AIPAC)は、「AIPACは長らくこの人種差別主義者で非難すべきグループのメンバーとは面談しない、という方針をとってきた、と言及した[72]。
2019年6月25日には、ユダヤの力は右翼政党連合(URWP)から離脱した[73]。引き続いて、同党は2019年9月の第22回イスラエル議会総選挙に向けて、元リクードのクネセトメンバーであるオーレン・ハザン[74]、ゼフートの指導者モーシェ・フェイグリン[75]、および新右翼の指導者アイェレト・シャキドとの連立を議論していると報じられた[76]。はじめに政党ノアムとの連立に参加することになっていたにもかかわらず、この2つの党はユダヤの力が世俗派の候補を立てるべきとの主張をめぐって離脱し、ユダヤの力は単独で選挙戦を戦うことを選択した[77]。
2019年8月21日には、ユダヤの力とリクードは最高裁判所にアラブ系政党の共同リストが第22回イスラエル議会総選挙に参加するのを禁じるよう陳情を提出したが、認められなかった[78]。
2019年8月25日には、最高裁判所は ユダヤの力から出馬予定の候補者であったバールーフ・マーゼルおよびベン-ツィオン・ゴプスタインの第22回イスラエル議会総選挙への出馬を禁止した[79]。
2019年8月26日には、リクードを代表してナタン・エシェルがイタマル・ベン-グヴィルと面会し、右翼の票を死票にしないために、議席を獲得できない程度の得票数が予想されているユダヤの力に選挙戦から離脱することを勧めた[80]。これについてイタマル・ベン-グヴィルはリクードはこの面会でユダヤの力に選挙戦への支援を要求したと主張し、ユダヤの力の協力がなければネタニヤフは議会の多数派になることができないだろうと話した[81]。
2019年12月20日には、ユダヤの力とユダヤ人の家とは、次の第23回イスラエル議会総選挙で合同名簿を作成し、「統合ユダヤの家」として選挙戦を戦うことで合意した[82][15]。2020年1月15日には、新右翼、トゥクマ、ユダヤ人の家は合同でヤミナを形成したが、ユダヤの力は合同名簿には入らなかった[16]。
2021年1月31日には、第24回イスラエル議会総選挙に向けてユダヤの力はノアムと合同名簿を作成した。イタマル・ベン-グヴィルとノアムの指導者であるアヴィ・マオツはユダヤの家と宗教シオニスト党とも合同名簿を作成しようと主張した[83]。宗教シオニスト党は同年2月3日にこれに合意した[84]。
2022年の第25回イスラエル議会総選挙に向けて、ユダヤの力は世論調査で支持が増加したため、宗教シオニスト党の合同名簿の中に載せる代表者名を増やそうと求めた。しかし宗教シオニスト党の代表ベザレル・スモトリッチは名簿の中に7名の代表を入れる提案を否定し、イタマル・ベン-グヴィルに単独で選挙戦を行うよう発表するよう勧めた[85][86]。これを受けて野党の指導的立場にあったベンヤミン・ネタニヤフは右翼票が失われて議席獲得閾値に達しなくなることを避けるために再度合同名簿を作成するよう公に勧めた。はじめの分裂の後で、ユダヤの力は世論調査で宗教シオニスト党を上回る支持率を獲得し続けており、ベンヤミン・ネタニヤフの呼びかけの後で、ユダヤの力は、公式に持ち回り名簿を提案し、ベザレル・スモトリッチをリーダーとし、他の全ての議席をユダヤの力に回すよう求めた[要検証 ][87]。同党はまた元モサド長官であるダニヴ・ヤトムが設立した「C.I.Yグローバル」という政治キャンペーン会社を雇い、選挙キャンペーンに活用した[46]。ユダヤの力と宗教シオニスト党は再び連立を組み、さらにノアムからの候補者も1人加えたが、それは選挙名簿提出の締め切り直前のことであった[88]。
歴史
[編集]2016年
[編集]2016年1月、ユダヤの力はイスラエル北部の村であるアラからアルアラまでの行進を組織した[89][90]。この行進の出発点となった村であるアラは、テルアビブでの襲撃事件に責任のあるテロリストで、アラブ系イスラエル人のナシャト・メルハムの出身地のであったためである[91]。最初は行進許可の申請は認められなかった。しかし、最高裁判所へのアピールの後で、警察の指示に従う事を条件に、行進の申請が認められた[89]。
選挙結果
[編集]選挙 | 党首 | 得票数 | % | 議席 | +/– | 地位 |
---|---|---|---|---|---|---|
2013 | アリエ・エルダド | 64,782 | 1.76 | 0 / 120 |
2 | 議席を持たない政党 |
2015 | ミハエル・ベン=アリ | Yachadを構成する政党のひとつとして | 0 / 120 |
– | 議席を持たない政党 | |
April 2019 | ミハエル・ベン=アリ | URWPを構成する政党のひとつとして | 0 / 120 |
– | 議席を持たない政党 | |
September 2019 | イタマル・ベン-グヴィル | 83,609 | 1.88 | 0 / 120 |
– | 議席を持たない政党 |
2020 | イタマル・ベン-グヴィル | 19,402 | 0.42 | 0 / 120 |
– | 議席を持たない政党 |
2021 | イタマル・ベン-グヴィル | RZPを構成する政党のひとつとして | 1 / 120 |
1 | 野党 | |
2022 | イタマル・ベン-グヴィル | RZPを構成する政党のひとつとして | 6 / 120 |
5 | 与党 |
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “Work starts on new outpost outside Halamish after deadly terror attack” (英語). The Times of Israel 23 July 2017閲覧。
- ^ a b c d Aaron Kelman (27 January 2013). “Arab town doesn't love anti-Arab party”. The Times of Israel 21 June 2015閲覧。
