オオヌマトンネル
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概要 | |
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位置 | 日本・ 北海道 |
現況 | 事業中 |
所属路線名 | E5 北海道縦貫自動車道 |
起点 | 北海道亀田郡七飯町 |
終点 | 同上 |
運用 | |
管理 | 国土交通省 |
通行対象 | 自動車 |
技術情報 | |
全長 | 7,093m |
道路車線数 | 片側1車線(暫定2車線) |
設計速度 | 80 km/h |
幅 |
9.5m(本坑) 4.7m(避難坑) |
オオヌマトンネル[1][2](大沼トンネル[3]、とも)は、北海道亀田郡七飯町で建設中の北海道縦貫自動車道のトンネルである。
概要
[編集]七飯町西大沼地区の蓴菜沼付近から仁山地区の国道5号付近までを結び[4]、施設では大沼公園IC(森町内)と七飯IC(仮称)の間に位置する。大沼公園IC以南は新直轄方式での建設となっているため、開通した際の通行料は無料の予定である。
延長は7,093mを予定し[5]、完成すればえりも黄金トンネルを超え北海道最長の道路トンネルになる。道路トンネル非常用施設設置基準におけるトンネル等級は最高のAAであり、本坑から30-40m西側に避難坑を設けている[4]。
避難坑が設けられたトンネルは北海道開発局管轄トンネルでは初であり[4]、道路法の規定で、危険物積載車両は5,000mを超える道路トンネルを通行することが出来ないことから、道内で初めて危険物を積んだ車両が通行することが出来ない道路トンネルになる予定でもある。
施工
[編集]通過する一帯は火山砕屑岩類や溶岩類が分布し、火山活動に伴う熱水で変質した区間の存在が想定されている[4]。
複雑で脆弱な地質での施工であるため、先行して避難坑を2017年(平成29年)度から西大沼・峠下の2工区に分け先行整備することとなり、NATM工法で双方の坑口から掘削している[4]。避難坑については西大沼工区が2024年(令和6年)度末まで、峠下工区が2025年度(令和7年度)末までの工期を予定している[4]。
この知見をフィードバックさせた上で、本坑は2022年(令和4年)度からの着工を予定している[3][4]。
隣
[編集]脚注
[編集]- ^ 特集・日本道路公団北海道支社 No.2
- ^ 北海道縦貫自動車道 七飯~大沼 再評価原案準備書説明資料 (PDF) - 北海道開発局
- ^ a b 木村, 直人 (2022年1月20日). “道縦貫道大沼トンネル、2022年度に車道部分着工へ”. どうしん電子版 (北海道新聞社). オリジナルの2022年1月20日時点におけるアーカイブ。 2022年1月29日閲覧。
- ^ a b c d e f g “オオヌマトンネル本坑着工へ 道縦貫道七飯―大沼間”. e-kenshin (北海道建設新聞社). (2022年1月31日). オリジナルの2022年2月2日時点におけるアーカイブ。 2022年2月2日閲覧。
- ^ 北海道建設新聞社 オオヌマトンネルに640億円見込む-開発局が11事業を再評価 - 2011年11月21日