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オグネヴォイ級駆逐艦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
オグネヴォイ級駆逐艦
(30型 / 30-K型)
基本情報
艦種 駆逐艦[注 1]
運用者
就役期間 ソビエト連邦 1945年 - 1965年
計画数 24隻
建造数 1+10隻
前級 ストロジェヴォイ級 (7U型)
次級 スコーリイ級 (30-bis型)
要目
基準排水量 2,240トン
満載排水量 2,950トン
全長 117.0 m
最大幅 11.0 m
吃水 4.20 m
ボイラー KV-3型水管ボイラー×4缶
主機 蒸気タービン
推進器 スクリュープロペラ×2軸
出力 54,000馬力
速力 37ノット
兵装
  • 50口径13.0 cm連装砲×2基
  • 55口径7.6 cm連装砲×1基
  • 12.7mm機関銃×4挺
  • 533mm3連装魚雷発射管×2基
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オグネヴォイ級駆逐艦(-きゅうくちくかん、Ognevoy-class destroyer)は、ソ連海軍駆逐艦の艦級[1]。計画名は30型駆逐艦Эскадренные миноносцы проекта 30[1][注 1]

1938年から1940年にかけて少なくとも24隻の建造が発注されたものの、第二次世界大戦の終結前に竣工したのは1隻のみだった。戦後、更に10隻が小改正型の30-K型として竣工した。

概要

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ソ連海軍は駆逐艦増産計画によってグネフヌイ級ストロジェヴォイ級を量産したが、この駆逐艦には各種の欠陥があったため、これを改善した新型駆逐艦として、1937年に開発が開始されたのが本型である。グネフヌイ級からの改良点としては、艦首舷側の高さの延伸による耐波性・凌波性向上、船体強度強化、発電機の性能向上などである。

1939年より建造が開始されたが、まもなく第二次世界大戦が勃発したために建造は中断され、就役は戦後の1949年から開始された。後に本型には、対空・対水上捜索レーダー、射撃管制レーダー、ソナー系統、対空ミサイルなどが追加装備され、1960年代まで運用が続けられた。

同型艦

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  • オグネヴォイ
  • ヴラースヌイ
  • ヴヌシーテリヌイ
  • ヴイノースリヴイ
  • オブラスツォーヴイ
  • オダリョーンヌイ
  • オゾルノイ
  • オスモトリーテリヌイ
  • オトヴァージュヌイ
  • オトリーチヌイ
  • オホートニク

脚注

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注釈

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  1. ^ a b 直訳すると「艦隊水雷艇」となる。

出典

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  1. ^ a b Gardiner 1980, p. 332.

参考文献

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  • Gardiner, Robert (1980), Conway's All the World's Fighting Ships 1922-1946, Naval Institute Press, ISBN 978-0870219139 

関連項目

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