- ^ a b c Raphael Ahren (18 February 2015). “The extremist who could bring Kahanism back to the Knesset” (英語). The Times of Israel 3 February 2019閲覧。
- ^ a b Harkov, Lahav (13 November 2012). “Eldad, Ben-Ari form new party: Strong Israel”. The Jerusalem Post 21 June 2015閲覧。
- ^ “Right of right: Eli Yishai's new party mired in controversy” (英語). Ynetnews. (13 March 2015) 4 May 2018閲覧。
- ^ “Kahane billboards removed from Jerusalem hotels” (英語) 4 May 2018閲覧。
- ^ “Under deal, Kahanist party could receive spot on key panel that appoints judges” (英語). The Times of Israel. 17 March 2019閲覧。
- ^ a b c d Sharon, Jeremy. “Understanding the ominous rise of Israel’s most notorious ultra-nationalist” (英語). The Times of Israel. 26 August 2022閲覧。
- ^ Gross, Judah Ari. “Over 235,000 votes thrown in trash” (英語). The Times of Israel. 26 August 2022閲覧。
- ^ “Arab parties in, Otzma Yehudit candidate out”. israel national news (2019年3月17日). 2024年9月24日閲覧。
- ^ Bachner, Michael. “Union of Right-Wing Parties demands Education, Justice portfolios” (英語). The Times of Israel. 26 August 2022閲覧。
- ^ staff, T. O. I.. “Extremist Otzma Yehudit demands top posts after leader banned from Knesset run” (英語). The Times of Israel. 26 August 2022閲覧。
- ^ “Otzma Yehudit splits from United Right”. israel national news (2019年6月25日). 2024年9月24日閲覧。
- ^ staff, T. O. I.. “Polls find extremist Otzma Yehudit edging toward Knesset threshold” (英語). The Times of Israel. 26 August 2022閲覧。
- ^ a b Jacob Magid (31 December 2019). “Smotrich says he won't join Jewish Home-Otzma Yehudit merger "at any cost"”. The Times of Israel 31 December 2019閲覧。
- ^ a b Sharon, Jeremy (16 January 2020). “New Right, Bayit Yehudi and National Union unite, leaving Otzma out”. The Jerusalem Post 15 January 2020閲覧。
- ^ “Knesset Members in the Sixteenth Knesset”. 2022年11月8日閲覧。
- ^ “Arye Eldad to head new secular Right party”. The Jerusalem Post | JPost.com 4 July 2017閲覧。
- ^ “National Union - The Israel Democracy Institute”. The Israel Democracy Institute. 2022年11月8日閲覧。
- ^ “Knesset Member, Michael Ben Ari”. knesset.gov.il. 2022年11月8日閲覧。
- ^ “Otzma Yehudit looks to attorney-turned radio host to lead party” (英語). Israel National News. 17 February 2019閲覧。
- ^ Anshel Pfeffer (2 December 2012). “On the religious right – unity and discord”. Haaretz 21 June 2015閲覧。
- ^ a b “Police raid offices of anti-assimilation group Lehava” (英語). The Times of Israel 3 June 2017閲覧。
- ^ a b “Police Raid the Offices of Otzma Yehudit”. Israel National News. 3 June 2017閲覧。
- ^ “Otzma Yehudit Activists Hope To Reach Um el-Fahm Mosque” (英語). Yeshiva World News. (10 April 2018) 11 April 2018閲覧。
