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オットー・ウンフェルドルベン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ダーメにあるウンフェルドルベンのレリーフ

オットー・パウル・ウンフェルドルベン(Otto Paul Unverdorben、1806年10月13日 - 1873年11月28日)はドイツの化学者、実業家である。1826年にアニリンを発見した。

略歴

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ブランデンブルク州のダーメの豊かな商人の家に生まれた。ドレスデンの学校を出た後、ハレ大学ライプツィヒ大学ベルリン大学で化学を学んだ。有機物質の研究を行い、20歳の1826年に染料、インディゴを熱分解して、「クリスタリン」(Crystallin)と命名した物質を得た。これはアニリンであり、染料、化学工業の原料として重要な物質である。アニリンの名は1841年に同様にアニリンを得た、サンクトペテルブルクで働いたドイツの化学者フリッチェ(Carl Julius Fritzsche)が命名した[1]

1829年に両親の資産を受け継ぎ、化学の研究から遠ざかった。ウンフェルドルベン自身はタバコ吸わなかったが故郷のダーメでタバコ会社を興して成功し、地域に慈善活動を行い、ダーメには記念館がつくられている。

脚注

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  1. ^ Deutschlandfunk: Herr der Farben, 13. Oktober 2006

参考文献

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  • Max Wald: Flämingheft 8 in 5 Auflagen:
    • 1. Auflage: Otto Unverdorben, der Entdecker des Anilins 1826; Dahme/Mark, 1926
    • 2. Auflage: Otto Unverdorben, der Entdecker des Anilins 1826; Dahme/Mark, 1927
    • 3. Auflage: Otto Unverdorben, der erste Entdecker des Anilins 1826 und Förderer des Dahmer Tabakgewerbes; Dahme/Mark, 1935
    • 4. Auflage: Otto Unverdorben aus Dahme, der Finder des Anilins und Rohnikotins; Dahme/Mark, 1941
    • 5. Auflage: Otto Unverdorben aus Dahme, der Finder des Anilins und Rohnikotins; Dahme/Mark, 1943
  • Bernhard Lepsius (1908). "Unverdorben, Otto". Allgemeine Deutsche Biographie (ドイツ語). Vol. 54. Leipzig: Duncker & Humblot. pp. 735–736.
  • Christa Niedobitek, Fred Niedobitek: Otto Unverdorben aus Dahme/Mark; Lage, 2014 (ISBN 978-3-89918-217-0)