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オオバライチゴ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
オオバライチゴ
奇数羽状葉で棘のあるのがオオバライチゴ。
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : バラ類 Rosids
: バラ目 Rosales
: バラ科Rosaceae
亜科 : バラ亜科 Rosoideae
: キイチゴ属 Rubus
: オオバライチゴ Rubus croceacanthus
学名
Rubus croceacanthus H.Lév.
和名
オオバライチゴ

オオバライチゴ(大薔薇苺、Rubus croceacanthus H.Lév.)[1]は、バラ科キイチゴ属に分類される落葉低木の一種。九州南部~南西諸島には近縁のリュウキュウバライチゴ(琉球薔薇苺、R. okinawensis[2]が分布する。

特徴

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古くは琉球王国リュウキュウイチゴホウロクイチゴナワシロイチゴなどが「タカイチュビ」とされ栽培されていたという記録があり、首里城敷地内において展示されている。

近縁種

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静岡県、高知県、九州南部~沖縄諸島、石垣島、西表島、大東諸島に分布。別名オキナワバライチゴ、方言名インギイチブ。オオバライチゴとは葉表に毛がなく、裏面脈上に刺がない点などで区別される。オオバライチゴより鋸歯や葉先が尖り、小葉の間隔が詰まる。[2]

リュウキュウバライチゴの花。
リュウキュウバライチゴの果実。

脚注

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  1. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “オオバライチゴ”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2017年12月31日閲覧。
  2. ^ a b 大川智史・林将之(2016)『ネイチャーガイド 琉球の樹木 奄美・沖縄~八重山の亜熱帯植物図鑑』文一総合出版.