- ^ “Inside radical right-wing group Lehava” (英語). Ynetnews. (1 March 2015) 11 April 2018閲覧。
- ^ “בקצב הראפ: נחשף ג'ינגל הבחירות של 'עוצמה לישראל' - סרוגים” (ヘブライ語). www.srugim.co.il (25 December 2012). 8 August 2018閲覧。
- ^ “ג'ינגל לעוצמה לישראל: נאמנות בסגנון ראפ-גבעטרון - וואלה! חדשות” (ヘブライ語). וואלה! חדשות 8 August 2018閲覧。
- ^ “Eldad, Ben-Ari form new party: Strong Israel”. エルサレム・ポスト. (2012年11月13日) 2012年12月1日閲覧。
- ^ “Election committee bans far-right party's campaign ad for being racist”. ハアレツ. (2012年12月13日) 2012年12月13日閲覧。
- ^ Staff writer (24 March 2021). “Sa'ar slides, Gantz surprises, Ben Gvir celebrates: Exit poll winners and losers” (英語). The Times of Israel. 25 March 2021閲覧。
- ^ “Knesset Member, Itamar Ben-Gvir”. www.knesset.gov.il. 10 April 2021閲覧。
- ^ “Separating from Religious Zionism, Otzma Yehudit and Noam now independent parties”. THE TIMES OF ISRAEL (2022年11月20日). 2024年7月19日閲覧。
- ^ “Netanyahu's hard-line new government takes office in Israel”. BBC (2022年12月30日). 2024年9月19日閲覧。
- ^ a b “Otzma LeYisrael” (ヘブライ語). en.idi.org.il. 8 June 2018閲覧。
- ^ Reich, Bernard; Goldberg, David H. (30 August 2016) (英語). Historical Dictionary of Israel. Rowman & Littlefield. ISBN 9781442271852
- ^ “Who are the Kahanists of Otzma Netanyahu opened Knesset door to?”. The Jerusalem Post. 16 March 2019閲覧。
- ^ Halbfinger, David M. (24 February 2019). “Netanyahu Sparks Outrage Over Pact With Racist Party” (英語). The New York Times. ISSN 0362-4331 16 March 2019閲覧。
- ^ Ziri, Danielle (7 March 2019). “U.S. Jewish Groups Slam Israeli Decision to Let Kahanist Party Run in Election” (英語). Haaretz 16 March 2019閲覧。
- ^ “Otzma Yehudit's Ben Ari tells Elections Committee he's not a racist” (英語). The Times of Israel. 16 March 2019閲覧。
- ^ Israel National News, 12 December 2014, "Nationalist Party Otzma Yehudit Officially Unveils--Ex-MK Ben-Ari's Party Backs One-State, Calls to Save 'Wasted' Votes of Right Abstaining after Being Disenfranchised by Bennett"
- ^ staff, T. O. I.. “Extreme-right MK Ben Gvir visits Temple Mount: ‘We demand full sovereignty’” (英語). The Times of Israel. 26 August 2022閲覧。
- ^ a b c “Otzma Yehudit Says 'Yishai's Party Doesn't Want Us'” (英語). Israel National News. 8 June 2018閲覧。
- ^ Magid, Jacob. “Otzma Yehudit candidate: Critics have to go back 30 years in order to attack us” (英語). The Times of Israel. 25 February 2019閲覧。
- ^ “If elected, I will deport anyone who acts against the State of Israel” (英語). The Jerusalem Post. 25 August 2022閲覧。
- ^ a b “Ben Gvir campaign to focus on new population groups, appealing to youth” (英語). The Jerusalem Post. 25 August 2022閲覧。
