オオホウカンボク
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オオホウカンボク | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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オオホウカンボクの花
(沖縄県本部町 熱帯ドリームセンター) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
分類(APG IV) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Brownea grandiceps Jacq. | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Rose of Venezuela, Scarlet flame bean |
オオホウカンボク(大宝冠木[1]、学名:Brownea grandiceps[2])は、マメ科の常緑高木。
和名は豪華な花を咲かせることにちなむ。
形態
[編集]高さ10–20 mに達する高木。偶数羽状複葉で小葉は11対ほど。
頭状花序は明るい赤色の花が数十個密生し、直径20 cm近い大型の球形となる。各花は長さ5-8 cmの筒状で、雄しべは花冠から出る。
周辺から中心に向かって開花が進む。豆果は長さ約25 cm[3][4]。
分布
[編集]ベネズエラ原産[3][4]で、熱帯アメリカ・西インド諸島に分布する[1]。
利用
[編集]アメリカ大陸の最も美しい観賞用樹木とされ、鑑賞価値が高いことから、世界各地の植物園でしばしば栽培される[3]。
日本国内でも沖縄県の熱帯ドリームセンター[5][6]、京都府立植物園[7]、広島市植物公園[8]など、いくつかの植物園で栽培・展示が行われている。
脚注
[編集]- ^ a b “オオホウカンボク”. 美ら島(ちゅらしま)植物図鑑. 熱帯ドリームセンター 海洋博公園. 2024年4月30日閲覧。
- ^ (米倉 & 梶田 2003)
- ^ a b c (湯浅 & 前川 1987, p. 88)
- ^ a b (立石 1997, p. 40)
- ^ “熱帯ドリームセンター”. 海洋博公園 Official Site. 2024年5月4日閲覧。
- ^ “オオホウカンボク開花!”. 公園だより(ブログ). 熱帯ドリームセンター 海洋博公園 (2012年6月8日). 2024年4月30日閲覧。
- ^ “ブラウネア グランディケプス”. 見ごろの植物情報. 京都府立植物園 (2013年2月22日). 2024年4月30日閲覧。
- ^ “園長のおすすめ(オオホウカンボク)”. 広島市植物公園ブログ. 広島市植物公園 (2020年4月12日). 2024年4月30日閲覧。
参考文献
[編集]- 米倉浩司; 梶田忠 (2003年). “オオホウカンボク”. BG Plants 和名-学名インデックス (YList). 2024年4月29日閲覧。
- 湯浅浩史; 前川文夫『マメ科資源植物便覧』(財)日本科学協会、1987年。ISBN 9784887162266。
- 立石庸一「オオホウカンボク」『朝日百科 植物の世界』 5巻、朝日新聞社、東京、1997年、40頁。ISBN 9784023800106。
- オオホウカンボク 美ら島(ちゅらしま)植物図鑑 熱帯ドリームセンター 海洋博公園 2024-04-30閲覧
外部リンク
[編集]- オオホウカンボク開花! 公園だより(ブログ)2012年06月08日 熱帯ドリームセンター 海洋博公園 2024-04-30閲覧
- ブラウネア グランディケプス 見ごろの植物情報 平成25年2月22日 京都府立植物園 2024-04-30閲覧
- 園長のおすすめ(オオホウカンボク) 広島市植物公園ブログ 2020/04/12 2024-04-30閲覧
- ブロウネア 3.オオホウカンボク(マメ科ブロウネア属) 三河の植物観察(2024-04-30閲覧)