オカ川
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オカ川 | |
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ニジニ・ノヴゴロド市街 | |
水系 | ヴォルガ川 |
延長 | 1,500 km |
平均流量 | 1,300 m3/s |
流域面積 | 245,000 km2 |
水源の標高 | -- m |
河口・合流先 | ヴォルガ川 |
流域 | ロシア |
オカ川(オカがわ、ロシア語: Ока́アカー)は、ロシア西部を流れる河川で、ヴォルガ川最大の支流である。ロシア連邦のオリョール州、トゥーラ州、カルーガ州、モスクワ州、リャザン州、ヴラジーミル州、ニジニ・ノヴゴロド州を流れ、ニジニ・ノヴゴロドでヴォルガ川に合流する。長さは1,500km余り。
河川名
[編集]川の名は、スラヴ人が東方へ勢力を拡大する以前の11世紀頃までオカ川流域に住んでいたフィン・ウゴル語派の民族、メシュチョラ人(Meshchera)がつけた名に由来する。オカとは彼らの言葉で「川」を意味した。(同じくフィン・ウゴル語派のフィンランド語では、川は「joki」という。)
流域
[編集]かつて、オカ川のタルーサより上流には上オカ公国群(ベリョーフ、ノヴォシーリ及びオドーエフ、ヴォロティンスク、マサルスク、ズヴェニゴロド、カラチェフ、コゼルスク、ペレムィシリ、タルーサ及びメシチョフスク、ボリャチノ、オボレンスク)が乱立しリトアニア大公国の支配下にあった。ロシア有数の街、ニジニ・ノヴゴロドはオカ川とヴォルガ川の合流点を守る為に建設された。またロシアの首都モスクワは、オカ川の支流、モスクワ川に面している。
オカ川の中流部のメショーラ低地にはユネスコの生物圏保護区「オカ生物圏保護区」がある。一帯は3つの生物地理学的地域の境界線にあり、大部分は広葉樹林だが、南方タイガと森林ステップ地域もある[1]。ラムサール条約登録地でもあるオカ川と支流のプラ川の氾濫原には河川、三日月湖、フェンや森林に覆われた泥炭地があり、マガンが生息しているほか、ヨーロッパバイソンとソデグロヅルの繁殖センターも設けられている[1][2]。
支流
[編集]流域の都市
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “Okskiy Biosphere Reserve, Russian Federation” (英語). UNESCO (2019年5月). 2023年2月23日閲覧。
- ^ “Oka & Pra River Floodplains | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (1997年1月1日). 2023年2月23日閲覧。