オストラヴァ・スヴィノフ - チェスキー・チェシーン線
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チェコ国鉄 | |
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路線番号 | 321 |
路線総延長 | 38 km |
軌間 | 1435 mm |
電圧 | 3000V(直流) |
最高速度 | 80 km/h |
オストラヴァ・スヴィノフ - チェスキー・チェシーン線(チェコ語;Železniční trať Ostrava-Svinov – Český Těšín)は、チェコ国鉄の鉄道線の名称である。路線番号は321。なお本頁では、同じ321号線として案内されているオストラヴァ・スヴィノフ - オパヴァ東駅線についても取り扱う。
1855年、皇帝フェルディナント北部鉄道により、スヴィノフ - オパヴァ間が開業した。1911年から1914年にかけて、オストラヴァ・フリードラント鉄道により、クンチツェ~チェシーン間が開業した。クンチツェ~スヴィノフ間は1964年の開業。
運行形態
[編集]超特急「インターシティ(IC)」
[編集]- オパヴァン号: プラハ - スヴィノフ - オパヴァ 【週4日運行】
超特急「レギオジェット(RJ)」
[編集]- プラハ - オストラヴァ - ハヴィールジョフ ( - コシツェ )
- プラハ - スヴィノフ - オパヴァ
- 一日1往復運行されている。スヴィノフ以西は270号線と直通する。2017年末に運行を開始した。
特急「リフリーク(R)」
[編集]快速「スピェシニー(Sp)」【平日】
[編集]- オパヴァ - スヴィノフ - オストラヴァ - クンチツェ - チェシーン 【平日運行】
- 平日は1時間に1本運行している(半数がオストラヴァ・ストドルニー - チェシーン間の運行)。スヴィノフ~クンチツェ間は、オストラヴァの都心部を経由するため、270号線・323号線経由となる。全列車クンチツェに停車する。
- 過去の運行形態
- 2018年以前は、平日のみ2時間に1本の運行であった。また、全列車コマーロフを通過していた。
- 2018年末に、ストドルニー - チェシーン間の区間運転が増発された他、休日にもストドルニー - ハヴィールジョフ間で2時間に1本、ハヴィールジョフ以東で一日1往復運行する様になった。
- 2019年末に、休日の運行が休止となった。
- 2023年度より、一部がコマーロフ停車となった。
- 過去の運行系統
- ブルンタール → スヴィノフ → クンチツェ → フリードラント 【平日運行、夏季を除く】
- 一日あたり、片道1本のみ運行していた。スヴィノフ以北特急に併結されていた。夏季は休日ダイヤで運行していた。クンチツェ以南は323号線に乗り入れていた。
- 2019-21年度に運行していた。
- ブルンタール → スヴィノフ → クンチツェ → フリードラント 【平日運行、夏季を除く】
普通【平日】
[編集]- オパヴァ~スヴィノフ
- 1時間に1本運行されている。
- 2022年以前は、下記のスヴィノフ以東の列車と直通しており、チェシーン発着であった。
- クンチツェ → オパヴァ東駅 【平日運行】
- 一日あたり1本の運行。快速相当の停車駅で運行されるが、オパヴァ・コマーロフにも停車する。
- 2022年以前は一日2本運行していた。
- スヴィノフ~チェシーン
- 1時間に1本運行されている。この他、午後に限り、クンチツェ - スヴィノフの系統が1時間に1本運行される。クンチツェ - チェシーン間は、快速と合わせて毎時2本の運行となっている。スヴィノフ~クンチツェの列車は、ハヴィールジョフでチェシーン方面の快速と接続する他、半数がスヴィノフでオパヴァ方面快速と接続する。
- 過去の運行形態
- 2018年以前は、毎時1.5本(クンチツェ以西は毎時2本)の運行であった。また、毎時1本が上記のスヴィノフ以西の列車と直通しており、オパヴァ発着であった。
- 2019年度より、快速の増発に伴い、クンチツェ以東が毎時1本に減便となった。
- 2022年度より、スヴィノフ - クンチツェの区間運転が減便され、午後中心の運行となった。
- 2023年度より、全列車がスヴィノフで系統分離となった。
