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オオリス属

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
オオリス亜科から転送)
オオリス属
生息年代: 中期中新世現世
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: ネズミ目(齧歯目) Rodentia
亜目 : リス亜目 Sciuromorpha
: リス科 Sciuridae
亜科 : Ratufinae Moore1959
: オオリス属 Ratufa J.E.Gray1867
シノニム
英名
Oriental giant squirrels

オオリス属Ratufa)は、哺乳綱ネズミ目(齧歯目)リス科

南アジアおよび東南アジアにみられる大型の樹上性リス。4を含む[1]

ネコほどの大きさで、長いをもつ。インドオオリスは、体重2キログラム、頭胴長36センチメートル、尾長61センチメートル[2]

熱帯森林の上層に生息し、果実などを食べる。

先史時代には、この系統はより広範囲に分布していたと考えられる。例えば、オオリス属と思われる化石が、ランギアン初期(中新世中期、およそ1600万年前-1520万年前)のドイツ[3][4]、およびオーストリアから見つかっている[4]

分類

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4が属する[1]。和名および分布は、マクドナルド (1986, p. 155)[5]による。

ギャラリー

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脚注

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  1. ^ a b Richard W. Thorington, Jr. (2012). Squirrels of the World. Johns Hopkins University Press. p. 2 
  2. ^ *Prater, S. H. (1971), The book of Indian Animals, Mumbai: Bombay Natural History Society and Oxford University Press. Pp. xxiii, 324, 28 color plates by Paul Barruel., ISBN 0-19-562169-7 
  3. ^ Gee et al. (2007)Gee, Carole T.; Sander, P. Martin & Petzelberger, Bianka E.M. (2003): A Miocene rodent nut cache in coastal dunes of the Lower Rhine Embayment, Germany. Palaeontology 46(6): 1133-1149. doi:10.1046/j.0031-0239.2003.00337.x (HTML abstract)
  4. ^ a b Ratufa Gray, 1867”. The Global Biodiversity Information Facility GBIF Backbone Taxonomy (2013年7月1日). 2014年3月12日閲覧。
  5. ^ D.W.マクドナルド 編、今泉吉典 監修『小型草食獣 動物大百科 5』平凡社、1986年、155頁。 

関連項目

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