- ^ Israel, David (26 February 2019). “Otzma Yehudit Platform Radical on Jewish Values, Hazy on Practical Implementation” (英語). Jewish Press. 2 March 2019閲覧。
- ^ “Otzma calls to ease IDF rules of engagement: 'Soldiers' hands are tied'”. The Jerusalem Post. 2 March 2019閲覧。
- ^ “Before merger with Jewish Home, Otzma Yehudit had to disavow harming innocents” (英語). The Times of Israel. 27 March 2019閲覧。
- ^ “Israeli Parliament - An Analysis of the 2013 Election Results” (ヘブライ語). en.idi.org.il. 25 July 2017閲覧。
- ^ “Nationalist Party Otzma Yehudit Officially Unveils Platform”. Israel National News. 28 June 2017閲覧。
- ^ “Yishai's List Finalizes - With Marzel, But Not Ben-Ari”. Arutz Sheva. (29 January 2015) 2 February 2015閲覧。
- ^ “Final polls before elections give Herzog 4-point lead” (英語). The Times of Israel 13 June 2017閲覧。
- ^ “Over 235,000 votes thrown in trash” (英語). The Times of Israel 13 June 2017閲覧。
- ^ “Mass voting scandal | Shas Activists Caught on Tape Guiding Voter Fraud” (英語). Israel National News. 8 June 2018閲覧。
- ^ “Fictitious Party Meant to Harm Yachad, Rightist Coalition?” (英語). Israel National News. 8 June 2018閲覧。
- ^ “Otzma Yehudit: 'We're Crushed but Not Despairing'”. Israel National News. 28 June 2017閲覧。
- ^ “Far-right Otzma Yehudit Party to run in next election”. The Jerusalem Post | JPost.com 15 November 2018閲覧。
- ^ “Far-right group launches crowdfunding campaign with eye on Knesset” (英語). The Times of Israel 15 November 2018閲覧。
- ^ “Utzma Yehudit crowdfunds its way to Knnest run [sic]” (英語). Jerusalem Post (17 December 2018). 17 December 2018閲覧。
- ^ “Otzma Yehudit calls for unity in national religious camp” (英語). Israel National News. 30 December 2018閲覧。
- ^ “Negotiations between National Union, Otzma Yehudit underway” (英語). Israel National News. 4 February 2019閲覧。
- ^ Magid, Jacob. “Fearing wasted votes, PM urges fringe parties on far-right to join forces” (英語). The Times of Israel. 4 February 2019閲覧。
- ^ “Smotrich: Likud should merge with Otzma Yehudit” (英語). Israel National News. 4 February 2019閲覧。
- ^ “National Union, Otzma Yehudit negotiations end” (英語). Israel National News. 11 February 2019閲覧。
- ^ “Otzma Yehudit preparing to run independently” (英語). Israel National News. 15 February 2019閲覧。 “Otzma will run in the upcoming elections with other parties”
- ^ “Jewish Home approves joint run with Otzma Yehudit” (英語). Israel National News. 20 February 2019閲覧。
- ^ “Otzma Yehudit's Knesset representatives: Ben-Ari and Ben-Gvir” (英語). Israel National News. 21 February 2019閲覧。
- ^ “Supreme Court bans Otzma Yehudit candidate from Knesset” (英語). Israel National News. 17 March 2019閲覧。