快速・普通【休日】
[編集]- リソホル号: (オストラヴァ - )スヴィノフ - クンチツェ - オストラヴィツェ
- オパヴァ~スヴィノフ
- 各駅停車。平日同様、1時間に1本運行されている。
- 2022年以前は、下記スヴィノフ以東の列車と直通していた。
- スヴィノフ~チェシーン
- 各駅停車。平日同様、1時間に1本運行されている。
- 2022年以前は、上記スヴィノフ以西の列車と直通していた。
- 過去の運行系統
- (トルジネツ → チェシーン - ) ハヴィールジョフ - クンチツェ - ヴィートコヴィツェ - スヴィノフ
- 2018年以前は、2時間に1本、全区間普通列車として運行していた。東行は各駅停車で、西行のみシェノフとバルトヴィツェを通過していた。一日1往復に限りチェシーンやトルジネツまで直通し、西行1本のみチェシン以東320号線から直通していた。
- 2019年度に限り、クンチツェ - スヴィノフ間に短縮された。クンチツェ以東は快速の休日運行により代替された。
- 2019年末に、再びハヴィールジョフまで延伸された。上下ともシェノフ・バルトヴィツェ通過となり、東行は全区間普通、西行はクンチツェ以東のみ快速として運行する様になった。
- 2020年末に、チェシーン方面直通の1往復を除き、停車駅そのままで全区間普通列車として運行する様になった。
- 2021年末に休止。
- (トルジネツ → チェシーン - ) ハヴィールジョフ - クンチツェ - ヴィートコヴィツェ - スヴィノフ
臨時列車
[編集]- 鉄道の祝日関連SL(快速)
- オストラヴァの色(普通)
- オストラヴァの色(普通)
- 夏季に年8日、オストラヴァ中央 → スヴィノフ → オパヴァ間に、一日片道1本の運行。うち5日は、2本運行する。スヴィノフ以東は270号線と直通する。321号線内は快速相当の停車駅となる。毎年運行している。
- 2017年は年4日、一日1本の運行であった。2018-2023年度は、年8日、一日1本運行していた。
- NATOの日号(普通)
- 秋に年2日、オストラヴァ空港 - スヴィノフ - オパヴァ間に、一日1往復の運行。スヴィノフ以南は270号線と直通する。321号線内は快速相当の停車駅となる。2017,18年運行。
- ホッケー世界選手権2024号: コシツェ/ブラチスラヴァ - チャッツァ - ヴィートコヴィツェ 【2024年5月、7日間運行】
- 2024年度に限り、年7日間のみ運行していた。種別はエクスプレス(Ex)。チェシーン以東は320号線に直通し、ヴィートコヴィツェからチャッツァまでノンストップであった。
過去の運転種別
[編集]- 超特急「スーパーシティ(SuperCity)
- プラハ - オストラヴァ - チェシーン - コシツェ
- 2017,18年度に、一日1往復運行していた。323号線経由でオストラヴァ・プラハ方面に乗り入れていた。オストラヴァ本駅 - チェシーン間ノンストップ。
- プラハ - オストラヴァ - チェシーン - コシツェ
- 超特急「LEOエクスプレス(LE)」
- プラハ→オストラヴァ→チェスキー・チェシーン→コシツェの系統で、一日片道1本のみ運行していたが、2015年12月以降ボフミーンを経由する様になり、321号線を経由しなくなった。
- 超特急「ユーロシティ(EC)」
- 2017,18年度に運行。プラハ - オストラヴァ - チェシーン - コシツェの系統で、「ロハーチェ」号が週1往復運行していた。323号線経由でオストラヴァ・プラハ方面に乗り入れていた。オストラヴァ本駅 - チェシーン間ノンストップ。
- 2015年以前は、現在のレギオジェット(RJ)の一部がユーロシティとして運行していた。
駅一覧
[編集]以下では、チェコ国鉄321号線の駅と営業キロ、停車列車、接続路線などを一覧表で示す。
- 種別
- IC:超特急「インターシティ」
- RJ:超特急「レギオジェット」
- R:特急
- Sp:快速
- Os:普通
- 停車駅
- ■印:全列車停車
- ●印:一部通過
- ○印:一部停車
- |印:全列車通過
321号線本線(チェシーン - オストラヴァ・ヴィートコヴィツェ - オパヴァ)
