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オサム・ジェームス・中川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
オサム・ジェームス・なかがわ

オサム・ジェームス・中川
2022年
生誕 1962年
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市
国籍 日本、アメリカ合衆国
職業 写真家
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オサム・ジェームス・中川(Osamu James Nakagawa、1962年 - )は、日系アメリカ人写真家[1][2]

中川はグッゲンハイム・フェローシップを受賞し、相模原市などから表彰されている。メトロポリタン美術館東京都写真美術館[3][4]ヒューストン美術館[5]佐喜真美術館などで国際的な展覧会を開催[6]。中川の作品は、現代写真美術館ジョージ・イーストマン美術館など、これらの美術館やその他の美術館のパブリックコレクションに属している。中川はインディアナ大学の写真学科の教授で、インディアナ州ブルーミントンに住み、活動している[7][8]

経歴

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1962年、ニューヨーク市にて日本生まれの両親、父親の中川武と母親の陽子の間で誕生[1][7]。父親の仕事でテキサス州ヒューストンに引っ越す15歳まで東京で育つ。高校卒業後、両親は日本に帰国したが、中川はヒューストンに残り、1986年にセント・トーマス大学スタジオアート学士号を取得した。中川は商業写真と編集写真のアシスタントとして2年間東京で働き、その後ヒューストン大学(MFA、1993年)で写真を学ぶためにアメリカに戻った。1998年、妻・知子と娘と共にインディアナ州に移住後、インディアナ大学芸術学部建築+デザイン学科に入学、写真学科のルース・N・ホールズ特別教授兼総合写真研究センター所長を務める[8]

脚注

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  1. ^ a b Cookman, Claude (2017年10月5日). “The Cycle of Life in Osamu James Nakagawa’s Photography” (英語). Limestone Post Magazine. 2023年2月7日閲覧。
  2. ^ LensCulture, Osamu James Nakagawa |. “Kai: Following the Cycle of Life - Photographs by Osamu James Nakagawa”. LensCulture. 2023年2月7日閲覧。
  3. ^ 平木修「第1回東京国際写真ビエンナーレ」アサヒカメラ、1995年6月
  4. ^ 「イメージの洞窟 意識の源を探る」 (東京都写真美術館)”. Tokyo Art Beat. 2023年2月7日閲覧。
  5. ^ Klaasmeyer, Kelly. “War/Photography” (英語). Houston Press. 2023年2月7日閲覧。
  6. ^ LensCulture, Osamu James Nakagawa |. “Osamu James Nakagawa”. LensCulture. 2023年2月7日閲覧。
  7. ^ a b Osamu James Nakagawa” (英語). John Simon Guggenheim Memorial Foundation. 2023年2月7日閲覧。
  8. ^ a b Osamu James Nakagawa: Faculty Directory: Faculty: Eskenazi School of Art, Architecture + Design: Indiana University Bloomington” (英語). Eskenazi School of Art, Architecture + Design. 2023年2月7日閲覧。