- ^ Lahav Harkov (17 March 2019). “Otzma on disqualification: Israel is not a democracy, it's a judicial junta”. The Jerusalem Post. 17 March 2019閲覧。
- ^ Halbfinger, David M. (24 February 2019). “Netanyahu Sparks Outrage Over Pact With Racist Party” (英語). The New York Times. ISSN 0362-4331 10 April 2019閲覧。
- ^ @AIPAC (2019年2月22日). "We agree with AJC. AIPAC has a longstanding policy not to meet with members of this racist and reprehensible party" (英語). X(旧Twitter)より2022年11月3日閲覧。
- ^ Staff writer (25 June 2019). “Otzma Yehudit splits from United Right”. Arutz Sheva. 25 June 2019閲覧。
- ^ “Rapper 'Hatzel', Oren Hazan to run with Otzma Yehudit?”. Arutz Sheva. (10 July 2019)
- ^ Staff writer (24 July 2019). “Moshe Feiglin, Itamar Ben-Gvir might merge to better parties' chances”. The Jerusalem Post
- ^ “Shaked Seeking to Unify Right Parties”. Hamodia. (9 July 2019)
- ^ Hezki Baruch (1 August 2019). “Otzma Yehudit and Noam cancel joint run”. Arutz Sheva 1 August 2019閲覧。
- ^ “Likud Party joins Otzma Yehudit to petition court to disqualify Joint Arab List”. Jewish News Syndicate (21 August 2019). 2022年11月14日閲覧。
- ^ Jacob Magid (26 August 2019). “Supreme Court bans extreme-right Gopstein and Marzel from elections”. The Times of Israel. 26 August 2019閲覧。
- ^ Idan Zonshine (26 August 2019). “Mounting pressure on smaller right-wing parties to drop out of elections”. The Jerusalem Post. 26 August 2019閲覧。
- ^ “Likud said pressuring far-right parties to drop out of election”. The Times of Israel (27 August 2019). 2022年11月14日閲覧。
- ^ “Jewish Home party, far-right Otzma Yehudit reunite ahead of third elections” (英語). The Times of Israel (20 December 2019). 20 December 2019閲覧。
- ^ “Far-right Otzma Yehudit party joins forces with radical Noam faction”. Israel Hayom (31 January 2021). 31 January 2021閲覧。
- ^ Hoffman, Gil (3 February 2021). “Israel elections: Netanyahu pushes Kahanist into Knesset”. The Jerusalem Post. 4 February 2021閲覧。
- ^ “Israel Hayom”. Israel Hayom. 25 August 2022閲覧。
- ^ “Smotrich, Ben-Gvir close to merger agreement” (英語). The Jerusalem Post | JPost.com. 25 August 2022閲覧。
- ^ “Beware Itamar Ben Gvir, rising far-right star with a destructive vision for Israel” (英語). The Times of Israel. 25 August 2022閲覧。
- ^ Carrie Keller-Lynn (14 September 2022). “National Unity, Religious Zionism and Yisrael Beytenu submit final candidate lists”. The Times of Israel. 3 November 2022閲覧。
- ^ a b “Marzel invites Arabs to join Otzma Yehudit protest”. Israel National News. 3 June 2017閲覧。
- ^ “Otzma Yehudit to march in Arab town”. Israel National News. 3 June 2017閲覧。
- ^ “Authorities name Nashat Melhem as Tel Aviv terrorist”. Israel National News. 3 June 2017閲覧。