[編集]路線名 | 駅名 | 駅間営業キロ | 累計営業キロ | IC | RJ | R | Sp | Os | 接続路線 | 所在地 | ||
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320 | チェスキー・チェシーン駅 | - | チェシーンから 0.0 |
■ | ■ | ■ | モラヴィア・スレスコ州 | カルヴィナー郡 | ||||
321 | ホチェブズ駅 | 4.6 | 4.6 | | | ■ | ■ | 320号線(オストラヴァ方面) | |||||
アレブレヒチツェ・ウ・チェスケーホ・チェシーナ駅 | 6.1 | 10.7 | | | ■ | ■ | |||||||
ホルニー・スハー駅 | 2.6 | 13.3 | | | ■ | ■ | |||||||
ハヴィールジョフ・スハー駅 | 2.0 | 15.3 | | | ■ | ■ | |||||||
ハヴィールジョフ中央駅(*1) | 1.7 | 17.0 | | | ■ | ■ | |||||||
ハヴィールジョフ駅 | 2.1 | 19.1 | ■ | ■ | ■ | |||||||
シェノフ駅 | 3.5 | 22.6 | | | ○ | ■ | オストラヴァ郡 | ||||||
オストラヴァ・バルトヴィツェ駅 | 2.3 | 24.9 | | | | | ■ | |||||||
オストラヴァ・クンチツェ駅 | 4.3 | 29.2 | | | ● | ■ | 323号線(オストラヴァ方面、フレンシタート方面) | ||||||
オストラヴァ・ヴィートコヴィツェ駅 | 4.8 | 34.0 | ■ | ■ | ||||||||
オストラヴァ・ザーブルジェフ駅(未開業) | | | | | ||||||||||
オストラヴァ・スヴィノフ駅 | 7.4 | 41.4 | ウィーンから 261.9 |
■ | ■ | ■ | ■ | ■ | 271号線(ワルシャワ方面、プラハ方面) | |||
オストラヴァ・トルジェボヴィツェ駅 | 2.7 | 44.1 | 264.6 | | | | | | | | | ● | ||||
ヂェヒロフ駅 | 4.8 | 48.9 | 269.4 | | | | | | | | | ● | オパヴァ郡 | |||
イレショヴィツェ駅 | 3.0 | 51.9 | 272.4 | | | | | | | | | ● | ||||
ハーイ・ヴェ・スレスク駅 | 3.5 | 55.4 | 275.9 | | | | | | | ■ | ■ | ||||
ルホタ・ウ・オパヴィ駅 | 3.6 | 59.0 | 279.5 | | | | | | | | | ● | ||||
モクレー・ラズツェ駅 | 1.1 | 60.1 | 280.6 | | | | | | | | | ● | ||||
シチーチナ駅 | 1.7 | 61.8 | 282.3 | | | | | | | ■ | ■ | ||||
オパヴァ・コマーロフ駅 | 3.6 | 65.4 | 285.9 | | | | | | | ○ | ● | ||||
オパヴァ東駅 | 4.2 | 69.6 | 290.1 | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ |
(*1): 2017年10月16日開業[1]。
クンチツェ - オストラヴァ市街 - スヴィノフ間
[編集]路線名 | 駅名 | 駅間営業キロ | 累計営業キロ | RJ | R | Sp | 接続路線 | 所在地 | |
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323 | オストラヴァ・クンチツェ駅 | 0.0 | | | ■ |
チェシーン方面、オパヴァ方面 |
モラヴィア・スレスコ州 | オストラヴァ郡 | ||
オストラヴァ中央駅 | 4.8 | | | ■ | ■ | |||||
オストラヴァ・ストドルニー駅 | 5.6 | ● | ■ | ■ | |||||
271 | オストラヴァ本駅 | 7.8 | ■ | ■ | ■ | 271号線(ワルシャワ方面) | |||
オストラヴァ・スヴィノフ駅 | 13.2 | ■ | ■ | ■ | オパヴァ方面、271号線(プラハ方面) |