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エロツズマブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
エロツズマブ?
モノクローナル抗体
種類 全長抗体
原料 ヒト化
抗原 SLAMF7 (CD319)
臨床データ
販売名 エムプリシティ, Empliciti
ライセンス EMA:リンク
胎児危険度分類
  • US: X
法的規制
  • JP: 生物由来製品、劇薬、処方箋医薬品
  • US: -only
薬物動態データ
生物学的利用能100% (IV)
半減期147時間
データベースID
CAS番号
915296-00-3 ×
ATCコード L01XC23 (WHO)
IUPHAR/BPS英語版 8361
DrugBank DB06317 ×
ChemSpider none ×
UNII 1351PE5UGS チェック
KEGG D09337
化学的データ
化学式C6476H9982N1714O2016S42
分子量145.5 kg/mol
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エロツズマブ (Elotuzumab, 製品名 Empliciti / エムプリシティ, ブリストル・マイヤーズスクイブ製造販売)は ヒト化モノクローナル抗体 のひとつであり、 多発性骨髄腫 の治療に用いられる。[1] 薬理作用は SLAMF7 に対する抗体で、腫瘍細胞への細胞傷害性である。[2]

効能・効果

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多発性骨髄腫

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2014年5月に多発性骨髄腫に対して"ブレークスルー・セラピー"と FDA に指定された。[3] 2015年11月30日には、すでに一から三通りの治療を受けた難治性・再発性多発性骨髄腫に対してFDAが承認した。 エロツズマブはレナリドミド および デキサメタゾンと併用される。 エロツズマブの静脈内投与前には、デキサメサゾン と ジフェンヒドラミンラニチジンアセトアミノフェンが前投薬として投与される。 2016年5月にEC/EUで同様の承認を得た。[4]

参考文献

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  1. ^ Press Announcement—FDA approves Empliciti, a new immune-stimulating therapy to treat multiple myeloma”. U.S. Food and Drug Administration. 3 December 2015閲覧。
  2. ^ Empliciti (elotuzumab) for Injection, for Intravenous Use. Full Prescribing Information”. Empliciti (elotuzumab) for US Healthcare Professionals. Princeton, New Jersey: Bristol-Myers Squibb Company. 2015年12月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月9日閲覧。
  3. ^ "Bristol-Myers Squibb and AbbVie Receive U.S. FDA Breakthrough Therapy Designation for Elotuzumab, an Investigational Humanized Monoclonal Antibody for Multiple Myeloma" (Press release). Princeton, New Jersey and North Chicago, Illinois: Bristol-Myers Squibb. 19 May 2014. 2015年2月5日閲覧
  4. ^ BMS gets two new cancer approvals in Europe. May 2016

外部リンク

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